リビングウォール

ダンジョンや建造物の壁に擬態している魔法生物。
その擬態力は触って調べても普通の壁面と判別がつかない程である。
直接襲い掛かるような事は殆ど無いが、気付かずにこれの潜んでいる場所を通り過ぎると直後に動き出して通路の構造を変えてしまう。

壁以外にも似たような亜種が複数確認されており、これらが数体存在するだけでダンジョンの難易度が跳ね上がる事だろう。


【リビングドアー】
取っ手付きのドアに擬態した亜種。
誤って開けようとするとドア部分が牙の生えた口に変化し噛み付いてくる。
潜んだ建物の建築様式に応じ、ドアの形状も様々な種類となっているようだ。


【リビングフロー】
部屋の床に擬態した亜種。
上に乗ってしまうと突然転倒させたり跳ね上げたりしてくる。
擬態している床は良く見ると木目や敷石のパターンが本来の床と違ったりする。


【リビングボード】
看板や案内板に擬態した亜種。
デタラメな道標を出したり危険な場所へ誘導する等して旅人を惑わせる。
普段は地面に刺さってジッとしているが、触れたり引っこ抜こうとすると看板部分を振り回してくる。


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最終更新:2022年11月11日 17:24