皇帝海老

ラタス洋西域の浅い海に生息する大型の海老。
最大で30センチ(触覚部分を除く)になる。

強力な攻撃方法も派手な外観や色彩を持っている訳でもない、至って普通の海老。
だがその食味は古今東西の美食家達を唸らせ黙らせる程であり、メルグ国の最高段位を持つ料理人に『こいつは料理をする必要が無い、正に料理人殺しの存在である』と言わしめる。

料理法は生食、もしくは単に蒸すか茹でるだけで抑えておくのが正解。
つまり余計な手を加える事は愚の骨頂であり、過去には承認欲求の強い料理人が蘊蓄と共に様々な味付けで飾り立てたこの海老を時のグリル帝国皇帝に提供し処罰されたと言う事件も。


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最終更新:2023年09月23日 11:47