こなた×かがみSS保管庫内検索 / 「据え膳食わぬはオトメの恥」で検索した結果

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  • 作者別保管庫(6スレ目)
    ...6-445氏 据え膳食わぬはオトメの恥 6-626氏 ポッキー折り損のくちびるもうけ 6-600氏  前編「ファースト・ブライダル」 中編「いつか見た夢」 後編「幸せはいつも傍に」※移動 6-727氏 けっ☆とう 6-774氏 夢の中で 6-907氏(14-586氏) スレの夢の終わりに…(6スレの埋めネタ) 小なたまとめ その1
  • 据え膳食わぬはオトメの恥
    「ただいまー」  買い物から帰ってきたつかさが玄関を開けると、そこには家族の物とは違う、 見慣れない──けれども、どこかで見た覚えのあるような──靴が一足あった。 「誰か来ているのかな?」  自分の部屋に戻ろうとすると、居間にいた上の姉から声がかかる。 「おかえり、つかさ。こなたちゃん、来てるよ」 「あ、こなちゃんかー」  どおりで、見た覚えがあるはずだ。 「たぶんかがみの部屋にいるからー」 「うん、ありがとー」  階段を上って、二人のところに行こう、としたところで、つかさはちょっとしたイタズラを思いついた。 (そおっと部屋に近づいて、いきなりドアを開けたら、二人ともビックリするかなぁ)  二人の驚いた顔を想像すると、それはとても楽しそうに思えた。  普通に歩くとギシギシと鳴る古い階段を、音をさせないように静かに進んでいく。  抜き足、差し足、忍び足...
  • こなかがスレSS保管庫・あらすじ一覧(6~10スレ目)
    ...ミ合う二人。 据え膳食わぬはオトメの恥  6-445氏 6スレ目  つかさが柊家に帰ってきた時、かがみの部屋から、こなたとかがみの普段とは違う甘く切なげな声が聞こえてきた。室内では、二人の優しく甘いやりとりが交わされていた。 前編「ファースト・ブライダル」  6-600氏 6スレ目  突然、こなたにネトゲのスタートキットをもらったかがみ。家でこなたと電話で話をしながらネトゲを進める。そして、ゲーム内でこなたのキャラと結婚式をする事になってしまう。  (本作)→中編「いつか見た夢」 全6作のシリーズの1作目。 中編「いつか見た夢」  6-600氏 6スレ目  かがみを怒らせてしまったことを心配するこなたは、前にかがみ達とコンサートへ行ったときのことを思い出す。  前編「ファースト・ブライダル」→(本作)→後編「幸せはいつも傍に」 全6作のシリーズの2作目。 ...
  • もし、こなたが例のシーンを見ていたら?
    ――今日は、修学旅行の二日目。 私たちは今、銀閣寺に来ているのだが、 ひとつだけ気になることがある。 ……かがみの様子がおかしい。 こちらが何を言っても気のない返事。 仕草もどこかそわそわした感じで、 心ここにあらず、という言葉がぴったりだ。 ……かがみ、どうしたんだろ? ・・・・・・・・・・。 ・・・・・。 ――21 00。 ホテルに帰って、ゴハンを食べたら 後はいつもの雑談タイムだ。 ――と行きたいのだが、 私は、いつの間にか忽然と姿を消したかがみを探している。 ……つかさ、みゆきさんの話では 「用がある」 と言って部屋を出たっきり戻ってないみたいだ。 ……普通に考えると、同じクラスの友達のところに 行ってそうなもんなんだけど、そこはさっき確認した。 ―ロビーに到着。 全面大理石...
  • 実った想い、叶わぬ気持ち
     つかさのその一言は、私が知らなかったかがみの一面を垣間見る事になったのと同時に、私の中にあった『柊かがみ』という存在が、独り歩きを始めて、私の手の届かない所に行ってしまうという事を認識させるに十分な物であった。 「お姉ちゃんの初恋の相手はね、けんちゃんだったんだよ」     「ふとしたことで~実った想い、叶わぬ気持ち~」  10月に入って、茹だる様な暑さもようやく遠ざかり、ほんの少しの肌寒さを感じながらも、恐らくこの頃が最も過ごしやすい季節なのだろうと思いながら、私は変わらない日常を消化している。  いや、変化はあったか。  改編期だから、テレビ欄を見れば深夜アニメは軒並み『新』のマークが付いてるし、それを全てチェックして当たり外れを判断しなきゃならないから、私の夜更かしは半ば徹夜状態と化している。  でも、それだけじゃないんだよね…。  私の周...
