あらすじ
ついに二十六高校を倒し、甲子園優勝を果たしたパワポケたち。
しかし喜ぶのはまだ早い。パワポケ7の真の災厄が迫っている。
ヒーローと荒井三兄弟たちを倒してパワポケ7の悪評ごと叩き潰すのだ!!
(ドガガーン!)
パワポケ「ななな、何事だ?!」
湯田「何かが爆発したでやんす。あ...あああ! 校舎の上を見るでやんす!」
BGM:コクビャク 原曲
レッド「よう! 久しぶりだなパワポケ!」
パワポケ「お前は...レッド!? 俺たちに負けて消えたんじゃなかったのか?!」
レッド「フフフ、俺もそう思っていた。だが、どうやらまだ勝負は終わってなかったらしいぞ。」
パワポケ「な、なにぃ!?」
レッド「この大会中に発せられた試合に勝ちたい、という強烈な願いが再び俺たちを呼び戻したのだッ!」
パワポケ「な、なんだってー! あれ.....待てよ。大会は俺たちの優勝で終わったから、もう願ってはいないぞ!」
レッド「そのとおりだ。しかし、願いが成就したことによる感情の爆発こそが、オレたちの復活の引き金となったのだ。
そしてここでお前達を始末すれば、オレたちの存在がこの世界に安定するのだッ!」
荒井三兄弟「む~~~~~~ん。」
パワポケ「お前たち、あの時の! お前たちのせいで
俺やプレイヤーのみんながどれだけ嫌な思いをしたのかわかってるのか!?」
荒井三兄弟「む~~~~~~~~ん。ぼくたちが君たちにマイナス特殊能力をつけてあげたんだなぁ~。
これからももっともっとプレイヤーたちにイタズラしてストレスを増やしてあげるんだな~~~。」
パワポケ「荒井三兄弟! 貴様、なんてことを!」
荒井三兄弟「む~~~~~ん。人生は思い通りにいかないんだなぁ~。そんなもんなんだなぁ~~。
このゲームでもそれがあたりまえなんだなぁ~~、む~~~~~ん♪」
パワポケのプレイヤーたち「......!!! うあああああああああああ!!! 荒井三兄弟ぃ!! 貴様らああああああぁぁぁ!!!!」
荒井三兄弟「む~~~~~ん♪」
パワポケのプレイヤーたち「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーっ!!!!」
パワポケ「やめろ! やめるんだ、プレイヤーのみんな!」
荒井三兄弟「む~~~~~ん♪ 怒っても人生は何も変わらないんだなぁ~~~。
君たちがぼくたちに対して心の闇にとらわれているんだなぁ~。現実を受け入れるんだなぁ~~~~。」
パワポケのプレイヤーたち「うっ! うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーっ!!!」
パワポケのプレイヤーたちが負の心を吸い取られて魂だけとなり、荒井三兄弟とヒーローたちに取り込まれた。
パワポケ「みんな!!」
レッド「プレイヤーたちよ、お前達はその身をもって証明した。
パワポケ7の悪評を誰も受け入れられず、プレイヤーたちの心の闇は決して消えることはないと。
腐敗した野球パートも理不尽なミニゲームなども受け入れない限り、我らヒーローたちは倒せないとな!」
パワポケ「荒井三兄弟!! レッド!! 貴様ら!!」
湯田「なんだかよくわかんないでやんすが、むちゃくちゃ大ピンチでやんすー!」
(...ズシン...)
パワポケ「いまの地響きはなんだ?」
湯田「あ、学校の反対側でやんす!」
ガンダーロボ登場!! BGM:なし
(ズシーン!)
パワポケ「な、なんなんだ、あれは....?」
(ズシーン!)
パワポケ「ち、近づいてくる....。」
(ズシーン!)
なんと、ガンダーロボが現れた!
BGM:やっぱり出ました!
パワポケ「ガ、ガンダーロボ!」
黒野博士「がはははは! こんな事もあろうかとガンダーロボを開発しておったのじゃあーー!
悪の天才科学者のわしの力を見せてやるわ!」
パワポケ「黒野博士!?」
黒野博士「ふむ、何とか間に合ったようじゃの。」
パワポケ「ああ、黒野博士! 本当に助かりました。」
黒野博士「ウム。ま、こんなこともあろうかとな。じゃ、操縦装置はこれじゃからあとはよろしく。」
パワポケ「.........へ?」
黒野博士「アレがお前たちの願望から生まれたならお前たちが倒さんといかんのじゃ!」
パワポケ「俺たちが...生んだ? そうか、マスターリング、マスタークラウン、力を合わせるぞ!」
マスターリング「そうだ、お前の力は憎しみの力なんかではない...
