種族
城・邸宅、あるいはカントリー・ハウス
説明
サン・ジェルマン伯爵もしくはアルフォンス・ルイ、正確には何者か特定できていないが、高名で実力のある錬金術師が中世に建設した魔力を持った邸宅である。後に
旦那様の所有となる。
邸宅は日々自身で改修・増築しており、チューダー・ゴシック・バロック等様々な建築様式によって造られている。
尚、室内の空間も自由に拡張・縮小が可能。
邸宅の周りは深い森と霧に囲まれており、邸宅自身が許した者しか門を叩く事はできない。
しかし、力のある者は突破してくる場合もある。
邸宅に隣接した広大な庭は、たった一人の庭師が管理している。魔力が続く限り、花が枯れることはない。
核になっている柱(ゴフェルあるいはユグドラシル)を壊さない限り、廃墟になることもない。
旦那様が居住の拠点としたことにより魔力の影響を強く受け、意思を持ち住人の姿を真似て実体化できるようになった。
誰の姿にでもなれるが、普段は
メイドさんの姿を真似ている。
純真無垢で好奇心旺盛、何でも真似したがる我が儘な性格はまるで幼児。
庭師さんはお屋敷ちゃんにとってのおままごとの道具に近いが、特別な愛情に似た感情を抱いているようだ。
ブランちゃんとは遊び友達で、よくイタズラをしてからかっている。
実体が転ぶと窓ガラスが割れたり、壁を壊されると実体が痒みを伴ったりと、本体の邸宅と常にリンクしている。
実体は喋る事ができないので、血文字を壁に浮かび上がらせたりなかなかホラーなこともやっている。
そして邸宅から一歩も離れることができない。
ファランくんとは実の兄妹のように仲が良い。彼が外の世界に触れているのを見て、自分も外に出たがっていた。
エカテリーナ嬢に与えられた新鮮な子供の死体を使って擬体として動かす事に成功し、外へも出られるようになった。
最終更新:2012年12月05日 09:46