レイトの妹・ローラがギャングのリーダー・タハにより人質にされると同時に中性子爆弾が奪われ、潜入捜査官ダミアンと共に部下を次々と倒した末にタハを倒す。
奪われた爆弾のコードをダミアンが解除する中でコードが地域の番号と同一であることに不審に思ったレイトと揉め事の格闘戦になった中で時間切れになるも爆発しなかった。
ローラ「終わった…」
レイト「ああ、今度こそ終わった…」
ダミアン「いや…まだだ」
レイトらは街を出て爆弾を運ぶ中でダミアンはK2に話す。
ダミアン「ほらな。俺の顔を見て感激しただろ？」
K2「午後にやる。町を出ろ」
ダミアン「土産にくれよ」
K2「いいだろう」
変わって長官がいる施設の執務室内。
職員「分かった…まだです」
長官「くそっ…どういうことだ。もう1時間経つぞ」
職員「このまま何も起こらなかったら」
長官「そんなことは考えていない。爆発して終わり。それだけだ」
そんな中、廊下から物音が聞こえる。
長官「何だ？」
職員「乱闘のようですね」
長官「行けっ！」
長官がそういう中で職員が行く中、突然の開いたドアにぶつかり気絶し、爆弾を持ってきたダミアンとレイトがやってきてテーブルに置く。
ダミアン「はい、任務完了のはずが…最後の最後にコードを忘れました。だよな？」
レイト「うん」
ダミアン「俺のせいだ。自分の分の番号を忘れた。お前覚えてただろう？」
レイト「ああ」
ダミヤン「こいつは優秀です。一緒にいて本当に最高でした。レイトがいなければ本当に死んでた。コードなんだった？」
レイト「9293」
ダミヤン「ああ、地域番号か」
レイト「ああ」
ダミアン「これはすごい。偶然だな。次は709だ。今日の日付だから覚えやすかった。709…9月7日の爆発の日ぴったりだ。誰もがバカンスから町へ戻って来る日だからな。確実にまとめて吹っ飛ばせる。違ったら言ってよ。さぁ、次は…思い出してきた。これのコードはB13。バンディ13だ。何で忘れたんだろう？どうぞ、打ち込んで」
長官「パリでこいつを爆発させようというのか！」
ダミアン「なぜです？解除のコードだと思ってたのでしたが…。反対に起爆するってことですか？」
長官「とぼけるのはよせ、よくわかってるはずだ」
ダミアン「分かりません、説明してください」
長官「あの地区は手に負えない。税金の無駄遣いだと納税者が思っている。金を食うウジ虫どもはうんざりだ！」
ダミアン「それを爆弾で一掃しようと？」
長官「原始的な方法ではないが問題は解決する」
ダミアン「問題はあんただ」
ダミアンがそういったあと、完全に解除コードを入力しようとする中、長官が制止する。
長官「やめろ！。頼む止めてくれ！」
ダミアン「あんたの全てを消したいんだろ」
長官「みんなを殺す気か！」
ダミアン「これを作る前によく考えるんだな」
長官「よせ！」
ダミアンが脅しとして最後の番号を間違えて押す。
ダミアン「爆発させると思ったか？都市のために？暴力では何も解決しない。もっと民主的な手で行く。外見ろ見られてるぞ」
ダミアンがそう言い、長官が窓の外を見ると、カメラマンがその様子を撮影していた。
ダミアン「録音したか？」
ダミアンがそういった後、カメラマンはOKの合図としてサムズアップする。
長官「何の真似だ、ダミアン？」
ダミアン「仕事ですよ。知ってるでしょ。法というのは誰もが守るべきもの。それを忘れる人間がいないか見張るのが俺の仕事だ。こう言っても分からなきゃ。テレビを見ろ」
ダミアンはテレビをつけて、レイトと共に執務室を出ると同時にテレビのモニターに長官が会話する光景が映る。
変わって13地区入り口付近、警官らが検問する中で車からダミアンとレイトそしてローラが降りる。
ダミアン「本当にパリに残らないのか？。報奨金の良いアパートが買えるのに…」
レイト「家はあるよ。あそこが俺の街だ。故郷だし…静かに暮らせばそれでいい」
ダミアン「それはすぐ叶う。来週には壁が壊れるからな。月末には警察署も小学校を再開するし。分かってるかお前のお手柄だぞ」
ローラ「最高の兄貴だわ。前から知ってたけど」
ダミアン「笑えよ。不満なのか」
レイト「うまくいけばいいが、連中が約束を守るか？」
ダミアン「ただの約束じゃない。議会で決めて。政令として定めた。つまり法だ。ちゃんと守るよ俺みたいなバカが見張ってるよ」
ダミアンがそういった後、レイトと握手をする。
レイト「気をつけろ」
ダミアン「俺の住む街は危険地区みたいだな」
レイト「俺の町よりやばいところだ」
ダミアン「いい勝負かな？」
レイト「会いに来いよ」
ダミアン「約束はしない」
ダミアンがそういった後、ローラはダミアンにキスをする。
ローラ「これで来るわね」
最後はレイトとローラが13地区へ行く手続きを見たダミアンは車に乗る。
最終更新：2021年08月19日 03:45
