こなた×かがみSS保管庫内検索 / 「『弾けた日常』その3」で検索した結果

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  • 『弾けた日常』その3
    ...か?」 『弾けた日常』その3 今日は2Pがまだ来てない。 てっきり道に迷ってるのかと思ったけど、役所の手続きでどうしても親と一緒に役所に行かないといけないので午前中は休みなのだそうだ。 って、黒井せんせーがHRで言ってたよ。 親でも代理がきかない役所の用事ってなんだろーね。 まぁ、そんなわけで。 激動の昨日とは打って変わって、今日のHRは何時もどおり黒井せんせーと私の漫才でまったり過ぎていった。 1時限目は歴史で黒井せんせーの担当だから、HRから雪崩るように1時限目に突入して居眠りしつつせんせーの粛清を受けつつ。 そして、ワクトキの休み時間。 え、何でワクトキかって? そんなの、かがみに会えるからに決まってるじゃん。 みゆきさんやつかさと話すのも楽しいけど、やっぱりかがみが居ないと...
  • 『弾けた日常』その1
    教室中がざわめいている。 楽しくおしゃべりしてるわけじゃなく、戸惑い一色の音色で。 うん、まぁそうなるよね。 「こ、こなちゃん・・・」 私がゲーム好きなのは自他共に認める事で。 よく話題に出すことから、恋愛物・・・つまりギャルゲーや美少女ゲーを好物としてるのは、 少なくとも私の親友3人間では常識となっている。 まぁね、そういったゲームだと見かける展開だよ? でもね、私はゲームはゲーム、リアルはリアルって区別をつけているつもり。 「泉さん、あ、あの・・・双子のご姉妹がいらっしゃったんですか?」 だって、ゲームはあくまでゲームで、仮想の中の物語だからこそ楽しめるわけじゃん? もしバーチャルの物語がリアルで展開されたら、きっと私は避けて通るね。 ましてや、当事者になるなんて言語道断。 「・・・...
  • 『弾けた日常』その2
    ...?」 『弾けた日常』その3へ続く コメントフォーム 名前 コメント うぉー何だこの展開はw(≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-05-31 19 36 06) かがみの壊れっぷりにクソ笑っ...
  • 作者の部屋(12-570氏)
    Because you're being loved 風の魔法 『弾けた日常』その1 『弾けた日常』その2 『弾けた日常』その3-New! 『楔』 『ウソツキ』(↑『楔』のこなた視点) コメントフォーム 名前 コメント ...
  • 作者別保管庫(こなかがBBS3スレ目)
    カローラ ◆cKDLcxC5HE氏 二度あることは…(アルバイト始めましたの続編) 暖かい夜(↑の続編) みなみちゃんが遊びにやってきた(↑の続編) 新婚ふーふの年末年始(↑の続編) 1-166氏 桜が見た軌跡 第一章 H2-156氏 みゆきさんを着せ替え隊・後編(みゆきさんを着せ替え隊・中篇の続き) 好きの形はいろいろだけど(完熟トマトと真珠の魔人の続き) ハネムーンですけど何か?・その2(前編)(ハネムーンですけど何か?・その1の続き) ハネムーンですけど何か?・その2(後編)(ハネムーンですけど何か?・その2(前編)の続き) B207氏 風邪引きかがみん、お見舞いこなた H1-52氏 夢と幻を越えて(『雪の日の約束』の続編) 氷のように…(↑の続編) 記憶の欠片-1年生、春(↑の続編) H2-769氏 家庭教師(パラレル) 恋のアクセル ...
  • 作者別保管庫(こなかがBBS5スレ目)
    H5-912氏 『Crazy☆Rendezvous ~クレイジー・ランデブー~』 H5-860氏 こなたの必修科目 mono氏 贈り物 父親として 愛する人と(登校編) 愛する人と(授業編) 優先順位 掛け値なしの(↑の続編) 序列(↑の続編) とても大きな存在(↑の続編) 日常のなかの特別 こころのきょり いのち、つながり【かがみの誕生日記念】 その先にあるのは 終わりも始まりもない-New! 向坂氏 何気ない日々:梅雨晴れ “イメージと現実”(何気ない日々:梅雨の空と四人の気持ちの続編) 何気ない日々:梅雨晴れのち夕立“二人の気持ち” 何気ない日々:想い流るる前日“互いに違う答え” 何気ない日々:想い流るる日“固い決意、揺らぐ決意”-New! 何気ない日々:想い流るる日“ウサギはキツネに キツネはウサギに 恋をする” 何気ない日々:想い通う時“親と子”...
  • 「Me and Bobby McGee」 その3
    「Me and Bobby McGee」 その3 「あぁ…」  ― こなたが、力なく首を垂れる。 「猛烈な自爆。 どうしちゃったんだろうな、最近。  かがみの前だと全然らしくなれないや。んな事わざわざ言わんでもいいだろうに。  弱み曝けてさ、汲んで貰おうって意志見え見え。 だったら何になる、ってんだよ。」  逆ギレ相応に、やるせなさや未消化の鬱屈をぶちまける。  「結局高校時代の癖やらが抜けてくれないんだよね。  かがみはもう、違う次元に居るのに。 もうすっかり大人だってのにさ。」  こっちの反応など、お構いなしに。 「いい加減にしろ。」  早くも周囲に檻が見え出しているこなたの精神を、リセットする。  ―少し、語調が強過ぎたか。 こなたは、怯えたように肩を震わせる。 ...
