リーゼロッテ・ミア・ブライトクロイツ

グリルグゥルデン帝国の小さな村で暮らす老婆。
穏やかながらも高貴な気品を纏い、凛とした芯の強さを感じさせる。
村の子供達に帝国各地に伝わる民話や伝説を語り、静かな余生を過ごしているようだ。


元々は帝国聖騎士団に所属していた女傑。
ミズサール銀製の甲冑にメイスカイトシールドを装備した重装騎士であり、数十年前に勇者アンリの旅路に同行した一人。
当時は淡い紫色がかった銀髪を長く伸ばした容姿の美女であったらしい。

帝国の信条から魔族に対しては非常に苛烈な敵意の持ち主。
戦いの中で魔族との和解の道を訴え出したアンリとは度々衝突していた。
だが共に旅を続けていく中で少しずつ彼女を理解していき、最後はアンリを信じる決意をしたようだ。

魔族そのものは嫌いなままであったが、アンリの為に僅かな時間ではあるがダガラスに対する帝国の大攻勢を足止めする事に奔走。
結果的に騎士職を剥奪されたものの、自分の選択は間違いではないと満足しているようだ。

アンリとは今でも密かに手紙でやり取りをしており、互いに『アン』と『リズ姉さん』と呼び合う仲らしい。


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最終更新:2024年01月06日 17:18