ポリス・ストーリー2／九龍の眼のエンディング (吹替版)

過去にマフィアのボスとなるチュウ・タオを逮捕したチェン・カクーはその出来事による器物損壊によって警察からブーイングを浴びせられ交通課に異動しメイと休暇を取る中、不動産を脅迫させる爆破テロ事件が発生したのを機に現場復帰しチェンは主犯格となるリーダーを追う中で裏をかいた作戦によりメイは誘拐され、その中で仲間を追い詰めアジトを突き止める。

チェンは手下を拘束すると共に乗っていた車でアジトに到着する。

テロのリーダー「おい戻ってきたぞ！ほら！」

リーダーは手下を呼びかけて下の階へと降りる。

テロのリーダー「意外といいやつだな」

チェンは拳銃を持って物陰に隠れてテロリストの様子を音で伺った後、上の階へと登る。
一方でテロリストは手下が気絶して手錠に拘束されていることに気づく。
チェンはアジト内を警戒して歩き回る中で目の前にメイが拘束されていることに目をつける。

チェン「メイ！。しっ、静かに！」

チェンは即座にメイの元へ行き、猿轡となるテープを剥がし、ロープを解く中、テロリストらに気づかれてしまった中、椅子を投げつけガラスを壊す。

チェン「動くな！全員逮捕する！」
テロのリーダー「逮捕？やってみろ！ほーら捕まえろよ！」
チェン「動くな！一人ずつ、撃つぞ！」

チェンは拳銃を構えながらゆっくりと歩く。

青服の手下「一人ずつ？早撃ちかよ？。一発で3人やれ！」
チェン「黙って罪を償いマリンゲになれ！刑を受けても10年、出てから人生のほうが長い」
テロのリーダー「貧乏するくらいなら死ぬ。ずっとましだ」
青服の手下「俺も同感だ」
チェン「何が同感だ？命より金が大事なのか？」
テロのリーダー「どこが悪いって言うんだ？」
チェン「人は社会に貢献してこそ報酬として金を手に入れられるんだ。何とも思ってないようだな。君たちは社会に貢献するどころか社会の悪だ！」
青服の手下「社会の悪だ？」
チェン「いいか誰も君たちの理屈なんか認めないんだよ！」

チェンがそういうとテロリストの3人は拍手をする。

テロのリーダー「いいこと言うな」
青服の手下「あんたの言うことは、ごもっともだ。でも俺たちをまだまだ若いんでな。だから逮捕も務所も困る」

青服の手下がそう言うと、リーダーが火薬を取ろうとするが、チェンが発砲する。

チェン「動くなと言ったろ！」
テロリストら「爆薬が！」「危ないぞ！」

テロリストらが一斉に逃げる中、チェンはリーダーが持っていた大金の入ったバッグを落とし、メイを連れて逃げようとする中で青服の男がドラム缶を投げつけてチェンは怯み、メイも追い詰められ中、メガネをかけたて下を振り払う中、その手下はバックに爆発物と思われるものを詰め込む中で、チェンはメイが逃走する時間稼ぎの中で青服の手下と格闘戦となる中でリーダーも加勢する形でやってくる。
チェンは物を投げて怯ませる中、リーダーはメイを抑え込む中でチェンは消火器を持ってなげつける態勢を整えて、リーダーを振り払うが、その弾みでダストシュートのパイプラインに落ちてしまう。
チェンは再び登り始めリーダーが投げる青いドラム缶を何度か避けた中、青服の手下が運転するフォークリフトの突撃を見て即座に避けた後、ロープを登る。
一方でメイはメガネをかけた手下から逃走する中で棚となるフレームがドミノ倒し状態になりメイは頭を手にして全速力で逃げる中、ぶつかった拍子で木の板が落ち、死角となった隙にメイは逃げ、次に縦にかけてあった大きなテーブルをドミノ倒しにしてメガネをかけた手下を怯ませる。

チェン「メイ！」
メイ「チェン！こっちよ！」
チェン「メイ、無事なのか！？」

チェンがそういう中で待ち伏せしていた青服の手下の不意打ちを食らい、その後格闘戦となる。

メイ「チェン！気を付けて！」

格闘戦の中でチェンの服の後ろが燃え上がる。
そこには眼鏡をかけた手下が引火物を投げつけ応戦し、チェンは追い詰められる。

青服の手下「やったな！」

青服の手下がそういう中、火を消したチェンは鉄の骨組みをにぶつけて外へ放り出され転落死する。

メイ「チェン来て！逃げ道があるわ！」

チェンは上の階へと登り、メガネをかけた手下の攻撃を避けた中でドラム缶を落とす。

メイ「向こうよ！」
チェン「先にいってろ！」

チェンはメガネをかけた手下と戦う中でメイに呼びかけられる。

メイ「高すぎるわ！」
チェン「いいから降りて！」

メイは緊急脱出用チューブに入って建物の外に出る。
同様にチェンも脱出しようとするものの、メガネをかけた手下により脱出用チューブが破壊される。

メイ「チェン！大丈夫！」
チェン「走るんだメイ！できるだけ遠くへ！」
メイ「気を付けてよ！」

メイが逃げる中で、チェンはやってきたリーダーと格闘戦の末にリーダーを持ち上げて窓の外へ放り出すも、後ろからメガネをかけた手下が攻撃を何度か浴びせられる中でチェンは樽を投げつけた中で引火物があるのに気づく。
それを眼鏡の手下に何度か投げつける。

チェン「どうだ？ブルース・リーのつもりか？」
チェンが引火物をメガネの手下に何度も投げつける中、膠着状態になったのか消火器で眼鏡を手下の火を消すと、メガネの手下が不意打ちで襲い掛かり、格闘戦となった中でチェンは両脚で眼鏡を手下を挟んで下へと投げ落とす。
そんな中、爆発物か引火させる道具に火がついたのか、一斉に爆発し始める。

チェン「まずい…」

チェンは全速力で走りアジトを脱出し、大きな爆発音とともにアジトは崩壊した。
そんな中、先に逃げてたメイがやってくる。

メイ「チェン！」

チェンは泣き続けるメイを抱き着けて慰める。

チェン「メイ…お祝いの花火さ…」

最後はアジトが爆発する中で数多くの花火が飛び交う光景を見てチェンがそういったところで終わる。

(終)