  • 私の日常
    誰にでもある、日常というもの。 特に刺激もなく、何の代わり映えもしない。 中には、ループのように続くありふれた日常に嫌気が差し、刺激を求める人も少なくはないと思う。 だけど、いつかは気付く。 そんな日常が、本当はすごく幸せなんだということ。 私の日常 人は慣れる生き物で、同じような日々が続くと刺激が足りなくなり、何か大きなことを求めるようになる。 それはきっと人間の心理だから、そう考える人がいるのは当然だ。 私も、そう思う事は今までに何度もあった。 でも、私は平凡な日常を送れる事が、どれだけ幸せかって事も知っているつもり。 妹のつかさ、才色兼備なみゆき、そして、ちまくて、どことなくほっておけないこなた。 私の大切な人達。そんな人達と過ごす日常が、私にとってはこれ以上ない幸せで。 きっと、どんな些細な事があったとしても、皆とは離れる事はない。 そ...
  • 桜が見た軌跡 第二章
     見渡す限りの大空を翔る、豆粒ほどの大きさの物体。  そこから吐き出された、一筋の白い棒線――飛行機雲が、 青いキャンパスの中へと広がっていく。  地上には、陽炎。  熱されたアスファルトの上を歩きながら、夏期講習へと向かう陵桜学園の生徒たち。  校舎も。体育館も。グラウンドも。夏休みの最中にも関わらず、活気溢れる場所。  そんな彼らのそばに立つ、青々とした葉を巡らせた、一本の年老いた桜。  ですが、今日の桜の様子は、いつもと少し違っていて。  <夏 ~summer~>   桜は、眠りについていました。年老いた為なのか、暑さが身に染みたのか。  微睡みよりも、深く沈んだ意識の中で。桜は、自らの過去を振り返っていました。  かつて、自分が生まれた日の風景。そこは、何十年も立ち続けた今の大地ではなく、 どこか遠い場所だったような。さらにそこ...
  • かがみのいない日常
     師走の語源は、お師匠のお坊さんがお経をあちこちであげる為に、走り回る程忙しかった所から取られたそうだ。  みゆきさんがそれっぽい事を言っていたから、多分それで間違いないのだろう。  実際、12月っていうのは期末試験があって、クリスマスイベントやら年末イベントやらをこなして、最後に有明と、私にとってものんびりとしていられない一ヶ月間ではある。  来週から始まる試験さえ終わってしまえば、後は楽しいイベントを指折り数えて待つだけだ。  それなのに…。今の私にとっては、どんなに楽しそうなイベントも、どこか色褪せたようにしか映らなかった。     「ふとしたことで~かがみのいない日常~」 「おはよう、こなちゃん」 「あ、おはよー。つかさ」  朝、教室で私達は今日最初の挨拶を交わす。  私がかがみと会わないように電車を一本ずらして登校するようになってから、これ...
  • 雨の後の夜空は
    おはようございます!1月11日、朝7時のニュースです・・・ 天気予報や昨日の出来事などをキャスターが一生懸命伝えている。毎日が同じニュースの繰り返し。 それでも今日が始まる。 『もしもし、おはよーお姉ちゃん。』 「おぉ・・・今日は雪でも降るのかな?」 『なんですとっ!お姉ちゃんひどい・・・』 子機を肩と耳に挟み、両手でオムレツを作る。我ながら器用になったと思う。 カーテンから零れ出る光が気持ちいい。テレビから作り出されるニュースは良く聞こえない。 聞こえるのは子機から零れる私の妹の可愛らしい声。 「はは、ジョーダンよ。おはよ、つかさ。朝早くに電話なんて珍しいわね。どうしたの?」 『たまには早く起きるよ。お姉ちゃん、今日何の日か覚えてる?』 今日?1月11日。誰かの誕生日?違う。忘れちゃったな。 覚えているのは、あ...
  • さんにんきりでなにしてる?
    「それでですね……」 「ああ、そうするわ」 「お姉ちゃん、大丈夫なの?」 帰り道、何故かかがみとつかさとみゆきさんは、私に隠れてこそこそ話している。 何の話だろう。気になる。 その間、私は三人の後ろを独りで歩いていた。 無理矢理話に参加したり、何の話をしてたか聞こうか。でも、さすがにそれは強引過ぎるかな。 みんなにもプライバシーとかがあるし。 でも、今日こんなことがあると、疎外感で少し悲しくなる。 明日は五月二十八日。私の誕生日。 ちょうど土日と重なったし、かがみたちとどっかに遊びに行きたい。そう思ってる。 話が一段落したようなので、さりげなくかがみに聞いてみた。 「ねえ、かがみ。明日どこかに遊びに行かない?」 「こなた、急いでるからまた今度にしてくれる?」 「え、かがみ……」 かがみは走り去ってしまった。 ...
  • ゆーちゃんのたのしいどうわ~おむすびこなたん~
    『ゆーちゃんのたのしいどうわ~おむすびこなたん~』 むかしむかし、あるところにかがみというツリ目でツインテールの、いかにもツンデレなおんなのこがいました。 きょうはとってもてんきがいいので、かがみは 「天気も良いし、出かけようかしら。」 と、お外におでかけすることにしました。 もちものは おむすび、ぽっちー、らのべ、こなたんにんぎょう、つめかえようこなたんにんぎょう・・・ そして、ろっぽーぜんしょです。 かがみはまだ小さいので、ろっぽーぜんしょのないようはよくしりませんでしたが、しょうらいべんごしになりたかったかがみは、いつもこの本をもちあるいていました。 かがみはピクニックに行くためにじゅんびをします。でも、小さいリュックにろっぽーぜんしょは大きすぎて、なかなか入りません。かがみはもちまえの力で何とかろっぽーぜんしょをおしこみましたが、けっき...
  • 泊まった日・朝
    眩しい光に照らされて、目を覚ます。 もう、朝か……。 開けっ放しの窓から、小鳥の囀りが聞こえてくる。 ……お約束だなあ。 夜は長いと思ってたけど、やっぱり短くて。やっぱり朝が来て。 少しだけ、夜を反芻する。 まだ数時間しか経ってないのに、ずいぶん前のようで、それでいて、ついさっきのことのような、不思議な感じだ。 あれから、二人で私のベッドに入って……。 色々、した。いや、されたのかな。 何だか記憶が曖昧だ。 全体の雰囲気は覚えてるけど、細かく何をされたかまでは覚えてない。 隣を見ると、かがみがすぐ近くですやすやと眠っている。 寝顔も可愛いなあ……。 かがみを起こさないようにして、そっと起き上がる。 そういえば、つかさとみゆきさんはどうしてるかな。 昨日は結構悪いことをしてしまったと思う。二人ともほとんど空気だったし。 いや、それ...
