解釈 > 5巻



桐乃はいつリアに勝ったのか

桐乃は、京介と話をしていた時点では誰にも一勝もしていなかった(p284)。
しかし、黒猫と話した時点では、リアに1回だけ勝っている(p296)。
したがって、桐乃がリアに勝ったのは、京介が滞在していた数日間だとわかる。
具体的には、「いまからちょっと行くトコあるから」(p292)で行った先で勝ったと思われる。

また、どうして勝てたかといえば、京介がいたからである(さらに言えば「お前がいないと死ぬ」とまで言ったからである)。
空港に迎えに来た黒猫とのやりとりは、そのことを示唆している(p297~8)。
すなわち、「(勝ったのは)いつのことかしら」という黒猫の質問に対する桐乃の反応から、黒猫は桐乃がいつ勝ったのか分かっているということができる。
そして、京介が滞在していた数日間で桐乃の環境にいつもと違うところがあるとすれば、それは京介がいたことである。
よって、桐乃が「たまたま絶好調だった」のは、京介がいたからだと考えることができるのである。

  • 補足
以上のことは6巻4章でも示された。


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最終更新:2010年11月20日 03:07