阿刀田高「シェイクスピアを楽しむために」(2002)
評価
★★★☆
ひとこと
手にとった直接的なきっかけは、
クリスティの「春にして君を離れ」を読んだからだけど、古くからの積読でした。
わりと最近、「ベストセラーのあらすじなんか読むのは愚の骨頂」的なエッセイを読んだ気がするのですが、(たぶん
岡崎武志の「読書の腕前」だと思う)、そんなむつかしく考えなくたっていいんじゃないかなーと思う。
大人になってから何作かシェイクスピアを読んでみた。オセローとかハムレットとか。
あとはガラスの仮面(!?)のお蔭で「夏の夜の夢」も、オケをやっていたので「ロメオとジュリエット」もメインスト―リはかなり正確に頭に入っていると思う。
でも正直上っ面しか分からなかった。
そんな人が再度シェイクスピアにきちんと興味を持つためには、こういう入門書が必要だと思う。
イギリス人の常識である「シェイクスピア」を改めて読んでみようと思った一冊でした。
そして、豊かな知識を持ちながら初心者のところまで降りてきて興味を湧き立たせる阿刀田氏の筆力に脱帽です。
分類
目次
- 人殺しから五十二年
- 暗愁のハムレット
- 恋はロミオとジュリエット
- 黒いからオセロー
- まどろむ夏の夜の夢
- ベニスの商人もりだくさん
- ジュリアス・シーザーに追悼
- 史実のヘンリー四世
- 騎士とウィンザーの陽気な女房たち
- 悪の楽しみリチャード三世
- 花とマクベスの丘
- リア王は乱れる
メモ
- ギリシャ古典劇・・・運命の悲劇
- シェイクスピア悲劇・・・性格の悲劇
- シェイクスピア史劇・・・13cジョン王~16cヘンリー八世のイギリス王室の物語を指す
参考文献
シェイクスピア作品
- ヘンリー六世(第一部・第二部・第三部)
- ビーナスとアドーニス
- リチャード三世
- 間違いの喜劇
- タイタス・アンドロニカス
- じゃじゃ馬ならし
- ソネット集
- ルクリースの凌辱
- ベローナの二紳士
- 恋の骨折り損
- ロミオとジュリエット
- リチャード二世
- 夏の夜の夢
- ジョン王
- ベニスの商人
- ヘンリー四世(第一部・第二部)
- から騒ぎ
- ヘンリー五世
- ジュリアス・シーザー
- お気に召すまま
- 十二夜
- ハムレット
- ウィンザーの陽気な女房たち
- トロイメライとクレシダ
- 終わりよければすべてよし
- 尺には尺を
- オセロー
- リア王
- マクベス
- アントニーとクレオパトラ
- コリオレーナス
- アテネのタイモン
- ペリクリーズ
- シンベリン
- 冬の夜の物語
- テンペスト
- ヘンリー八世
最終更新:2010年08月21日 17:35