  • 「Me and Bobby McGee」
    お読みの際は以下をご留意下さい。 当SSはこなた、かがみ達3年生組の陵桜学園卒業後を舞台としています 今作に限らず、冒頭に特別な付記がない限り、拙作は一つの時間軸を辿ってゆきます(ゆく予定です)  その為、未確認の設定やオリキャラ等の由来が気にかかった際は、まず前作かそれ以前の流れをご確認下さい それぞれのキャラクターの全体像に“自己流解釈”が掛かっており、それによるキャラ崩壊が著しいものです 全体的に堅苦しく、専門用語を(やや)伴う文体で書かれています 誤字・脱字や文章表現の見直しに、抜け・漏れが含まれている場合があります 相変わらず長ったらしくなってしまいましたが、お時間の許す方はどうぞお付き合い下さい。 今作はとある洋楽をモチーフに製作されています。 その歌詞と曲調は今作内で前提的に扱われている為、内容を事前に把握して頂けると 各キャラの語調や展開する世...
  • 友達じゃなくなった日
    私はかがみが好き。 口では否定しているけどかがみはツンデレで、可愛くて、優しくて……。 でも私とかがみは女の子同士、普通じゃない。 かがみに知られたら……嫌われてしまう……。 だから私は心の奥底に閉じ込める事にした。 絶対にかがみに知られない様に、本当の気持ちを封印して……私はかがみ達と一緒に居る。 ――友達じゃなくなった日―― 「でさー、そこで……」 「ホント、アンタはそればっかだな」 「えーと……それは面白いのかな?」 「ど、どうでしょうか……?」 いつもと変わらない日常。 毎日学校に行き、昼休みにかがみ達と絡み、放課後お喋りをして帰る。 ……正直に言うね……。 ……物凄く苦しいよ……。 だって……好きな人がこんなにも側に居るんだよ? だけどこ...
  • こなたのいない日常
     あの後、私は事の全てをけんたに話した。 「…そうか、そんな事があったのか」  それを聞いたけんたは、私を怒るでも無く、神妙な面持ちで話を聞き入っていた。 「怒らないの?」 「怒ってどうするんだよ…。別に、かがみがその子とキスしたくてした訳じゃないんだろ?」 「それは…そうだけど…」 「なら、俺はそれで構わないよ。逆に、それで変に負い目を感じて、さっきみたいな事をして来た方が俺には辛いよ」 「うん。ごめん…」 「…あとさ、一応、その子とも仲直りしといた方が良いんじゃないかな?」 「別に…。あいつの事なんか、どうでも良いわよ……」  私がそう言うと、けんたは困ったような微笑みを浮かべて、「後悔だけはするなよ」と呟いた。     「ふとしたことで~こなたのいない日常~」  それから1ヶ月近い間、私がこなたと会う事は一度も無かった。...
  • 実った想い、叶わぬ気持ち
     つかさのその一言は、私が知らなかったかがみの一面を垣間見る事になったのと同時に、私の中にあった『柊かがみ』という存在が、独り歩きを始めて、私の手の届かない所に行ってしまうという事を認識させるに十分な物であった。 「お姉ちゃんの初恋の相手はね、けんちゃんだったんだよ」     「ふとしたことで~実った想い、叶わぬ気持ち~」  10月に入って、茹だる様な暑さもようやく遠ざかり、ほんの少しの肌寒さを感じながらも、恐らくこの頃が最も過ごしやすい季節なのだろうと思いながら、私は変わらない日常を消化している。  いや、変化はあったか。  改編期だから、テレビ欄を見れば深夜アニメは軒並み『新』のマークが付いてるし、それを全てチェックして当たり外れを判断しなきゃならないから、私の夜更かしは半ば徹夜状態と化している。  でも、それだけじゃないんだよね…。  私の周...
  • 泊まった日
    ピーンポーン やっと来たか~。 そう思って、急いで玄関の扉を開ける。 扉の先には、見知った面々。 かがみとつかさとみゆきさん。 今日は私の家にみんなで泊まる予定だ。 といっても、言い出したのは私だけど。 お父さんは用事でいないし、ゆーちゃんはみなみちゃんの家にお泊りだ。 久しぶりに、独りで過ごす夜になった。 それが寂しかったからか、チャンスだったからかはわからないけど、ともかく私は三人を誘ってみた。 明日家に誰にもいなくなるから、うちに泊まらない? って。 みんな賛成してくれて、金曜の放課後来てくれることになった。 今がその、金曜の放課後。 「いらっしゃい。待ってたよ~。さ、入って入って」 「おじゃましまーす。いやー、それにしても、こなたの家に泊まるのも久しぶりね」 「そうだね~。一年ぶりくらいかな~」 「私は初めてですの...
  • たとえばこんな日常
     朝早く、私は最近の日課となっている「二人分のお弁当作り」に今日も励んでいる。  あれだよ。ほら、良く出来た幼なじみが、うだつの上がらない主人公の為に毎日お弁当を作ってあげてたりするじゃん?  私もね、色々と目覚めちゃうまでは、「なんでこの手の幼なじみは、こうもまあ甲斐甲斐しいのかね~」と二次元相手に突っ込んだりもしてたけど、今なら、その幼なじみの心境という物も何となく分かるような気がするね。  うん? この例えだと、私の相方に対して失礼かな?  いやいや、他の面ならともかく、家事に関しては私の方に分があるんだし、それくらいは胸を張っても良い筈だ。  ……まぁ、私に胸なんか無いんだけどさ!  そんな自虐ネタも織り交ぜつつ、私は愛情をたっぷり詰め込んだお弁当箱のフタを閉めた。  時計を見ると、時刻は間もなく午前7時に差し掛かろうとしていた。  なんたって今日は腕に...
