東野圭吾「容疑者Xの献身」(2005)

評価

★★★★

ひとこと

ガリレオシリーズの初の長編。
東野作品は「手紙」や「秘密」など、小説として読む方が面白いものも多いですが、小説は「ガリレオシリーズのミステリ」の「倒叙」として向き合うとよいかな。
もちろん東野圭吾特有の“ドラマ”はある。ドラマを求める人には「映画版」もお勧め。尤も終わり方のインパクトは小説の方が上だと思うけど。

分類



ネタバラシ作品(この本より先に読め!作品)

ネタバラサレ作品(この本より先に読むな!作品)



気になる表現

人に解けない問題を作るのと、その問題を解くのでは、どちらが難しいか。
ただし、解答は必ず存在する。(p166)

この世に無駄な歯車なんかないし、その使い道を決められるのは歯車自身だ。(p370)

メモ

  • 四色問題

参考

主人公

石神哲哉:高校数学教師
湯川学:天才物理学者

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最終更新:2011年11月13日 00:09