文殿と呼ばれる僻地の廃城に住んでいる知識欲の塊のようなドラゴン
蒐集した全ての本を読破し、また記憶している。そのためロクシアで他に並ぶものが無い卓絶した知能、知識を持っている。

竜族特有の角や翼はなく、ずんぐりとした巨体に丸い頭、大きな口と小さな眼を持っている。
身体は剥がれ落ちることのない鱗で覆われている。その鱗は非常に特殊で、如何なる剣も通さず、如何なる魔術も打ち消してしまうという。

性格は気まぐれで自己顕示欲が高く、癇癪持ちである。
何故か竜人族だけではなく全ての種族に対して思念による会話が可能で、自分の知識を他者に話したがる悪癖がある。
彼の話は魔術師や冒険家にとって金言となる非常に役に立つ内容なのだが、長すぎることと脱線が酷いことから、ちゃんと最後まで聞くことが出来たものは稀。

膨大な知識を使った「暇つぶし」として謎かけを好んでいる。
これは竜と相手が互いに謎かけをしあうのだが、竜に勝てた者はいない。

これらの特徴から、竜族の中でも特異な個体だと考えられる。彼が本当に竜族ならば、の話だが。

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最終更新:2017年08月07日 19:39