  • 泊まった日・夜
    お風呂で火照った体に、扇風機の風が心地よい。 窓からは、徐々に秋へと移り変わっていく涼風。 それでも、こなたの部屋は暑かった。 二つずつ向かい合うように並んだ四つの布団の一つに、座り込む。 今、この部屋には誰もいない。 かといって、もうあんな危険を冒すようなことをしようなんて思わなかった。 こなたは、男となんてメールしていない。 受信ボックスを隅から隅まで見たわけじゃないけど、多分そうだ。 そもそも、こなたが男とメールするなんて考えられない。 相当失礼だけど、普段のこなたを見ているとそう考えるのが普通だ。 でも、でももし、私の知らないこなたがいるのだとしたら……。 何も学校内だけとは限らない。 ……コスプレ喫茶。 あのこなたが可愛い格好をして接客しているのだから、何人もの男がアプローチをしていても全くおかしくない。 いや、こなたがそんな奴...
  • 作者別保管庫(3スレ目)あらすじ有.ver
    1-166氏 秋の夜の出来事  こなたのレポートを手伝いに来たかがみ。食事をしたり、風呂を沸かしたりする中、こなたはかがみの心境にどこか違和感を感じていた。かがみは、寂しがっているのだ。  「続・お見舞い(2009年版)」→(本作)→「ミッドナイト」 全7作のシリーズの4作目。 (続・お見舞い(2009年版)の続編) 1-176氏 負けるな! マイノリティ こなたとかがみが同棲を始めて5年程経った頃の話。仕事が忙しいかがみは、なかなか構ってくれなくて、こなたは寂しがる。 ある日、こなたはみゆき達の協力の下、ある計画を進めることをかがみに打ち明ける。最後にその後日談がある。 1-472氏 泊まった日・夜 風呂上がり、布団を敷いて恋話トークを始める親友4人。 好きな人の名前を聞き出そうと、布団の中でこなたにいたずらされ続けるかがみは、とうとう胸に秘め...
  • KEEP YOURSELF ALIVE2 第三話
     こなたに連れられて一階までついていくと、なにやらスパイスの 効いた香りが漂ってくる。ひょっとして万人が好物とするあれですか。 先回りするのも可哀想なので一応何を作ったのか聞いてあげることにする。 「何を作ったの?」 「まぁ匂いで大体分かると思うけどお楽しみ~」 テーブル席に着くといよいよ匂いの正体が判明することになった。 「じゃーんっ。我が家の定番、チキンカレーだよ。かがみの為に前日から 仕込んだから一味違うよ?」 「それはちょっと気合入れすぎじゃないのか?」 「なーんてね!ほんとは今日の晩御飯用に準備しといたんだけど、 せっかくだからかがみにも食べて欲しいなと思ってさ」 いや今日は遊びに来ただけだし、そこまでしてしてもらわなくても…。 こなたの行動は時々分からない。どこまで本気なんだか。 しかし今は空腹の身。目...
  • 日常のなかの特別
    「んじゃあな、柊」 「またね、柊ちゃん」 日下部と峰岸に手を振り私も帰り支度を始める。 しかしすっかり人がいなくなったものだ。そんなに長いこと雑談していたわけでもないのに。 これも受験生の自覚ってやつかな。最上級生に進級してから放課後の教室は寂しくなった。 まぁ私だって早く帰りたかったんだけどね、日下部が離してくれなかったし。 全くあいつの相手するのは疲れるわ。 昼休みもたいてい隣のクラスに行っちゃうからとか言ってたけど、相手してやったらしてやったで怖いだのヒスチックだの言ってくるし。 どことなくこなたっぽいとこもあるけどあいつの場合は単なるバカキャラだからな。なにが楽しくて私に近寄ってくるのかよくわからん。 とりあえず日下部は子供なんだと結論づけてさっさと教室を出る。 先に帰ったかなと思いつつもなんとなく隣のクラスを覗いて見ると青髪の少女が残っていた。 ...
  • カオス狂想曲
    私は柊かがみ。陵桜大学の2年生。 たくさんの思い出の詰まった陵桜学園を卒業してしまった時は寂しかった。 でも、今の陵桜大学での生活も楽しい。 この場所は、新しい勉強と、新しい生活、そしてたくさんの友達もいる。 今、大学に向かって歩いているところ。 私が現在住んでいる所から、大学へは徒歩で行くことができる。 商店街を過ぎ、桜並木の道を通り過ぎた頃、道の左側に陵桜大学が見える。 まず目に入るのは、受験の時に重圧を感じた大きな門。でも、今は私の新しい日常の始まる場所。 私が大学前の横断歩道を渡っている時、ふと、私を呼ぶ声がしたのでそこで振り向く。 後ろから、高校の時と全く変わらない姿の少女が、青く長い髪をゆらしながら、私の元に走ってくる。 泉こなた。 私が稜桜学園で恋をした女の子。私のいちばん大好きな人。 「こなたっ!」 「ご~めん、忘れ物しちゃ...
  • 告白
        「ふとしたことで~告白~」  あの後、風邪を拗らせて本格的に熱を出した私は、土日の連休を挟んで、一週間近くも学校を休む事になってしまった。  …でも、私にとってはそっちの方が良かったのかもしれない。  ――あんたとはもう絶交よ――。  こんな事を言われた以上、私はかがみに合わす顔が見つからなかった。  ちゃんと謝れば許してくれるかもしれない…。  そんな考えも、あの時のかがみを見ていれば、あの事を本気で怒っていて、簡単にそれを水に流してくれるとは思えないのは分かっている。  何より、仮にかがみが私の謝罪を受け入れてくれたとして、私達はそれまでのような友情関係に戻れるのだろうか?  …ありえない。  どれだけ関係の修復に奔走したとしても、私がかがみのファーストキスを奪ってしまったという事実は一生消えない。  その上、もう私があんな暴...
