貴志祐介「狐火の家」(2008)

評価

★★★☆

ひとこと

シリーズ2作目。テイストの異なる密室4作。
単なる物理トリックや心理トリックに走らないところに好感がもてた。
全体的にはやや読後感が悪いのは、作者の特徴か。

キャラクター設定はやや難あり。
リアリティを追求すると苦しくなる気がするので
赤川次郎の妻は刑事、夫は泥棒シリーズみたいにユーモアに走ってもよいのではないか?


分類


目次

  • 狐火の家(2005)
  • 黒い牙(2007)
  • 盤端の迷宮(2007)
  • 犬のみぞ知る Dog knows(2008)


ネタバラシ作品(この本より先に読め!作品)


ネタバラサレ作品(この本より先に読むな!作品)



気になる表現




メモ

  1. 施錠された田舎の一軒家で娘が殺されていた事件。発見者は父親。謎解き編がやや消化不良。★★
  2. 密室の中、毒蜘蛛に刺されて死んだ男。ラストの不気味さは秀逸。★★★★
  3. ドアチェーンのかかったホテルの一室で刺殺された男。why do itと言った方がよいかも。★★★
  4. 東川篤哉風なユーモアミステリ。★★


参考文献


主人公(or探偵役)

  • 弁護士 青砥純子
  • 防犯コンサルタント 榎本怪

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最終更新:2012年06月17日 19:40