本当の力は、本当の勇気は...まだ...お前の中にある...!」
マスタークラウン「自分を...信じろ!」
BGM:イベント戦(大乱闘スマッシュブラザーズforWiiU) 原曲
パワポケ「...そうだ...俺はあの時...お前たちに誓った...!」
レッド「はははは! そんなガラクタを持ってきても我々は倒れんぞ!
返り討ちにしてくれるわ! では決めようじゃないか! どちらがこの地球の真のヒーローにふさわしいかを!」
荒井三兄弟「むーーーーーーーーーーーん!!」
パワポケ「俺はそんなものにはならない! レッド...荒井三兄弟...
お前たちがすべてのプレイヤーたちに厄災をもたらすというのなら...
俺は...すべてを守る人間になってみせる!」
ロボと校舎全体が七色の光に包まれた!
(ロボと校舎へのダメージが0.5倍になります。)
(ヒーローたちと荒井三兄弟をやっつけろ! 校舎を壊しすぎたり、ロボがダメージを受けすぎるとゲームオーバーだ!
十字ボタンでカーソルを動かして照準を合わせて、Aボタンで射撃。
あと、LRボタンで画面を左右にスクロールでき、SELECTを押すとヒーリングで校舎とロボを3回まで回復できるぞ。)
ヒーロー&荒井三兄弟戦 BGM:マスターハンド(大乱闘スマッシュブラザーズfor3DS・WiiU)
ヒーローたち「いくぞ!」
荒井三兄弟「むーーーーーーーーーーーん!」
パワポケ「みんなやプレイヤーたちのがんばりをお前たちに汚させはしない!!」
(ババババババ!)
荒井三兄弟「むーーーーーーーーーーーん!」
ヒーローたち「ぐっ! そりゃっ!」
荒井三兄弟「むーーーーーーーーーーーん!」
荒井三兄弟は弾を投げつけてきた。
(ドン!)
ヒーローたち「はあぁっ!」
(ドドドドドドン!!)
パワポケ「ぐうぅっ! ...まだまだっ...!」
(バババババババ!)
ヒーローたち「うわぁぁぁぁ...!」
荒井三兄弟「むーーーーーーーーーーーん!」
ヒーローたちと荒井三兄弟は学校の外に出て行った。
パワポケ「逃がすか!」
パワポケはガンダーロボから降りてヒーローたちと荒井三兄弟を追い...
パワポケ「レッド! 荒井三兄弟!! パワポケ7のプレイヤーたちの平和のため、お前たちを許してはおけない!」
荒井三兄弟「むーーーーーーーーーーーん!!」
ヒーローたち「わあぁーーーっ!!」
パワポケはレッドたちと荒井三兄弟を上空に吹っ飛ばした後...
パワポケ「完全に消えてしまえレッド!! 荒井三兄弟!!!」
パワポケの放つ全力の必殺技! 天焦がす滅亡の光!
(ドッカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!)
荒井三兄弟「むーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!」
ヒーローたち「うわぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」
勝利
ヒーローたちと荒井三兄弟撃破後
オレンジ&グリーン「うわぁああああ...」
ヒーロー達は今度こそ完全に消滅した!
湯田「やったでやんす! ヒーローたちが消えていくでやんす!」
レッド「.........。」
パワポケ「お前はヒーローでも、正義でもない...ヒーローという皮を被り、
やる気を奪ったり、腐敗した野球パートでプレイヤーたちの心を弄んだ...ただの厄災者だ!」
レッド「ふむ、どうやらそのようだ。野球で敗れ、次には実力行使で敗れた。この次の機会はないだろう。」
パワポケ「あまり悔しそうじゃないな?」
レッド「この2年間、ずっと考えてきた。なぜオレ達のような者が必要なのかと。
そして今日、結論が出た。おそらく、これが正しい結末なのだ。」
パワポケ「どういうことだ?」
レッド「単に甲子園に行きたいという願いをかなえただけならば、
お前達が満たされることはない。願いの代償として、オレたちを越えなければならなかったのだ。」
パワポケ「......!」
レッド「願い事をかなえるために召喚された者は数あれど、俺のように満足して退場して行ける者は数少ない。さらばだ、パワポケ。」
レッドは消えていった...きっと仮面に隠された表情は微笑んでいたに違いない...
パワポケ「.........。これでレッドたちも終わったな...