  • 8話 with you
    「なぁこなた?」 「んー?」 「みゆきとつかさからは何を貰ったの?」 「えっとね、みゆきさんからはネックレスで、つかさからは手作りケーキだったよ。ちなみにゆーちゃんからはブレスレット。」 ガタンゴトン、とリズミカルに私達の体は揺れる。目に映る景色は早々と過ぎ去ってゆく。 薄い闇に染まった世界は怖いようで神秘的だ。雲から覗く沈みかけた月がより一層不思議な気分にさせる。 「かがみ、迷惑じゃなかった?」 「だってアンタ一人で旅行なんて心配だし・・・それに二人なら安心でしょ?」 「ふーん。」 「な、なによ?だいたい、いきなり石川県行ってくる!なんて言うアンタが悪いんだからね!」 「何だかんだ言って世話好きなかがみ萌え。ついてきてくれてありがとー!」 「分かったから抱きつくのやめろー!」 ガタンゴトン、と私を揺らすのは新幹線。目に映る景色は石川県。そして隣に...
  • 泊まった日・始
     太陽は徐々に高くなり、窓から差し込む光も、眩しく強いものになっていく。  まだまだ外は晴れていた。時間は、十二時を少し越えたくらい。  しばらくベッドにもたれて座っていた。その上には、私の体を背もたれ代わりにして 眠りこけているこなた。  滑り落ちないように、離さないように、胸の辺りを軽く抱きとめる。  自分の胸の前にあるこなたの顔を、横から覗き込んだ。すやすやという表現がぴったりの寝顔だ。 光の中、こなたは目を閉じてスースーと寝息を立てている。それは、幼い子供のように 無邪気で純粋で、本当にかわいい表情だった。  顔が自然と笑みになる。  少しだけ溜め息をついて、天井を見上げた。  あれから、色んな話をしたな。これまでのことを、たくさん。  言いたくて言えなかったこと。今まで気づかなかったこと。そんなお互いの気持ちを 混ぜ合わせて、改めて...
  • ある夏休みの日常の風景
     ある夏休みの日常の風景  今、まさに夏真っ盛りだった。もっとも、家を離れて安いアパートに引っ越したので、私の部屋にはエアコン等はなく、暑いことこの上ない。あ、でもかがみの部屋にはあったような……そういえば、つかさの部屋にも……はぁ、ならばみゆきの部屋には絶対あるはずだよね?だってみゆきさんだもん。  かがみがいたら、心の中では頷いていてもとりあえず、“一体どんな理屈よ!”と突っ込んでくれるに違いない、きっとそうに違いない。  私―泉こなたは、とりあえず、夏で夏真っ盛りでその上夏休みという学生には時間としてはあまり余った時間を力の限り謳歌しているはずだった。  まぁ、その、現実は、三角巾にエプロンをして、はたき掛けやら箒やらもって部屋の掃除にいそしんでいるわけだけどさ。エアコンはないけど、風通しのいい部屋を選んでたのが幸いしてか、扇風機でも十二分に涼しい。  どうして、私...
  • ラストサマーホリデー
    カリカリカリ……シンと静まり返った部屋で、ペンをノートに走らせる音だけが響く。  今日は8月31日――夏休み最終日だ。  例によって例の如く、こなた、日下部、つかさの3人は宿題を終えていないと言うので、急遽、勉強会を開くことになった。  私が勉強を見るのは、こなた、日下部の二人。私の部屋で、机を挟んで二人が並び、私の宿題を‘写して’いる。少しは自分で考えたらどうだ。  普段からこなたのことを「チビッ子は、ちっこくてかわい~な~」と言って憚らない日下部を、こなたの隣に置くのは正直あんまり気乗りしないが、仕方が無い。宿題を終えてもらわないといつまで経っても泣きつかれるハメになるのだから。 「……」  黙々と宿題を写す二人。その表情はいつになく真剣だ。普段からこれだけ真面目にやってくれればね……。  一方、私は写させる側なので、やることなど何も無い。いや、...
  • パーフェクトスター 第4章Aパート
    つまらない日常から抜け出したくて変化を望んでも、 変革した日々がいつのまにか“日常”になってる。 “日常”は例外なく私を閉じ込めて、逃げ出せないのなんて解ってた。 でも、今いる“日常”なら私は囚われたままでいい。 今まで以上に毎日が楽しくて、優しくて、大切な人が傍にいてくれるならそれでいいと思ってた。 …なのに、今いる“日常”が“日常”じゃなくて。 ── これが“夢”だったなんてあまりにも酷すぎやしない? ――――――――――― 『パーフェクトスター』 ●第4章「夢の終わりに謳う歌」Aパート ――――――――――― 私が自分の想いに気づいてから1週間ちょっとが経った。 …といってもかがみとの関係が急に発展するわけもなく、 まさに恋する乙女な自分を満喫しながら同居生活を楽しんでいた。 久しぶりに...
  • その心は誰のもの
    もう二年以上も通い続けた学校への道のり。 つまり何百回も行き来してきた通学路。 朝日が眩しかったり、しとしと雨が降っていたり、背中を押される強風の日もあったけど、どれもとりとめのない日常の一部。 今日も一足先に夏がやって来たようなあたたかい気候が気になるくらいでいつもの朝に変わりなかった。 駅前のバス停に並ぶ私とつかさ。同じ制服に身を包んだ学生の姿が多く目に着くようになった。 初めのうちは少々派手に思えた赤色のセーラー服も高校生活の思い出と共にいとおしい。 だけどその人だかりの中にあの子の姿は見えなかった。 「こなちゃん、遅いね」 手持ち無沙汰な妹が呟いた。 友達と談笑する者、遠くを見つめて佇む者。待ち時間の過ごし方は人それぞれ。 「そうね。ま、今日は月曜日だしね」 休み明けのあいつはしばしば遅れてやってくることがあった。 理由はやはり深夜ア...
