フラソヌール出身の
吟遊詩人の男性。
天才的とまで謳われる音楽の才能の持ち主で、各地で歌を披露しながら旅をしていた。
特に彼の生涯最後の作品とされる戯曲『深獄の園』は悪魔の世界を不気味ながら美しく神秘的に描き上げており、現在でも高い人気を誇っている。
嘘か誠か『彼は生きたまま
獄界へ堕ち、そして生きて帰還した』という噂が囁かれていると言う。
真偽は定かではないが、抽象的な表現が多いながらも獄界の様子や悪魔達の情勢の数々が極めて細かく描写されている。
晩年には『私の魂は死後再び地獄に堕ち、偉大なる御方の為に永遠に曲を作り続けるのだ』という言葉を遺したという。
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最終更新:2024年05月25日 13:46