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滲出性中耳炎

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匿名ユーザー

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近所の耳鼻科医のお話 聞いてきました

  耳管は、中耳という鼓膜の奥の空洞と、鼻の奥をつないでおり中耳の気圧を調節しています。
たとえば、高い山や、エレベーターで急に高い階に登ったり降りたりした時や、飛行機や登山電車に乗ったり、車に乗って高低差のある所を走ったり、潜水や新幹線がトンネルに入った時に耳がツンとすることがありますが、通常は唾を飲むと元にもどります。

唾を飲む運動によって耳管が開き、中耳と外気圧が等しくなって耳の不快感がとれます。
この状態が続くと、いよいよ滲出液という黄色から紫色の液体が、中耳の中にたまり始めます。

外から観察しますと、透明な鼓膜をとおして、中耳の中に、金魚鉢の中の色水を見ているように見えてきます。
この場合は、咽頭扁桃の肥大(アデノイド)そのものや、肥大の原因えお取り除いてやれば良いわけで、前者では、アデノイド切除という手術、後者では、鼻の炎症、のどの炎症状態を取り除き、耳管への通気状態を改善してやれば良いわけです。

また50歳以上の大人の場合では、耳管機能の衰え(耳管粘膜の表面には、繊毛という、細胞の突起があって、中耳の分泌物を鼻の方へ送り出す機構があり、この機構の衰え)に原因を求めています。
しかしここ10年ほど前から異常に、幼児、小学生低学年生に、滲出性中耳炎が、急増しています。
ある最近の調査によりますと、特に幼少児では親も気ずかない無自覚のものも含めて約5人に一人は、この状態を持っているのではないか、といわれています。
なぜこれほど増えてきて、その上、前にのべたような耳管の問題だけでは理解できない、治りにくい滲出性中耳炎が、多くなってきたのか? 
丁度アレルギー性鼻炎、花粉症の増加と同じような増加傾向をとっています。
この原因として、食物の西洋化、添加物の使用、排気ガスの影響などが推定されています。

滲出性中耳炎の代表的な治療法は、段階としては次のようになります。
1 服薬(西洋薬から漢方薬)
2 鼻、のどの治療
3 耳管通気という鼻から耳管へ直接、少しでも、空気を送り込み滲出液と置き換える方法
4 鼓膜切開といって、鼓膜に小切開を行い、中耳内の液体を吸い出す方法
5 鼓膜に、細長いチューブを留置して、?の切開法より長い時間切開孔を開けておく方法
6 アデノイドの外科的切除
7 中耳の外科的手術
 残念なことに、このような療法にも抵抗性を持った、治りにくい滲出性中耳炎が増えてきています。
医師の間でも現在、様々な説、方法があり、はっきりとした根本的治療法が確定していないのが現実です。
最近のこのような滲出性中耳炎でも、滲出液の溜まるだけで鼓膜―中耳の大きな変形のない時には、?の方法を除いて、待期的に治療しています。
また、その治る時期にかんしては、
(1)乳児から幼児に変わる時期(3才)
(2)幼児から小学生らしさ(学童)に変わる時期(入学期=6才)
(3) 学童から児童(少年らしさ)に変わる時期(9才=3年生時)に、大部分の子供は、軽快するか、治癒してしまうことが多く、これは、この時期に、親が見ても 顔付きが変わることと関係があるそうで、顔付きの変化は、顔面の変化になり、それは頭蓋骨全体の変化を意味し、結局、鼻腔の奥の変化(耳管周辺の構造的拡 大や、アデノイドの縮小、耳管そのものの滲出性中耳炎を起こしがたい形態への変化)を起こし、自然に治るのが一般的な経過と思います。
しかしそれ までには、長い経過をたどったり、反復したりすることがあります。その間、人の問いかけに反応しなかったり、テレビの音を必要以上に大きくしたり、聞こえ ないために生返事をしているうちに授業や、人と付き合うのが苦手になったりする影響は、無視できないと思います。
この間、?-?の治療が必要になり、中耳の大きな変形をさせないようにしたいと思います。一度変形をきたすと(鼓膜の癒着や、耳小骨の固着など)手術が必要になります。
滲出性中耳炎の、軽いうちの治療と、慢性化した場合は、つぎのより悪い段階に進まないように処置を受けることが、必要だと思います。

   だそうです


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