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ミ=ゴ(Mi=go)

別名「ユゴスよりのもの」。マイ=ゴウと表記されたりもする。
どこか蟹や昆虫を思わせるようなピンク色の体に、扇形の翼を持っている。
胴体には三対の手足が生えており、頭は触角に覆われ楕円の形をしていて、渦を巻いている。
頭部をさまざまに変色させることができ、それによって遠くの仲間と交信をしたりする。
動物というよりは菌類のそれに近い性質を持っているため、「忌まわしい菌類生物」と評されることも。
また、その体は既知の物質ではないため、写真などにおさめることが出来ない。
ヒマラヤやアパラチア山脈の奥深くにコロニーを作り、人目につかぬよう作業をしている。
また、特別に選定した人間を雇ったり相談をすることで、より円滑に作業が進むようにしている。
ミ=ゴ側からの人間の接触はあまりなく、むしろ人間の目に付くことを避けている。

ミ=ゴの技術力を現すものとしては銀の円筒がある。
何か地球外の金属によって作られたこの円筒は、「外科手術と呼ぶのはあまりにも粗雑過ぎる手術」によって取り出された人間の脳髄が収められる。
そして特殊なコード類を接続することにより、脳髄に視覚情報などを与えることができる。
つまりは、この円筒に収められた脳は、生きたまま、見聞きができ、設備次第ではしゃべることも可能とされているのだ。
こうして取り出した脳髄を収めた円筒は、ただちにミ=ゴの手によってどこかへと持ち去られてしまう。
その目的は、望む人間に、人間の肉体では辿り着けない宇宙の深淵などを見せるためであると云われている。

余談だが、フリッツ=ライバーの著した「アーカムそして星の世界へ」において、ロード・アイランド病院にて死亡したH・P・ラヴクラフトの脳髄が、ミ=ゴによって円筒に収められ持ち去られたことをほのめかす一文がある。
そのため、クトゥルフファンの間では、ラブクラフトは今も自身が熱望してやまなかった星々や宇宙の驚異を堪能している、ということが囁かれていたりする。
何人もの人間によって作られたクトゥルー神話は、ついにその生みの親すらも己が範疇としたのだ。