虚無教

『虚無』を神聖視している宗教。
全ての存在は虚無から始まったとし、そこから混沌が生じて光と闇が生み出されたと説く。

彼らが崇める存在は神であると同時に悪魔でもあるという、相反する特性を持つとの事。
一見すると邪教のようでもあるが『己と言う混沌の内にある闇を知る事で正しい光を導き、そうする事で原初である虚無への回帰を目指す』というのが本質。

かなり古い時代から存在していたらしいが、現在においては衰退しているようだ。
残された教徒達は辺境地等で小さな集落を作りひっそりと信仰を続けているらしい。