これでこのゲームの悪評に苦しめられたプレイヤーたちも浮かばれるだろう。」
湯田「パワポケ君、大変でやんす!」
パワポケ「なんだよ?」
湯田「オーバーヒートを起こして、ロボットが火を吹いてるでやんす!」
パワポケ「............ああ本当だ! 博士...おい、黒野博士はどこだ?!」
湯田「とっくに逃げちゃったでやんすー!」
パワポケ「なにぃいいいいい?!」
(どがーーーーーーん!!)
その後、花丸高校が半月もお休みになったのは言うまでもない...
(数ヵ月後)
パワポケの家にて
母親「まさか、自分の息子がドラフト上位指名とはね。あら、どこの球団だったかしら? えーと...」
「巨人」を選択
パワポケ「忘れっぽいなぁ。ジャイアンツだよ!」
湯田「パワポケ君!! 今日は学校でTV局の取材があるんでやんすよ!」
パワポケ「ああ、そういえばそうだったな。よし、学校へ行こうか。」
パワポケ「...えっ?」
通学の途中で見かけたのはパワポケの恋人で、紅白戦の最中起こったピンクとの死闘の後、
行方不明になっていた真央であった。
真央「.........。」
パワポケ「あ、キミは...あの...えっと...」
真央「............。」
(スタスタ...)
パワポケは何故か思い出せない。実は彼女はヒーローの一人だった。どうりで忘れてしまうハズである。
パワポケ「あっ、ちょっと...真央ちゃん!」
真央「!...どうして...? どうして...覚えてるの? 記憶は消した...はず。」
パワポケ「だって、君からはまだなんにも教えてもらってないじゃないか。
大好きな君のことを、もっともっと教えてもらわないことには、忘れてあげないよ。」
真央「......パワポケ...」
(ぎゅっ♡)
湯田「な、ななな?! 朝から路上で、ハレンチでやんす! ムキー、どうしてパワポケ君だけおいしい目に遭うんでやんす!」
パワポケ「決まってるだろ? これが、ハッピーエンドというやつなんだよ。」
プロ入りしたパワポケに突如現れたライバル! それは...高校で1年先輩だった東先輩だった。
東先輩は、大学野球で大活躍し今では、プロ野球選手になっている。
かつての野球部の先輩は、プロになったら後輩で、しかも今度は、敵同士。
これからは、いいライバルとしてお互い高めあっていけたらいいなぁ。
ある日、パワポケは雑誌を見ると、高校野球のチームメイトだった白石君が載っている事に気づいた。
パワポケ「あ! これ白石君だ!」
ラーメン好きの白石君は、本当にラーメン屋をはじめたらしい。
しかも、雑誌に大きく紹介されるくらい繁盛しているようだ。
パワポケ「白石君のラーメン屋か...よし、一度食べに行ってみようかな。」
黒野博士とワルドスが何やら怪しい計画をしている。
後ろでは立花ボボとカニ男がケンカしている...
ワルドス「お互いのノウハウを集めれば、今度こそ真の闇の組織が作れる。」
黒野博士「ウム、わしも研究に専念できるしな。」
立花「こら~!副司令官はこの立花でバッタ!」
カニ男「そんなことゆるさないガニィ~!」
...今日も悪の組織はさわがしい。だって、世の中を変えなきゃいけないんだから。
義賊として夜闇の町の平和を守る真央と相棒ネコのスキヤキ。
...どこかの国のおとぎ話。
「むかしむかし、せかいじゅうのひとはふこうでした。
あるひ、かみさまがやってきてみんなのためにはたらきました。
おかげで、せかいじゅうのひとたちはしあわせになりました。
でも、かみさまだけはずっとこどくでふこうでした。
なぜなら、だれもかみさまのことをしらなかったからです。」
「そんなあるひのこと、ひとりのたびびとがいいました。
『かみさま、ありがとう』そして、かみさまはこどくでも
ふこうでもなくなりました。めでたし めでたし。」
真央「...今日は、あの人のところに行こうか......どう思う、スキヤキ?」
スキヤキ「ニャオン。」
その後...凡田がパワポケにたずねてきた。
パワポケ「あなたは?!」
凡田「オイラ、凡田 大介でやんす。パワポケ君、ありがとうでやんす。
この頃、荒井たちがプレイヤーたちにマイナス特殊能力や病気をつけて悪さをしたりと
どんどんエスカレートしてきて困っていたところでやんす。」
パワポケ「いえ、俺はあいつらを許しておけなかっただけのことですよ。」
凡田「荒井たちは警察に連絡して逮捕してもらったんでやんすから、もう気にせず安心してプロ野球に打ち込むでやんすよ!」
パワポケ「はい、ありがとうございました!」
最終更新:2020年05月08日 01:37