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4話


薩摩に子細不明の一軍があると聞く。
豊臣の如何な侵略も阻み続けているとか。

何をそんなに急いておる。

先だって川中島へ奇襲をかけたと思えば
撤退した伊達を追って奥州に赴き
軍師片倉小十郎を捕えたのだとか。
長く潜伏しておった割に…

5話


長曾我部の要塞富嶽…
あれは良い物よ。

6話


そのままこちらへ参るがよい…長曾我部よ。

全ては策の内よ。
捨て時を誤らば、駒の持ち腐れとなろう。

我が同盟を拒んでおれば、豊臣が長曾我部に近づいたであろうことは致命。
何れかと結託し、何れかをねじ伏せ、九州制圧の地固めを成すのが豊臣の…
竹中半兵衛の目論見…
我はそれを利用せんとしておるまで。

四半時遅い、計算よりも多くの船を沈められたわ。

赤川、船を全て下がらせよ。

それはあり得ぬことであろう。

如何したのだ。

甲斐の武田…
あれしきの数で何をしに参ったか。

8話


我が望むは安芸の安寧…
他国がどうなろうと、知ったことではない。
容易く他者を信ずれば、即寝首を掻かれよう。

9話


いつまでも富嶽などと呼ぶでないわ。
この要塞は既に我が毛利の物ぞ。

決まっておるであろう。
これは毛利の要塞だと言った。

他に何があると申すのだ。

作業をもっと急がせよ。
予定通り終らせるのだ。
寝る間など与える必要はない。

我は暫く安芸を離れる。

これも豊臣を欺くための策よ。

全て我の計算通り。

水軍の配備はどうか。

薩摩に蠢く一党、所詮は寄せ集めにすぎぬ。
束ねるのが誰であれ、我が策に拝復致すは致命。
容易き戦よ。

10話


所詮相手は雑魚の群れ。
愚にもつかぬ弱兵ばかり。
討ち払え!日輪の子らよ!

馬鹿の一つ覚えに伏兵戦術を逆手に取れば易いと見たが
寄せ集めの軍にしてはよくやる。
ほどなくこの地へは九州北端より豊臣の別働隊が差し向けられよう。

我を薩摩ごと葬り去れとの命を帯びてな。

行け、捨て駒どもよ。
そなたらの死の先に、我の勝利あり。

今が機である!
要塞日輪、進撃せよ!

いざ、昇陽の時を迎えようぞ!

11話


豊臣…第六天魔王の没するを待ち、織田に代わって天下を狙う…
差し詰め死肉を漁る獣よ。

ではその酒、貴様喫してみよ。

赤川元康…貴様が豊臣の間者であったこと、もとより我の計算通り。
我を謀殺致すこの期を得るため、結果、最後まで我の為によく働いてくれた。
竹中半兵衛よ、貴様の捨て駒には重宝したわ。

主砲、天陽の鎚を起動させよ!

豊臣よ、思い知るがよい。

放て!

これぞ、我が抜かりなき策…
例え富嶽を腕一本で沈めた豊臣秀吉であろうともこの日輪が誇る主砲
天陽の鎚を阻むことは出来ぬ。
何人も指一本触れられぬものの前に、力など無意味。
日輪の威光…その加護を受けし者…
それ即ち、我が天下人たる必然なり!

12話


排除致せ。

放て!

どこの捨て駒かと思えば、厳島で我以上に兵を捨て駒扱いした
武田の将ではないか。
よもや生きておったとは…

はた迷惑な横槍とはまさにこのこと。
去れ。貴様に興味などなし。

我が駒よ、どれだけ死のうと構わぬ。
敵を全て討ち取るのだ!

愚かな…よもやこの日輪をたった二本の槍で止めるつもりではあるまいな。

あまりに粗末な策よ。

これぞ真の捨て駒…捨て駒としての理想…!
我の捨て駒どもにも、見習わせたいものよ!

捨て駒は捨て駒らしく、無様に散るがよい!

参の星よ、我が紋よ、日輪に捧げ奉らん。

捨て駒に我は止められぬ!
天陽の鎚を起動させよ!

全て、我の計算通り。

この者は…日輪より賜りし比類なき灼熱よりも
熱う燃え盛るなどと…

我の計算を…超えておるだと…?

我が敗れるなど…あり得ぬわ…





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最終更新:2010年10月17日 20:36