  • God knows...(前編)
    修学旅行も終わり残す行事といえば学園祭だけであろう・・・ その学園祭が終わったら私たちは受験に向けて勉強漬けの日々を過ごさなければならない。 そして、今は学園祭開催まで一週間をきろうとしていた。 パティーが急に提案したチアダンスも未完成ではあるが形になってきておりまだ確信はないが間に合うはずだ。 「相変わらず柊の練習はハードだってヴァよ~休憩ほとんどなしでここまでやるんだもんなぁ~」 「お姉ちゃん~もうくたくただよ~;;」 「わたしももうくたくたデ~ス、チアダンスはやっぱ疲れるネ~」 「せ、先輩・・・筋肉痛で動けないっす・・・」 「柊ちゃん、みんな動けないみたいよ」 時計を見てみる、もう七時半か。 みんなとても疲れている様子だし時間的にもさすがにこれ以上続けるのは無理であろう。 「そっか、練習はじめたのはたしか四時からだったもんね。 ...
  • 古ぼけた佇まいの雑貨屋の話
    古ぼけた佇まいの雑貨屋。 西洋風の建物で、レンガでできているそこは、私のお気に入りの場所。 不思議な雰囲気が漂うそこは、喧騒で広がる世界とは切り離されている感覚にとらわれる。 一度その店に足を踏み入れれば、まるでヨーロッパのような、そんな場所。 そここそ、私が大好きな雑貨屋。 今日もまた、大学の帰りに寄る。 その日本離れした雰囲気に惹かれついつい足を運んでしまうのだけれど、毎日のように通うのには実はまだ理由がある。 扉を開けると、カランカラン、とベルが挨拶してくれる。 中にはアクセサリー、アンティークの小物なんかが棚にある。 店の奥。カウンターがそこにはある。 「やっぱり、いた…」 カウンターに腰掛ける、若い女のコ。 実はこの人目当てで来ていたりもする。 彼女の名前は知らない。背が低く、青い髪を靡かせる彼女。 ミス...
  • 『Lovin’ You』
    少しづつ空気が澄んできた、12月最後の登校日。 私、泉こなたは、高校の最寄り駅である朝の通勤・通学ラッシュ真っ只中の糟武スカイツリーライン 糟日部駅南口にて、親友である柊かがみ、柊つかさと待ち合わせをしていた。 珍しく早く起きることが出来き、そのため普段より早く待ち合わせ場所に着いた。 普段は親友二人を待たすことが多いから正直珍しい。 普段とは違い余裕があるからか、なんとなく物思いにふける。 目の前には駅前ロータリーがあり、そこに植樹されている木々もすっかり落葉して 冬らしい光景を作りだしていた。また空気も澄み切っており、晴れ渡った空も青々と 透明感があるからかすごく清々しく感じられる。 そんな清々しさとともに寒々しさも感じられそうな光景だが、風も無くぽかぽかとしている ため、そんなに寒く感じられなかった。 そうしてたたずんでいると、かがみとつ...
  • その日、歯車は回り始めた
     新学期が始まり、休みボケもすっかり解消された、ある日曜日の午後。  私は聖地に舞い降りていた。 「アキバか。なにもかも皆懐かしい」 「アンタ、バイトで毎週来てるでしょうが……」     「ふとしたことで~その日、歯車は回り始めた~」 「まったく、ゲーマーズに行きたいって言うから付いて来たら、なんで秋葉腹まで来なきゃいけないのよ?」 「いやぁ、かがみんね。私は全国のゲマズでも手に入るただの特典には興味は無いんだよ。アキバのゲマズでしか手に入らない主演声優さんの生サイン入り特典じゃないとダメなんだよ」 「…私はただラノベが欲しかっただけなんだけど」 「まぁまぁ、せっかく来たんだし、ゆっくりと楽しんで行こうよ~」  私はかがみが引き返さないように背中を押して、無理矢理前に進ませようとする。 「あー、もう分かったからそんなに押すなって!」 ...
  • 小さな足跡
    『小さな足跡』 ★ 「……の接近に伴い、未明から広い範囲で………………明日の関東地方は この冬一番の寒さに見舞われる見込みです。この影響により……」 どこからかアナウンサーの声が聞こえてくる。 とめどなく流れ続ける無機質な声がどこか心地よい。 「ううん……、まだ眠い……」 このまま寝ていたかったけど、そうも言っていられない。 しかたなく重い頭を上げ、目を覚ました。 今日は一日中勉強にかかりきりだった。 いや、正確には今日もと言うべきか。 連日の勉強に疲れて、一息入れようとコーヒーで体を温めていたところまでは覚えている。 ラジオから流れてくる曲を聴いている内に眠ってしまったらしい。 「さむっ」 思わず身震いする。 タイマーをセットしておいたファンヒーターが止まっていた。 どうりで寒いわけだ。 時計に目をやると時刻は深夜の零時前。 ...
  • ゆびきりげんまん
    道を行き交う人々。スーツを着込んだ会社員や買い物バッグを提げる主婦、楽しげに談笑するカッターシャツの高校生たち。 みんなかがみの二歩先を歩く少女より大きく、しかしかがみにとって少女ほど大きな存在はいない。 未発達な男の子たちの、それでも自分より広い肩幅。 腰下まで伸びた長い髪を見つめる。手入れがひどく面倒そうだけれど、かがみが羨むくらいに髪質が良い。 かがみにはその髪に隠された小柄なこなたの背中を見た記憶がほとんどなかった。 「ごめん、峰岸たちと話してたら遅くなった。って、あれ」 かがみが待たせちゃったかなと謝意を込めながら扉を開けると教室に残っていたのはこなた一人。 「ねえ、つかさとみゆきは?」 「つかさが買いたいものがあるって、みゆきさんと一緒に先に帰ったよ。かがみにごめんねって」 「そう、別にいいのに。で、こなたは?」 一緒に帰ってればよか...
