鉱山村/Dig=dug_Vill
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管理者
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atemimasters
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所有者
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鉱山村長老評議会
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基本技術レベル
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産業時代初期
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幻想レベル
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★★★★★
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宗教
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十字架教、エンダー教
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特徴
鉱業を中心に農業や畜産業を生業とする村。
村であるにも関わらず長老評議会が中心の独立した行政が認められている。
周辺国との関係はいずれも中立~良好を保っており、その立場を生かした交易で小さいながらも豊かで力強い発展を続けてきた。
雇用契約により労働力を他国から手広く受け入れており、強制労働や奴隷には頼らず村の産業を支えている。
建造由来
平原で暮らしていた原住民族の建築様式を元に、近代建築技術を部分的に吸収して建てられた建築スタイルが主流。
居住区の中心には古い建築様式の家が今でも建ち並んでいる。
歴史
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有史以前
この地について記された現存する最古の資料はノース城北部のサボテン村から出発した探索隊によるもので、その資料によると平原に居を構えた原住民族が地盤沈下を始めとする天変地異により絶滅の危機に瀕していたとされる。
その後の資料に詳しく記されたものは残されていないが、村の言い伝えによると探索隊の救助により絶滅の危機を免れた原住民は、その後村に訪れたドワーフ(限られた伝承の特徴からは古代種の生き残りと推定される)により新たな技術をもたらされ、その技術を元に独自の発展を続けて来たとされている。
その後鉱山事故による人口の大幅な減少があり、それに対応するためにフォート市から大規模な移民を受け入れた。正確な記録が残されているのはこの出来事の後からである。
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交易と発展の時代
元々鉱業や建築の分野では高い技術を持っていた民族だったが、交易、行政、宗教、学問等の分野で発達したのは移民の受け入れ後である。
移民から受け継いだこれらの知識と本来の高い技術、生産力を元に鉱山村は周辺地域との交易を加速的に発展させ、力強い発展を遂げていった。
この頃の周辺国は互いに緊張状態にあった。周辺諸国は競うように強固な壁を建造し、強力な軍を編成して自国の防衛と威信の確保に努めていた。
しかし鉱山村は大幅な軍事化を避け、代わりに村の執政の中心として長老評議会を設置し外交、交易による中立性の維持に注力し村を戦火から遠ざけた。
またこの時代は宗教が流入した時期でもある。移民から十字架教が伝わり、村民の殆どが土着の精霊信仰から十字架教に改宗した。
しかし精霊信仰の一部は十字架教と融合し、伝承として残ることになった。特に伝説のドワーフに纏わる話は根強く残されており、この地に居を構える十字架教会の墓地には今でも伝説のドワーフの墓が残されている。
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発展の停滞と経済の多角化
周辺諸国の緊張が緩和されると、交易需要は大幅に低下し鉱山村の発展には陰りが見られるようになった。
鉱山村はそれに対応するべく新技術による新たなる交易路の開拓、インフラ整備を行い従来の産業の効率化を進めた。
またこの頃から鉱山村は新たな産業の可能性を模索し始める。大規模牧場や養鶏場、養豚場の設置を進め畜産へ力を注ぎ新たな収入源として確立させるに至った。
急速な拡張を支えるために周辺諸国からの労働力を多く受け入れ、様々な文化が少しずつ流入するようになって行った。
これらの政策は結果としてより一段の発展を促したが、周辺諸国の根本的な需要の低下は続き最盛期の発展を維持するまでには至らなかった。
村外からの労働力がもたらした文化により、鉱山労働者の一部ではエンダー教が信仰されるようになった。しかし今日まで一部の聖職者同士の確執を除き、宗教間での対立には至っていない。交易を中心に栄えてきた鉱山村は他文化に対して寛容な側面があったため、本格的な対立を避けることが出来ていると言われている。
現在と今後
鉱山村の新規事業への取り組みは現在も引き続き進められている。畜産を転用した競走馬の育成、農業を転用した生花の育成と自然を利用した観光業等である。
またこれらの事業に加え東への航路整備や、ノース国との共同出資により海外への開拓事業への投資等も進めている。
北の砂漠では『燃える液体』が発見され、新たなる燃料として発掘するための研究が進んでいる。
内政面では鉱山での出稼ぎ労働者や村民への娯楽として、競馬場の誘置も行っている。
しかしこれらの政策には影もある。周辺諸国の緊張はより一層緩和され国家間では長い平和が続いているものの、北方砂漠のモンスターが活動を強めており最近大規模な侵略を受けるという事件が起きた。これは大きな事件となり、村で初めて大がかりな壁が建設されるという事態になった。襲撃は北方の開発が原因とみられており、村人からは継続に懸念を示す声が上がっている。
加えて他文化の流入や娯楽の容認は少なからず治安の悪化を招いており、これらの問題に対応するため村人による自警団の編成が強く求められるようになっている。
見所
地域別(関連施設の項目参照)に紹介。
交易状況
港経由の海上交易と路線を使った陸上交易が中心。規模は少ないが従来より利用されていた陸路による交易も行われている。
また鉱山労働力確保のための人材の受け入れも幅広く行われている。
労働者の流入経路は基本的にこの交易図とあまり変わらないが、人材にのみ見られる特徴としてフォート市からの流入も見られる点が挙げられる。
これは距離的な問題にも関わらず、歴史的な背景により文化的な共通点が多いためである。
その他
関連施設
鉱山村北東部鉱山街、鉱山村南東部商業地区、鉱山村北西部牧場併設競馬場、鉱山村南西部風車小屋、西大橋/Western_Big_bridge
関連人物組織
伝説のドワーフ、鉱山村長老評議会
最終更新:2016年03月27日 03:45