【アルカナシリーズ】
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TEXチームの居るこの世界とは違った別の世界から現れた存在。
銀河連合の軍事施設『サンダルフォン機関』によって産み出された戦闘用人工生命体をアルカナシリーズと呼ぶ。
アルカナシリーズは皆、培養装置からロールアウトする段階で既に知性や戦闘能力等、即戦力として通用する能力を持ち、ある程度成熟した状態で産まれ出て来る。
人間と同様に感情や性格という物も有るのだが、それらはあらかじめ設定され、ある程度固定された造り物に過ぎない。基本的には造り手の意のままに都合良く仕上がる人形である。
機関のサンダルフォン博士によって22体が創られ、養成機関や薬物投与等により個々の能力を更に高めさせた。来たるべき時に備えての自分専用の兵器とする為に。
だが、そう簡単にはサンダルフォン博士の野望が実現される事は無かった。
博士御自慢の最高傑作である『ワールド』を筆頭にアルカナシリーズ達が反逆を起こす。
自我を確立させたワールドは自分達を産み出したサンダルフォン機関を呪い、それは銀河連合そのものへの復讐へと向かって行く。
反抗戦力によってガンエデンという切り札を失い、完全に疲弊しきったアスクレピオス隊を滅ぼそうと、月へ進攻する所を突如発生した時空の歪みに飲まれ、今回の時空転移に巻き込まれてしまう。
この世界での彼らアルカナシリーズの目的はサイコドライバーと呼ばれる念動能力者の波動を鍵にA'F.NO-21 THE WORLDの空間操作機能を使って時空を超越する事である。
最終更新:2011年07月30日 17:51