  • こなかがスレSS保管庫・あらすじ一覧(6~10スレ目)
    こなかがスレSS保管庫・あらすじ一覧(6~10スレ目) ———————————————————————————————————————— 題名  作者名 投稿されたスレ  あらすじと設定(舞台、状況、関係、視点など)  前作→(本作)→続編(または派生作品) ※あらすじという名目上、極力控えめにしてはいますが、ネタバレになる事はあります。 ———————————————————————————————————————— 作者別保管庫(6スレ目) 磁石の両端  1-472氏 6スレ目  放課後、図書館でこなたに勉強を教えていたかがみは、彼女のことをどうしても意識してしまい、家でも勉強に集中できない。恋するかがみの心情が深く表現されながら、後半は部屋のベッドの上で二人の甘いやりとりが交わされる話。 もっと速く  1-472氏 6スレ目  冬のある日の...
  • 『希望的観測 その1』
    『希望的観測 その1』  この日。  かがみとつかさは、いつものように2人そろって登校していた。 「in my dream 赤いおもちうにょ~ん♪」 「珍しく歌なんか歌っちゃって。ずいぶんとご機嫌ね~。危うく寝坊しかけたくせに」  かがみの冷やかしに、つかさはえへへ、と恥ずかしそうに笑った後、 「携帯で占いを見たんだけど、今日はね、私の運勢いいみたいなんだ」 「我が妹ながら、そのくらいで単純だな…私はあんまり興味ないけど、つかさの運勢が良いってことは私も今日は運が向いてるのね。  誕生日も血液型も同じなわけだし」 「う~ん、お姉ちゃんは違う運勢かも」 「なんで?」 「この占いは、誕生日と血液型と氏名で占うんだよ」 「ああ、なるほどね」  調べてあげようか、とつかさが携帯を取り出したが、 「いいわよ、別に。私そういうのあまり信じ...
  • 作者別保管庫(こなかがBBS4スレ目)
    カローラ ◆cKDLcxC5HE氏 ふとしたことで(シリアス/オリキャラ有り)私の望む幸福 その日、歯車は回り始めた 実った想い、叶わぬ気持ち 崩れ始めたもの 最も甘美な過ち 告白 喪失したもの かがみのいない日常 こなたのいない日常 救済 0の関係、1の感情 聖なる夜に 静かな夜に ふとしたことで(完結) ポッキー作戦 チョコレート騒動【こなかがコンペ応援作品】 8-616氏 手作りのキモチ H2-209氏 無題(H2-209氏)(仮) 無題(H2-209氏)(仮)2(↑のかがみ視点) H4-419氏 コーヒーブレイク/モカ コーヒーブレイク/ブレンド コーヒーブレイク/エスプレッソ コーヒーブレイク/ケニアアラビカ コーヒーブレイク/カネフォーラ 永久(とわ)の愛をこめて【こなかがコンペ応援作品】 H2-769氏 説明不要(パラレル)(恋のアクセル...
  • 演劇:らき☆すた美女と野獣
    「演劇:らき☆すた美女と野獣」  美女(ベル):かがみ  野獣(王子):こなた  ベルの父:つかさ  魔女  :ゆたか 魔女の呪いで、姿を変えられた城の者たち  ポットのメイド:みゆき  ろうそくの給仕係:みなみ  時計の執事:みさお  洋服ダンスの家来:あやの  羽根ばたきの家来:ななこ  コップの家来:ゆい 監督:パティ 助監督:ひより ある町のある家のある一家。二人の中の良い〈父親〉と〈娘〉が住んでいました。 「それじゃあ、お姉ちゃん。出かけてくるね!」 「うん。いってらっしゃい。そろそろ、いいかげん劇を演じてるということを自覚してよね、『お父さん』」 「うん!分かったよ!お姉ちゃん!」 「家のことは私に任せといてね、だからさっさと行ってこい」 「夕方までには戻ってくるからね、お姉ち...
  • その先にあるのは
    卒業式。新たな旅立ちのためへの一つの区切り、つまり今まで過ごした日々との別れ。 過去二回の同じような儀式は正直に言ってほとんど覚えていない。 それはきっと小学校で過ごした毎日と、中学校で過ごした毎日を失うことにあまり思い入れがなかったからだと思う。 友達がいなかったというわけでもなく、早く大人になりたかったというわけでもなくて。 ただ単純にその日に何かが変わったのだと感じることができなかったからだ。 だけど今日は違う。忘れられない日になる。 つかさが予想通りに泣いていてなんとなく羨ましいなと思ったこと。 大人びたみゆきさんの、年相応の可愛らしい泣き顔。 名前もろくに知らない同じ境遇の人たちの弾んだ空気の中に確かに含まれた別れを前にした様々な思い。 それらはどれもこの日に相応しく、これこそが卒業なんだと思わせるけどそういう意味ではない。 今日という日に私は大切なあなたと一...
  • 風の魔法
    広い、広い、どこまでも続く青い空。 8月上旬という暑さを優しく和らげてくれる風が私たちを撫でていく。 見渡す限りの草原と、草原のはるか向こうにわずかに見える山々。 私とこなたは、そんな場所を二人で歩いている。 『風の魔法』 ”せめてコレくらいは済ませておきなさいな” そんな台詞と一緒に渡されたのは、結婚式の段取りの書かれた用紙と旅行のパンフレット。 今まで頑張った私たちへのご褒美だと、お母さんは笑って渡してくれた。 こなたと私の、結婚式と新婚旅行。 身内の、それもほんのごく一部だけの慎ましやかな式を上げたあと、私とこなたはこの場所に来た。 こなたと繋がる右手はそのままに、あまった左手で青空を彩る白い雲をつかんでみた。 「かがみー」 「んー?なあに、こなた」 当然つかめるわけも無く、でも何かの手ごたえを左手に感じる。 「来て...