  • 始まりは一歩から(2)
    ◇ 「ごちそうさま」 「ごちそうさまでした」 「おそまつさまでした~」 お父さんとゆーちゃん、そして私の声が静かな居間に響き渡り、 今日もまた騒がしい一日が始まる。 こうやって朝食の席に3人揃ったのって、久しぶり。 休みに入って以来だから、1週間ぶりかな。 やっぱりみんな一緒に食べる朝ご飯っていいよね。 まったく、誰のせいで揃わなかったんだか。 ……いやまあ、それは私が寝てたのが悪いんだけどね。 「やっぱりお姉ちゃんが作るご飯はおいしいね」 「いやいや~、それほどでも~」 「ううっ、こなたが作ってくれた味噌汁が五臓六腑に染み渡っていく。 今日を生きる活力になる。お父さん感激だあ」 「ちょっ、お父さん大げさだってば」 ぶわっと感涙を流すお父さんを見てると、夏休みが始まってからずっと朝ご飯を ゆーちゃんと二人っきりにさせてたのが悪かったなあと...
  • 好きの証明
    朝、いつもの場所に待ち合わせ。到着するのは大体私が後だった。 今日もやっぱり仲良し姉妹が先にいて待っている。まだかまだかという様子は見なきゃよかった。 苛立ち、心配はたぶんありえない、そんな顔をさせていることにちくりと胸が痛む。 それでも何食わぬ顔で行くのが私だけどね。 「おはよー、かがみ、つかさ」 「おはよう、こなちゃん」 「おはよ」 にこっと微笑んでくれるつかさに癒され、ちょっと無愛想なかがみに頬が緩む。 いやマゾとかじゃなくて、こういうキツいとこがかがみらしくて可愛いんだよ。 「あんた時間通りに来るってできないのか。前に時間遅らせたらその分さらに遅れてくるし」 「いやまあ、それが私らしさってことで一つ」 「時間守れないなんて絶対将来苦労するわよ」 「その点は大丈夫。バイトはまだ無遅刻無欠勤だし」 「その精神を私らにも回してくれ」 呆れるかがみ。罪悪感がない...
  • You Know You're Right -Cherry Brandy Mix-(2)
    「あんたの不調は、あんただけの問題じゃない。」  半開きの上瞼を更に歪めるこなたの顔面に、桜一輪を投げつけ、腕を組む。 花はこなたの唇に軽く当たり、その掌に収まる。  さて、本来の自分の本位を見失っているこの子に、お誂え向けの言葉、とは… 「周りに居る人間も、少しは自己主張してもいいだろうに?  … あんたの迷惑にならない程度に、ってのは、心掛けてるつもりだけど。」  これ位、かな? 模擬裁判の時も迷うが、相手を尊重した言葉遣い、ってのは、意識し過ぎると逆に判り辛く、ぎこちなくなる。  それでも、こなたには通じたらしい。 百万語を応酬しあうも良し。 無言の内に言い包めるのも良し。 ―それが、私達だ。 「ごめん。」 「いつもの事だ。」  ― にっ。  両者の次元が一致したことの合図。 取り敢えず、同じ地上に立たなけ...
  • 小さな足跡(3)
    ◆ こなたに謝る決心をした後、部屋を出てまずは朝食を摂ることにした。 あれだけ悩んでおきながら、よく食欲が出るなと我ながらあきれる。 でもまあ私らしいといえば私らしい。 何事も腹が減っては戦はできぬと言うし、食欲があるのは健康な証。 そう言い訳して前向きにとらえることにした。 部屋を出て、まずは1階に向かう。 さすがにまだ朝早い時間帯だけに、家の中は静まり返っている。 まだみんな寝てるのかな? そう思って1階に降りると、台所からトントンと小気味の良い音が聞こえてくる。 お母さん、こんな時間にもう起きてるんだ。 早速台所へと向かった。 そこには案の定お母さんの姿が。 いつもそこにある日常の風景に、心が安らいだ。 ──毎朝こんな早い時間に朝ごはん作ってくれてありがとう 恥ずかしくて素直に言えないかわりに、心の中でそうつぶや...
