AnotherMoon/Archive
【区分定義:マテリアル(制御クラス:Self)】
世界の裏側、通称【大図書館】。
マテリアルの一つで、
パノラマの事象、想念、感情などの所謂《運命》が記録されている《本》が大量に管理されている。
神の血を引く存在は基本的に出入りが自由な空間である。
また、居場所を失った神々が気まぐれで居座っていたりもする。
用語
▽【本型の運命記録】
パノラマや箱庭の住人には解読不可能な言語で書かれている。
多くのパノラマの現住人は、たった一文字を認知するだけでその莫大な情報量に発狂するとされる。
本の内容としては、輝く文字の輪の回転を見るという者や流れる映像を見るという者もいるため、閲覧者の性質によって見え方は変化する。
書物の形式をとってはいるが、通常の意味での読書には適さない。
閲覧行為は高度な精神耐性と特異な知的嗜好を要するため、ごく一部の者のみが接触を試みる。
大図書館外に持ち出すことは不可。
▽【大図書館の司書】
大図書館の本を守り、管理する為の存在。
総じて侵入者には容赦が無い。
アカシックレコードの周囲環境の維持や保護も職務に含まれる。
司書の大半は、他のマテリアル世界や箱庭世界で居場所を失った者であり、種族はバラバラである。
▽【アクセスについて】
ごくまれに夢や生死の境目に見る幻として、パノラマや箱庭の現住人の意識のみが大図書館にアクセスすることがある。
特定条件を満たした意識体に限り、その存在する世界に関する記録の限定的閲覧が許可される。
▽【侵入者】
なんらかの禁術を使いアカシックレコードに無許可で大図書館にアクセスした者。
また、閲覧対象外の本を読んだ場合も侵入者として扱われ、司書から排除される可能性が極めて高い。
▽【アカシックレコード】
大図書館の最高責任者で大図書館そのもの。
全てのパノラマ世界の運命を記憶、保管する存在。
言葉を喋ることはない。
最終更新:2025年09月22日 10:15