トゥームレイダー2(吹替版)のオープニング

ギリシャ サントリーニ島。

とある野外の会場でララを筆頭に結婚式らしきダンスパーティーが開催されている。

女「あれをかけて」
ブライス「OK」

音楽担当のブライスは音楽を変え、再びダンスパーティーする中、大きな地震が襲う。

LARA CROFT
TOMB
RAIDER(背景紺・文字金色)
THE CRADLE OF LIFE

ギリシャの海原。
そこではコンスタンティノス号が航行していた。

男「また上がったぞ、これじゃあ来る前に宝がなくなるぜ!位置を記憶しろ!」

男性らは望遠鏡で金色の人間像の宝が引き上げられているのを見る。

男B「あれはフランス野郎だ、その向うはクリストスだ!」
船長「みんなきてやがる、ララ以外はな!よしクリストスを追え!潜ったらついていけ!問題なければこっちも追いつけるかも!」
男A「あ!ようやく現れた!なんでスピード落とさないんだ!?」

ララを筆頭とする仲間らが水上バイクに乗っているのを確認すると、ララはコンスタンティノス号に水しぶきをかける。

男A「やられたな」
船長「畜生!」

ララはコンスタンティノス号の乗る。

ララ「どうしたのをずぶ濡れじゃない?」
船長「ほかのトゥームレイダーに先を越されたぞ！何をやったんだ！」

ララは資料らしきものを取り出す。

ララ「ごめん、楽しいことしてた」
船長「ララ教えろ、海底に何がある、なんだ集まってるんだ?」
ララ「みんなはどう思ってるか知らないけど、月の神殿だと思う」
船長「月の神殿?せがれ達は名前も聞いたこともない」
ララ「アレクサンダー大王が作った」
船長「ギリシャを生んだ英雄だぞ」
一同「知ってる」
ララ「大王は世界中から集めた財宝を二箇所に保管した。大部分はエジプトの図書館、中には特別な価値の高い宝物、ここに収めた月の神殿。ここに記すことは禁じられたまま330年…」
船長「海底に沈んでしまった」
ララ「そういうこと。火山の噴火によって永遠に失われた昨日まではもし神殿の一部でも見つかれば、ピラミッド以来の大発見となる」
男「ほかの連中はここの一帯を探している」
ララ「地に沿っているってこと」
男「そうだ」
ララ「私が遅れたのをこれのせい、昨日の地震の2時間後にとられた地形写真、震源地はここ北東に8キロの地点。だけど棚に沿った潮の流れをよく見てみると」

ララはパソコンのモニターを表示する。

男「こいつは流れが変わってる！するとみんなを探しているけど実際の遺跡の場所は」
ララ「ここ」
男B「ふっふー、行こうぜ!」

ララは海底探査の服に着替えると船長の元へと行く。

ララ「どうかした？」
船長「アレクサンダーは神殿の場所を秘密にした。そのあと神が海底に沈め今度は潮の流れまで。ララ、この神殿は見つけるべきではないのか？」
ララ「だからこそ発見する価値がある。心配しないで」

ララを筆頭とする仲間らは潜水バイクで神殿へと向かう中、ララがおかしい洞穴の入り口に気付き、神殿らしき場所へとたどり着き、連れていた仲間も後を追って到着する。
ララと仲間らは照明用の火花で聖杯らしきものに入れると神殿内が明るくなる。

男「すげーよ!」

ララは笑う。

男B「信じらんねぇ！」
ララ「素敵」
男「でっけーえなあ、おーい！みろよ！」

ララは神殿の中を捜索する。

男「素晴らしい！すげえぜ兄貴！夢見てるみたいだ」
男B「本当かよ！」
男「信じらんねえ！ニッキー見ろよこれ、俺達は大金持ちだぜ！」

男兄弟らは財宝を見つける中、ララは遺跡のレリーフを見て、カメラで撮影しようとする。

男「おいララ！二枚目のギリシャ人兄弟どっち選ぶ？」
ララ「そんな兄弟がいたら教えてちょうだい」
男B「兄貴がだめってさ」
男A「そっちこそ。おい、これを見てみな！すげえぜ」
男B「こっちもだ」

ララがカメラで神殿内の写真を撮る中、再び発火装置で光を灯しアレクサンダー大王の像に登り中心にあったメダルらしきものをとろうとした瞬間、突如、神殿がホログラムのように光りだす。

男A「ララ?」
ララ「これは私の」

ララは上を登る中、別の探索部隊が現れる、それを知らないララと仲間達。

男A「何やってんだ?」

ララは天井上に登ると、宝珠らしきものを発見し、それを撮影する中、神殿内に地響きが発生する。

男A「ララ!ここを出よう崩れるぞ」
男B「余震だ!やばいぜ!降りて来い!」
ララ「2分待って!」
男A「逃げないとマジやばいぜ!早く降りろって!」

仲間の男兄弟らがララに呼びかける中、別の探索部隊が陸に上がる。
ララが防護メガネをかけて宝珠を取り出そうとする。

男A「早く詰めろ!天井が落ちるんだ!」
男B「急いでるんだ！ほら早くしろ早く！」

すると別の捜索部隊らは宝を詰め込んだララの仲間の兄弟を殺し、宝珠を取り出したララはそれに気づくも束の間、別の探索部隊が放ったクロスボウの矢に怯み丸い結晶を落としてしまう。
ララは咄嗟に探索部隊の攻撃を回避し水の中に飛び降りる、捜索部隊のリーダーが宝珠を手に入れ、ララは再び水中から顔を出し、拳銃を取り再び潜り、ララは拳銃で探索部隊を倒す中、捜索部隊のリーダーがアレキサンダー大王の像にあったメダルを手に入れる。
ララは捜索部隊と戦う中、柱を転倒させて捜索部隊の動きを怯ませ、神殿を脱出する中、捜索部隊のリーダーはララの潜水バイクを破壊する。
ララはそれを見て、サバイバルナイフで腕に傷を付け、泳いで崩壊する神殿を脱出し、ララは傷付けた部分から血を出し鮫を誘き寄せ、近づいた瞬間、鮫の頭に拳を一発お見舞いし、その隙にララは背鰭を掴んで放して海上へ行くと、コンスタンティノス号のボードの残骸に掴み、胸に付けられていた発信装置を作動すると潜水艦が浮上する。

ヒラリー「ララ様、ヒラリーとブライスでございます!三日も漂流してたんだ無事で良かった!泳ぎ飽きました?」