  • パーフェクトスター 序章Aパート
    前略、泉こなた19歳。現在、力のあらん限りを尽くして駅から自宅へ走ってます。草々。 じゃなくて!と心で己に突っ込みを入れつつ、走る動作をそのままに携帯で時計を確認した。 17時50分。普段はのんびり歩くから徒歩10分くらいの距離だけど、全速力に近い今の速度なら5分くらいで家に着くだろうか。 気が抜けないことを再確認した私は、携帯をポケットに放り込みながら、こうなった経緯を思い出していた。 13時から17時シフトの4時間労働を終えた私は、今日の晩ご飯は何食べようかなとか、 深夜アニメは日付変更後からが本番だなとか、生活に必要なことと自分の至福を肥やすことを考えながら、 バイト先のロッカーでのんびり着替えていた。 そこにガチャッと扉が開いて、ロッカールームに新参が着たことを知らせる。 「OH!コナタ、お疲れネ!」 元気一杯、ドアも全開。声だけでその新参は誰か...
  • 画像保管庫(21スレ~)
    7-438氏 雨の日のトラブル 赤い糸 避難所スレ2スレ目記念 [´・ω・`] 氏 眠れぬ夜 6-774氏 見つめる二人 19-737氏 お早めにお召し上がりください(かがみの誕生日記念作品) 狂信者M氏 織姫と彦星(かがみの誕生日記念作品) 18-349氏 双子とねこなた(かがみの誕生日記念作品) 11-307氏 えへへ、か~がみっ♪ あんず飴(かがみの誕生日記念作品) 泣きこなた(こなたを泣かせてみたい。をイラスト化) 11-228氏 梅雨☆doki 天の川の下で(かがみの誕生日記念作品) OVA衣装で けもけも コテ無し氏 テンタイカンソク 8-784氏 声を聴かせて 今日は何色? 当世腐女子絵図 マーキング いつだってラブフラグ イベントクリア 百合時空 下校途中でつかまえて 言わせてみたい(顔に書いてあ...
  • タマゴのこころ、ニワトリのこころ(後編)
    タマゴとニワトリ…ですか。 (さっきは本当にびっくりしてしまいました) 私は笑いながら心の隅で考えます。 (やっぱり泉さんにはかないませんね…) 泉さんは本当によく周りの方―特に親しい方には気を配っていらっしゃいます。 私もその中に含めていただけているのでしょうか。 …あう、自分で考えたことなのに、『親しい』という部分にこそばゆくなってしまいました。 それと同時に、先ほど思い浮かべた事柄がまた浮かび上がりそうになります。 私は誰にも分からないように少しだけ息を深く吸ってはき、『いつもの笑顔』をつくりました。 「いっただっきま~す」 「「いただきまーす」」 「はい、いただきます」 各々の掛け声で食事が始まります。 今日はつかささんの席なので、私の隣に泉さんとつかささん、そして私の前にかがみさん。 いつもと同じお昼ごはんの風景です。 でも少...
  • 「守る」という事・後編
    「よぉ~し、準備O,K!」  私は筆記用具と受験票等の確認を終えて、ホテルをチェックアウトする事に した。  このホテルに泊まったのは今回で2度目だ。前回はかがみと一緒に泊まった。  あまりにも家から試験会場の大学が離れているから、前泊しないと試験の開 始時間に間に合わないのでしかたがないんだけど、 「やっぱり、一人でこういうところに泊まるのは寂しい感じがするよね」  ついそう思ってしまう。なまじ前回かがみが一緒だった分、今回の寂しさは 100倍だしね。  今度の試験会場は前回よりもホテルに近い。昨日下見に行ったときも、10分 もかからなかった。バスの乗継ぎがないのは本当にありがたい。  会場に向かって歩いていると、私と同じ受験生と思われる人たちが何人も見 えた。周りの人間は全てライバル。けれど、私はかがみへの愛にかけて必ず合 格をすると決めている。『私に二度の敗...
  • ☆かが明(みん)☆第1夜(後半)
    みゆきさん無双であらかたの敵は片付き、主な敵は大都(現在の北京)の元王朝と、西方で漢国を建国した陳友諒(cv:兄沢命斗)だけとなった。 元王朝は勢いを盛り返していた。 元王朝は大軍を整えると、かつて郭子興の主君であった、大宋国へと攻めこんだ。 大宋国の軍は支えきれず、たちまち宮殿に元軍が迫る。 大宋国宰相の劉福通は、主君の小明王韓林児に言上した。 「あきら様、もはやこれまでです。お逃げください」 「おい、白石。このスーパーアイドル小神あきらの初登場が、いきなり滅亡シーンとは、どーゆーこと?」 「いやぁ、作者もいろいろあきら様の登場するシーンを考えていたそうなんですが、思いのほかこのSSが大長編になったため、すべて割愛されたようです」 「いーやーだー!あきらもっと活躍しーたーいー!」 ズブッ! その時、劉福通の学生服に敵の矢が刺...
