闇砂塵のエンシェント・ガリプ

クリスガーラスにて伝説の魔蟲とされていたガリプの特殊個体。
通常のガリプの倍以上の巨体を持ち、体長は６メートルを優に超えているとも。
全身が黒褐色に変色している他、牙や前脚の鎌もより巨大で鋭く攻撃的な形となっているのが特徴。
加えて翅を細かく高速で振るわせる事で周囲の砂を巻き上げて視界を奪うなどの能力もある。

遥か昔にとあるオアシスを襲撃したが、そこを守護していた勇敢な戦士達によって顔を切り裂かれ討伐されたとの言い伝えが残っている。

その後も現在に至るまで様々な地域で噂は残ってはいたが、単なる尾ひれの付いた与太話だと思われていた。
だが数年前に煌めきの砂旅商団が襲われ、多大な犠牲を出しながらも逃げ延びた事によってその実在が確認される。