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受精卵(じゅせいらん)は、有性生殖を行う生物において、配偶子である精子と卵子が合体(受精)することで形成される二倍体(2n)の細胞である。

概要

人の場合、それぞれ23本の染色体を持つ精子と卵子が合わさることで、46本の染色体を持つ1つの受精卵が誕生する。この瞬間、新しい個体の遺伝的な構成が決定される。

形成された受精卵は、直ちに卵割という特殊な細胞分裂を開始する。通常の細胞分裂とは異なり、分裂後の細胞(娘細胞)が成長する時間を置かずに次々と分裂するため、細胞の数は増えるが全体の大きさは当初の受精卵とほぼ変わらない。この過程で2細胞期、4細胞期、8細胞期、桑実胚、胚盤胞へと姿を変えながら、輸卵管内を子宮へと移動していく。

哺乳類(胎生)の受精卵は、卵の中に蓄えられた養分が非常に少ないという特徴がある。これは、受精卵が子宮に着床した後に胎盤を形成し、母体から直接養分や酸素の供給を受ける仕組みを発達させているためである。一方、鳥類や爬虫類などの卵生生物の受精卵(卵)には、自力で孵化するまでの成長に必要な養分が卵黄として大量に含まれている。また、カモノハシのように哺乳類でありながら卵を産む例外的な生物も存在する。

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保健体育
最終更新:2026年10月24日 19:20