四宮 かぐや(しのみや かぐや)
性別:女性
部活動:弓道部
誕生日:1月1日
血液型:AB型
身体的特徴:美少女
家族構成:父・兄・兄・兄
本作の主人公の一人。
私立秀知院学園高等部2年A組。現生徒会の副会長を務めている。
日本四大財閥の一つで、総資産200兆円を誇る「四宮グループ」の令嬢である。
容姿端麗、頭脳明晰、文武両道、才気煥発。まさに才色兼備と言える美貌と超人的な天賦の才を持ち、何事も高いレベルでこなすことができる。
そのせいか無意識的に他人を見下す性格をしており、相手が使えるか否かを脳内で瞬時に判断している。
人前ではその性格を表に出さず、気品に溢れた佇まいをしている。
校内でも特に気品に溢れる人物とされており、そんな姿にあこがれた人々による「かぐや様FC(ファンクラブ)」なるものが発足したとか。
長めの髪を後ろで括った髪型、ルビーの様に美しく澄んだ瞳、スレンダーながら均整の取れた体つきと非の打ちどころの無い美少女である。
ボディラインに自信はあるものの、友人の
藤原千花の巨乳を見て嫉妬の炎を燃やすなど、自身の比較的小さい胸にコンプレックスを抱いている。
入学当初は何者も寄せ付けないような刺々しい雰囲気を纏っていた(通称:氷のかぐや)が、生徒会に抜擢され生徒会役員として社交性を磨く中で
白銀御行の人柄に触れ、「人に好かれる努力」をした。
結果、現在は立派なアホとして副会長の業務を遂行している。
基本的には利己的な考えをする彼女だが、困っている子供を見ると放って置けなくなり遅刻覚悟で送ってあげるなど優しい一面をのぞかせることもある。
またプライドが非常に高い為、一度引き受けた頼みや自ら宣言した事に関しては意地でも遂行し、守り抜こうとする。
四宮家の御令嬢として四宮家別邸と呼ばれる豪邸に住み、身の回りのことは全てメイドやハウスキーパーが行い、学校の送り迎えは専用車で行い、昼食は選び抜かれた三ツ星シェフが出来たてを学校に届けてくれるなど、超が付くほどの箱入り娘である。
そのため世間をあまり知らず、金銭感覚が狂っていたり恋というものについてあまり理解していなかったりする。
その弊害か、性の知識がMAXキス止まりでそれ以上の事は都市伝説レベルの話だと考え、初体験をキスの事だと勘違いしていた。
白銀御行に好意を抱いており、願わくばあんなことやこんなことをしようとしている。
かぐやから白銀への好意はどう見ても明らかだが、かぐや自身がプライドが高く素直では無い為に全く認めようとしない。
白銀から告白してくればギリのギリギリ可能性があると考えており、白銀から告白されるのを待っているうちに半年が経過。
その間に思考は昇華し「いかにして白銀に告白させるか」と考えるようになってしまう。
以降、四宮家の財力や権力を使ったやたらと回りくどい作戦で白銀会長に告白させようとする。本当にお似合いの二人である
実際に白銀会長から好意に等しい言葉や激しいボディタッチなどの攻撃(?)を受けると「はれぇ――!?」とテンパってしまい、作戦の続行が不可能になり最悪の場合倒れて病院に送られる。
なお、その際の診断結果は「恋の病」。
最近は白銀会長に対する好意が高まり過ぎて心身ともに制御が効かなくなっている為、ルーティーンと呼ばれる精神状態のリセット術を覚えた。
この術を覚えたことで、白銀会長が多少激しいスキンシップをしても即座に氷のかぐや状態まで精神状態を落ち着かせることが可能となった。
しかしこのルーティーン、発動条件が「右手で左頬に触れる」というものの為、右手を封じられると精神状態をリセットできずに高まった白銀会長への好意で暴走する。
また、ルーティーンは使用しすぎると効果が薄まるという欠点がある。
嫉妬深く、白銀会長と藤原書記が仲良くしている(かぐや目線)と心の中で藤原書記をかなり辛辣な言葉で罵ることがある。以下はその一例である
- 人の姿をした家畜
- プライドが無く他人に依存する事にばかり長けた寄生虫・
- 胸ばかりに栄養が行ってる脳カラ
- 地球の癌
- なんの躊躇いもなく男に躰を預ける性欲の化身
- 男を食い物としか見ていない下賤の女
…等。
しかし友情自体は本物のようで、藤原書記が落ち込んでいると慰めたり困っていると助けたりする。
上記の暴言を心の中で吐いた後も、自分に都合の良さそうな展開になると一瞬で掌を返す。
普段は常にこのように頭脳をフル回転させているかぐやだが、風邪をひく、眠たくなる等の頭の回転が鈍くなる状態に陥ると逆に常人よりはるかに頭の回転が悪くなり、ありていに言えば幼児化する。
この間起きたことはかぐやの中では全て夢のようなものであり、頭脳の回転が戻った際には一切記憶に残らない。
この状態のかぐやは白銀会長に対する好意を一切隠さなくなり、添い寝にまで誘う始末である。
モチーフとなった竹取物語の登場人物は言わずもがな、かぐや姫。
悪びれもせず男を引っ掛けまわしその人生を滅茶苦茶にした挙句、知らん顔して月に帰る傍若無人を地で行く相当性格の悪い女(作者談)。
かぐやもこの性格を踏襲している。
アホ化が進んでいるのは現在でも同じだが、最近は輪をかけてアホ化が進行しており、早坂から「昔はこんなにアホじゃなかったのに…」と涙を流されるほどになっている。
彼女の成長(?)も今後の楽しみの一つであると言えよう。
最終更新:2019年03月21日 00:39