2017年(1年目)は1軍出場なし
2軍戦では、外野はもちろん二塁や三塁でも出場するも
三塁守備では特に後逸などミスが目立ったため
事実上三塁からは外される形となる
ファームの監督からは
「まだまだ荒削りだが素質や育て甲斐は十分にある」と評していた
打率.237 本塁打0 打点34 盗塁11を記録
2018年のシーズンでは、初ホームランも記録するなど
着実に成長を遂げ、終盤に1軍昇格
代打として起用されプロ入り初打席となるも、結果はショートゴロ
ヘッドスライディングを披露し、ファンの印象に残した
2018年シーズンでの1軍出場はその1打席のみに留まったものの
ファームではあらゆる成績を伸ばし、確実に成長を感じさせる
二軍成績、打率.261 本塁打3 打点46 盗塁14
彼女が憧れる糸井のようなホームランを打つため
より筋力トレーニングに重点を置く2019年シーズンとなる
2019年、練習試合やオープン戦は二塁でも出場する機会があった
一軍登録枠が1枠増えたことや、オープン戦での活躍で
プロ入り初の開幕一軍を勝ち取ったものの、代走が主な出番
しかし着実に成長を重ね、右投手時に下位打線でライトスタメンとして出場することも増え始めた
プロ入り後に判明した、身体の開きが早いという弱点を克服するため
クローズドスタンスに変えて身体に叩き込むことを意識していた
右投手時にスタメンで起用されることもあるが、代打や代走での出番も多く
まだスタメン確約といった形ではないものの
5月21日ではプロ入り初アーチを見せるなど
1軍の環境でも成長を見せている
8月6日に、二軍で左翼守備の経験を積むため登録抹消されている
8月末に再び一軍昇格
スタメンでの出番は多くなかったものの
代走や、右投手時の代打として起用されるようになる
そのままシーズン最後まで一軍の舞台で戦った
その裏で、ファンである埼玉西武ライオンズの連覇には喜びの声を(控えめに)表していた
飛距離を伸ばせる身体にするため、オフに4kg増量し、現在58kgとなっている
キャンプやオープン戦の間は強い打球を飛ばすことに重点を置いている
現在は課題であった身体の開きも修正されたことで
再び糸井を意識したフォームに戻っている
翌年2020年に1軍定着を果たしており
試合出場数や打点もすでに昨年を抜く勢いで
得点圏打率に至っては.391と勝負強さを発揮した
安定した成績を残せてきたこともあってか増額幅も自身最高額
2021年シーズンでは外野の全ポジションや、あるいは二塁を守り
さらに打撃や守備に磨きがかかった
活躍が認められ、引退を表明した
松下の跡を継ぐ形で
待望の背番号「7」を着用することとなった
2022年シーズンでも変わらず活躍を見せる一方
成長の証からか時に冷静さを見せるようにもなってきているが、根本の明るさに変化はないようだ
そのさなか、師と敬っていた糸井嘉男の引退に大きな悲しみを見せていた