  • 桜の刹那
    夕暮れの帰り道、今日もまた一人ぼっち。 一緒に帰れば良かった。 意地なんか張らないで、素直にそう言えば良かった。 つまらないプライド、まるで誰かさんにそっくりだね。 私は…それを誰にも気付かれないように隠しているけれど。 微かな音色だったんだ。 それはほんの小さな音の雫。 誰かが呼んでいた。 春の穏やかな風と共に、小さな歌声が聞こえてきた。 遥か遠い、ここよりもっと向こうの方からだ。 誰かに届いて欲しいと思う気持ちに乗せられて、私の元に辿り着いた歌。 向こう、きっとあそこで誰かが待っている。 待って、今行くよ。 一人で歌わなくていい。 誰かを思って、一人哀しまないで。 あなたの歌は、私に届いたから。 ………♪~………♪………♪♪……………♪♪…… こっち。もっと強く聞こえる方へ。 タッ、タッ、と私の駆ける足音が地面...
  • いのち、つながり
    「……み。起きてかがみ」 う~ん、こなた? 「おはようかがみ」 うん、おはよう。 まだまどろんでいる状態でぼやける視界はこなたの顔で埋め尽くされていた。驚かなかったのはもはや慣れだ。 身を起こすと何度見ても好きになれない美少女のフィギュアやポスターが。でも私の慣れ親しんだ部屋。 えっと、私はなんでこなたの部屋に、ベッドで寝ていたんだっけ。 「かがみ、今日は何日?」 こなたの言葉に何かのアニメのカレンダーに目をやる。が、それはとっくの昔に過ぎた日付になっていた。 カレンダーの意味がないじゃないのよ、とは何度か言っても無駄だったのを覚えている。 とにかく、自堕落な生活を送っているわけではなく平日は学校があるのですぐに脳内で計算された。 「7月7日?」 「そっ。誕生日おめでと、かがみ」 にこっと笑って祝福してくれた。そう、今日は私がこの子と会うべくして生を受けた日...
  • 氷のように…
    暗い、クライ、クライ… ここには何も無い。 私には、何も手にする物がナイ。 『かがみ…』それが、私の光。私の希望。 だけど、ここには何も無い… ずっと、旅をしていた... かがみを、探す旅。 見付けた時に、喜びと絶望を同時に味わった。 私の希望を、光を、小さく砕く物… 始まりと、終焉の時だった。 『もう、昔には戻れないんだね』 小さく呟く…。 私の過去は消え去っていた。 傍のチョコを見る。 幾度となく作り、渡しそびれてきたチョコ... 去年も、その前の年でさえ作っていた。 かがみと会う前の年でさえ.. 私はきっとバカなのだろう。 こんな事しても何の意味も無いと解っているのに。 今年も、また渡せずに終わるだけ... 私は一人ぼっちだ。 夜が来る度に、何もない空っぽの世界に放り込まれる。 寂しさを...
  • いふ☆すた EpisodeⅡ~静かにツルの切れる音~
    いふ☆すた EpisodeⅡ~静かにツルの切れる音~ なんだろうこれは。 それはふわりと、唐突に現れた。 私は足元に落ちたそれを拾い上げ、顔の前まで持ってくる。 何のこともない普通の白い封筒だ。 私はついさっき学校に着いたばかりで、今、自分用の下駄箱の前で立ち尽くしている。 私の下駄箱から落ちてきた、それ。 裏返してみると、とても丁寧に書かれた文字で、 「柊 かがみ 様へ」 と書いてある。 うん、間違いなく私にだ。 …でも、このシュチュエーションってもしかして… 「あ、お姉ちゃん!?」 私の近くまで寄ってきたつかさが声を上げた。 「それってもしかして…ラブレター!?」 そう、それだ。 好きな人に愛の告白をするために、想いを書き留めて下駄箱なんかに入れるという代物だ。学園モノのラヴシュチュではもはや定...
  • 二つの結婚宣言
      『前略 母上様(独自設定 注意)の続編 二十一世紀も半ばを過ぎた、とある年の四月のこと。 ここ陵桜学園では、今年もたくさんの新入生を迎え入れました。 これも毎年このために、とばかり、校内の桜は、今を盛りと咲き誇っています。 花の香とともに、下ろしたての匂いを制服に纏わせ、新入生たちが校庭をそぞろ歩く中で、 仮にもしこの場に、五十年前のことを憶えている者がいたとすれば、 ここにいる二人の少女を見て、ハテどこかで見たような、と、首を傾げたかもしれません。 「いい陽気だね~、こんな日には縁側で渋茶だネ、お姉ちゃん」 ツインに結んだ青い髪が春風に軽くなびいて、涼しげな目もとを今は眠そうに細めながら、 ポカポカ陽気を満喫している、こちらは妹のほうです。 「やめなさいよ。もう少し女子高生らしいセリフはないの?」 澄んだ碧眼も鋭く、ピ...
  • こなかがスレSS保管庫・あらすじ一覧(1~5スレ目)
    こなかがスレSS保管庫・あらすじ一覧(1~5スレ目) ———————————————————————————————————————— 題名  作者名 投稿されたスレ  あらすじと設定(舞台、状況、関係、視点など)  前作→(本作)→続編(または派生作品) ※あらすじという名目上、極力控えめにしてはいますが、ネタバレになる事はあります。 ———————————————————————————————————————— 作者別保管庫(1スレ目) かが×こな前編   1-63氏 1スレ目  鬱要素/救済あり。かがみの目の前で事故に合ってしまうこなた。こなたを失って、かがみが彼女に対する気持ちを自覚したその時、(…キタコレ)という言葉が頭に響く。二人の甘いひととき。  (本作)→「かが×こな後編」 かが×こな後編   1-63氏 1スレ目  鬱要素...
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