大口病院連続点滴中毒死事件(おおぐちびょういんれんぞくてんてきちゅうどくしじけん)とは、
横浜市神奈川区の旧大口病院で起きた
点滴殺人事件。
内容
殺害された3人のうち、2人(B、C)は点滴袋にヂアミトールを予め混入させており、1人(D)は別の看護師が
勤務を終える前に
容態を
急変させる
必要があり、投与中の点滴に直接ヂアミトールを混入させていた。
Bの状況
Aと入れ替わりで
勤務に就いた
夜勤の看護師は、
夜に点滴を打ったBが「
血管の
痛みを訴えた」と語っている。点滴を指している
箇所の痛みを訴える
ケースはあるが、Bは別の
部分の痛みを訴えていた。
異常はな
かったため、点滴の投与を続けたが、その後も
ナースコールがあり痛みを訴え続けたため看護師は
不思議に思った。
翌日、日勤だった別の看護師がBに点滴を投与した。このときもBからナースコールがあり「点滴をやっている方(の
腕)が痛い」などと繰り返し痛みを訴えていた。
点滴が終わった頃、Bが「
トイレに行きたい」というので、そこに付き添った。「終わったらナースコールを鳴らして」と言ったものの、なかなかナースコールが鳴らなかったため、看護師は
心配して見に行った。
すると中から
うねり声のようなものが聞こえてきた。Bに声をかけ、
鍵を何とか開けてもらうと、
体が
前のめりになり、
壁に
手を付いた
状態で
冷や汗が出ていた。当初は「触るな」などと言っていたが「気持ち悪い」、「
頭が痛い」などと訴え、
元気がなくなっていた。更に、
血尿により
便器の中は
血でいっぱいだった。
処置後の対応
遺族が
延命を望まなかったため、Bは大口病院に戻り、そこで死亡が
確認された。当初は
病死との
判断が下されたが、後にCとDの事件が
発覚し、Bの件も事件性が疑われた。ただBの
遺体は既に
火葬済みだった。
事件後
Dは終末期の
患者だったため、
ベッドの上で苦しみ、
死を迎えたと考えられた。
点滴を打ったBは
順調に
回復へ向かっていた。翌日には「猫のことや家のことでやることがある」と
外出を求めてきたため、「短
時間ならば」と
許可も下りていた。
しかし、Bが
勝手に外出しようとしたところ看護師が連れ戻すという
出来事があった。この看護士が
日勤のAだった。Aはこの後、Bに投与
予定の点滴袋にヂアミトールを混入した。
凄まじい
苦痛の中、死を迎えたBについての
病院関係者らの供述調書が
法廷で読まれる中、Aは固まったように
姿勢を変えず
耳を傾け続けていた。
妹が亡くなって5年が経ちました。
足の怪我で
入院していましたが、足以外は亡くなる前日までピンピンしていたので、亡くなったときの
知らせを聞いたときは訳が分からず
涙も出ませんでした。それから2年が経って、ようやく
犯人が
逮捕されました。そして裁判がはじまるまでさらに3年。私は93歳になりましたが、この
裁判を見るまでは生きなければとの思いで過ごしてきました。裁判には
弟と一緒に
参加します。犯人がどうなっても妹は帰ってきませんが、なぜこんなことが起きたのか、きちんと見届けたいと思います。
最終更新:2026年06月23日 10:47