城主
穝所元常(穝の字は、禾偏に最)
岡与左衛門
別名
遺構
曲輪・土塁・横堀(畝堀?)
歴史
天文年間に穝所元常が築城したとされる。
概要
現在は龍ノ口八幡宮になっている。龍ノ口山の別峰(標高220m)に置かれた連郭式山城で、総延長200メートルに渡る。
頂部に本丸を構え、本丸東に四段の曲輪を並べその先に帯曲輪を置きその先に馬場状の大手曲輪を配置している。さらに本丸西尾根に人為的加工の甘い曲輪を二段配置してある。さらに、出丸を龍ノ口山山頂においている。
戦闘拠点は、本丸と大手曲輪が中心になると思われる。
縄張り図
所在地
岡山市中区祇園
交通
自家用車
龍ノ口森林公園に駐車出来るスペースがある。
公共交通機関
JR津山線 駅から徒歩 分で登山口に着く
登城口
龍ノ口八幡宮神社が城跡なので神社の登り口から登る。
注意
龍ノ口八幡神社西の登り口は急になっているので注意すること。体力に自信がなければ東の登り口から。
写真
遠景写真
城内写真
登城記録・感想等
ぴっちゃん 09/11/08 (晴)
龍ノ口山にあると聞いたので、ちょっと行ってみました。最初は龍ノ口山に城跡があるとおもい山頂(頂部は平坦地があることはあるんですが・・)を目指すも、何にもなく諦めて北にある(学問の神様といわれる)龍ノ口八幡宮に寄ることにしました。
するとこちらが城跡で、きちんと説明版もここにありました。
神社になっているのでどこまでが城跡なのか分かりません&神域なので立ち入り禁止という立て札がいろんな所に立っているので、むやみにはいることができません。
しかし鳥居を越えしばらく歩くと、見事な堀切が参道の横に延びています。この堀切は底に畝のようなものがありますが、畝堀なのでしょうか?あんまりこっちでは畝堀は見たこと無いんですが・・。
そこを越えて登ると南面に見事な高い土塁(約2×70メートル)がそびえた曲輪が突如出現します。コレと先ほどの堀だけで、城跡にきたなぁと実感でき満足です。
そしてその先に歩いていきますがここから先は神社になっていてずいぶん改変されているみたいで、拝殿がある場所がかなり高くなり、その奥の本殿も少し高くなっているのでここが本丸なのでしょうか?眺めは非常に良かったです。対岸にある舟山城も見ることができました(この神社の部分をうろうろするも明確に城跡の痕跡を見ることができませんでした)
神社の北側にも曲輪のような平坦地があるので、こちらも城跡になるのでしょうか?
そこから先は、急な登山道というか・・(西からあがる)参道になっているので先ほどの場所までが城跡なのでしょうか?
あまりうろうろできませんでしたが、東側が非常に城跡っぽかったのでそれを見るだけでもくる価値があるかもです。
なお先ほどかきましたが、この龍ノ口八幡宮は受験の神様なので初詣や受験祈願でも有名なので城跡を見るよりも、神社に行く人のほうが圧倒的に多いかもです。
参考文献
「日本城郭大系 13」 「岡山市史」
更新日
2010年01月16日
最終更新:2010年01月16日 00:49