このページでは、「温泉むすめに初めて触れる」「初めてライブに参加する」という方向けに、まず始めに聴いていただきたい楽曲をピックアップします。まだ載せ足りない気持ちもあるのが正直なところですが、特に1-1から1-4と2-1の計5曲は外せない楽曲ですので、ぜひご一聴を。


1. 全体曲

特定のキャラクターで構成されるユニットの枠を超えた、温泉むすめを代表する楽曲たちです。
コンテンツにとって大切な曲であり、ライブでも高頻度で披露されます。

1-1. 「未来イマジネーション!」 / SPRiNGS(2017年)

2017年に『温泉むすめ』というコンテンツが始動した際、温泉むすめの「テーマソング」とされた、記念すべき始まりの楽曲。本来は温泉むすめのメインユニット・SPRiNGSの楽曲ですが、ライブイベントの際もSPRiNGSメンバーの出演に関わらず大半のライブで披露されています。


1-2. 「咲かせよ 沸かせよ バンバンBURN!」 / 佐伯伊織(2018年)

初めて「温泉むすめの全体曲」として制作・披露された楽曲。歌詞中にも「温泉むすめ」という単語が盛り込まれており、ライブでの楽曲紹介では「温泉むすめの名刺代わりの1曲」と称されることが多いです。音源上での歌唱は普段温泉むすめで下呂美月役を演じる佐伯伊織さんが1人4役を務め上げています。


1-3. 「未来の彼方」 / 草津結衣奈・コーラス:尖石内湾(2018年)

上述の「未来イマジネーション!」を想起させるタイトルに、未来のさらに先を覗かせる全体曲。温泉むすめのコンプリートアルバムでは非ユニット曲盤の堂々1曲目を飾った実績があるほか、他コンテンツとのコラボの際にも温泉むすめの代表として本楽曲が抜擢されたこともあります。


1-4. 「追伸、ありがとう」 / ゆのはな選抜(2018年)

温泉むすめのファン、そして実際の温泉地の方々など、コンテンツを支える人々に向けて書かれた楽曲。歌唱キャラクターは東日本大震災と熊本地震の被災地から選抜されています。上述の3曲とは一線を画す、しっとりと「聴かせる」サウンドが大きな特徴です。



2. ライブ定番曲

上述の全体曲とは立ち位置が少し異なるものの、楽曲として人気が高く、ライブでも音源上の歌唱キャラクターの出演有無とは無関係に披露される頻度が高いものをピックアップしました。ライブイベントへの参加予定がある方で、楽曲の予習がしたい方は必聴です。

2-1. 「青春サイダー」 / SPRiNGS(2017年)

温泉むすめで最も知名度を持つ楽曲。各種音楽ストリーミングサービスでの再生数はもちろん、ライブ披露回数も上述の全体曲4曲を上回り、もはや披露しない方が珍しい状態となっています。また、いわゆるタオル曲であり、ライブのレギュレーションが公表されると同時に本楽曲の披露が予告されてしまうこともあります。


2-2. 「おはようジャポニカ」 / SPicA(2017年)

SPRiNGSのユニット内ユニットであるSPicAの楽曲。歌詞の一部が歌唱キャラクターの3人に特化したものとなっていますが、ライブでは当該箇所を当日出演する別のキャラクター用に改変した上でカバー披露されたこともあるほか、大型ライブイベントのアンコールとして20名以上で披露された実績もあります。また、コールも多いため非常にライブ映えする盛り上がりやすい楽曲です。


2-3. 「Petit Etoile」 / petit corolla(2017年)

petit corollaのシングル『ハミングDays』に収録されたカップリング曲。カップリング曲でありながらその人気は極めて高く、YouTube Musicでの再生数はシングル表題曲はおろか前述の全体曲をも上回り、温泉むすめの楽曲としては「青春サイダー」に次ぐ2番目につけています。またライブでのキュートな振り付けにも定評があります。


2-4. 各出演キャラクターのソロ曲

一部のキャラクターにはソロ曲が用意されているため、ライブの出演キャラクターがソロ曲持ちの場合、そのキャラ自身のソロ曲が披露される可能性が高まります。また特に2022年以降、温泉むすめが主催する音楽ライブイベント開催に合わせて新たにソロ曲が制作される例も多くなっています。
なお、2025年2月までに開催されたライブイベントで「当日出演予定のないキャラクターのソロ曲が他のキャラクターによってカバー披露された」といった実績はなく、今後もその可能性は極めて低いと言えます。


3. その他、おすすめの楽曲

全体曲ではなくライブで披露されることも多くはありませんが、ぜひとも聞いていただきたい楽曲を厳選しました。

3-1. 「70億分の9の奇跡」 / SPRiNGS(2017年)

王道アイドルソングで、タイトルからしても9人組のSPRiNGSのための楽曲。実際にライブ披露実績は2025年2月時点でもSPRiNGSにしかないものの、シンプルに良い曲なのでおすすめです。


3-2. 「純情-SAKURA-」 / SPRiNGS(2017年)

ここまでに掲載してきたSPRiNGS楽曲とは打って変わってクールな和ロックの楽曲。温泉むすめのアニメーションPV(外部リンク)にも使用されており、稀ではあるもののライブでSPRiNGS以外のキャラクターがカバー披露したこともあります。


3-3. 「湯夢色バトン」 / SPRiNGS(2019年)

SPRiNGSを中心としたコンテンツの新たな広がりを予感させる爽やかな楽曲。全体曲ではなくあくまでも「SPRiNGSの楽曲」という前提で制作された楽曲ではありますが、温泉むすめ全体を見据えたように感じられる部分もあり、実際に温泉むすめの30秒CM(外部リンク)にも使用されています。


3-4. 「キズナ結び、エン結び」 / 草津結衣奈(2019年)

人と人や土地との「繋がり」にフォーカスを当てた楽曲。1キャラクターのソロ曲ではあるものの、温泉むすめのメインキャラクターということもあり、上述の「湯夢色バトン」同様にコンテンツ全体のこれまでとこれからを感じさせます。


3-5. 「ユメを抱いて生きてく私たち」 / 奏・バーデン・由布院(2021年)

2020年7月に大分県で発生した豪雨災害、そして2020年以降世界中を巻き込んだコロナ禍を受け、全国の温泉地に向けたエールとして制作された楽曲。楽曲リリースの際には公式サイト上で歌詞の全文が掲載される(外部リンク)など異例の対応が取られ、運営としても並々ならぬ思いを注ぎ込んだことが窺えます。



本項で掲載したもの以外にも、温泉むすめには素晴らしい楽曲がたくさんあります。興味が深まった方はぜひ他の楽曲も探っていただき、お気に入りの楽曲を見つけられれば幸いです。すべての楽曲一覧はこちらからどうぞ。

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最終更新:2025年03月02日 19:24