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マールブルグ病(マールブルグびょう)とは、マールブルグウイルスによる感染症。

概要

急性熱性疾患で、ウイルス性出血熱の一種である。


名称はドイツのマールブルグなどにアフリカから実験用としてアフリカミドリザルが輸入され、関係者にマールブルグ病が発生して発見されたことによる。

原因

病原体はフィロウイルス科に属するマールブルグウイルス。

自然界での宿主、人への感染経路などは不明だが、コウモリが宿主ではないかと疑われている。

感染者や患者の血液や体液、分泌物、排泄物との濃厚接触で移る。

症状

潜伏期間は3~10日。発症は突発的で、発熱・頭痛・筋肉痛・背部痛・皮膚粘膜発疹・喉の痛みを起こす。

それに続いて嘔吐・水様性下痢がみられる。

全身に暗赤色の発疹や紅斑が発生し、症状が進行すると体の色々な部分から出血し、死亡することがある。

死亡率は24%から88%と報告されており、ウイルス株や治療状況により異なる。

感染症法では一類感染症に定められており、診断した医師は直ちに最寄りの保健所へ届け出ることが義務付けられる。

治療

特別な治療法はなく、症状に応じた対症療法が行われる。

予防

予防接種はない。発生地域ではコウモリのいる場所に近寄らないことが重要。

診断

診断は病原体又は病原体の遺伝子の検出、抗原検査あるいは抗体検査による。

タグ:

医学
最終更新:2026年06月13日 19:08