  • 『そばにいたい理由』
    「顕微鏡、観察できる様になりましたよ。」 「本当!さすがゆきちゃん。」 「さすがみwikiさん。」  12月のある日。私たちは今、生物の実験をしている。  この授業は選択科目であり科目選択者のみが受講する授業で、 一緒に選択したこなた、つかさ、みゆきと私こと柊かがみの4人で 班を作り実験を行っている。 「私いつまでたっても顕微鏡の使い方が苦手で、 特に高倍率でピントを合わせるのはむずかしいの~。」 「大丈夫だよつかさ、私も細かい作業はホントにがて~。」 「二人でダメさ加減を共感しあってないで、とっとと進めるわよ。」 「え~と、それでは泉さん、観察してみてもらいますか?」 「まかせたまへ~。」 こなた・つかさがダメさ具合を共感し始めたところ無理やり中断させ、 実験に入らせる。こなたが顕微鏡を覗き込んだところで、みゆきが話しかけた。 「泉さ...
  • ハネムーンですけど何か?・その1
    (作者注:本作は、8-784氏が避難所スレPart2に投稿された一連の4コママンガに触発されて作成しました) 仮装行列でつかまえて 思わぬ援護 小さな声で ツンデレーション×2 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「ハネムーンですけど何か?・その1」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― <一日目 一五時〇八分>  成田空港を飛び立ってそろそろ九時間。強烈なジェットサウンドですら、心地よい子守唄に聞こえ始めた頃だった。フィンエアー成田発ヴァンター行AY〇七四便はようやく高度を下げ、着陸態勢に入りつつある。  抜けるような群青色の空だった。綿菓子を連想させる断雲が数個、まるでアクセントのように浮かんでいる。地上には深緑の森林地帯が地平線まで広がり、そこかし...
  • 今日の小なた9(こなかがBBS)
    3人のロリ そう「いやぁ、かがみちゃんがPC関係でこんなに頼りになるとは!」 みな「わざわざありがとうございます、先輩」 ゆた「ありがとうございます、先輩」 かが「や~、私もそんなに詳しくないですよ。    他の家族みんなが全く駄目なもんで、結果、勉強してしまっただけで~(テレテレ)」 そう「なるほど、面倒見が良いからねぇ、かがみちゃんは!」 みな「本当に助かりました」 かが「いえいえ、そんな~・・・たまたま、似たような機種でしたからね。メモリだのHDDの付け替えなんかも    似た感じでできましたし・・・」 そう「しかし、並べてみると面白いよなー、最近はこういう小さいPCが流行ってるのかね」 ゆた「どうも海外の安いPCで小さいのが発売されたみたいですね」 みな「自分もセールで格安でしたので、簡単に買って貰えました」 そう「ほー、俺も昔は小さいPCにはまったモンだ...
  • 無題(4-465氏 鏡開き作品)
    今は1月12日、時刻は午前0時30分を回ったところ。 「Zzz……」 そして、私のベッドの上にはこなた。 昨日急に我が家に押し掛けて来たかと思いきや、 『かがみ、開きに来たよ!』 とか、訳の分からない事を言って。 勝手に人ん家の台所を借りたかと思えば、文句が言えなくなるくらい美味しい料理を作っちゃって。 その後も甲斐甲斐しく掃除をしたり、洗濯物を畳んだりもしてくれるこなた。 いや、流石に下着を引っ掴んだ時は怒ったけどさ。 一通り終わった後に改めてこなたに何故急にこんな事をしたのか、私を開くって事がどういう事か聞いてみた。 そうしたら、 『だってかがみってば、私に一度も好きって言ってくれてないじゃん。 私からは何度も言ってるのにさ。 だから、その……』 モジモジとこなたらしからぬ態度と尻すぼみな喋りに、何とも言えない愛しさがこみあげて来...
  • 神無月はもう過ぎた
    「おーっすこなた。何見てるの?」 「ロボットアニメだよん」 「へぇー。あんたロボット物好きなの?」 「まあねー。かがみんも一緒に見よう見よう」 「まあ、ちょっと興味あるかも」 「なんだこの狙ったようなドジっ子っぷりは…」 「アニメに真面目に突っ込んだら負けだよ、かがみん。にしても、いきなりパンモロはだめだよね~」 「なんで?嬉しいもんなんじゃないの?」 「甘いよかがみん!チラリズムというものを理解してない!」 「いや、理解できなくていいわ…」 「…こなた。これってロボットアニメよね?」 「うん、そだよー」 「なんだかマリみてみたいな雰囲気なんだけど…」 「キャッチフレーズが『伝記! 百合! メカアクション!』だからね~」 「ごった煮すぎないかそれは…」 「そこはほら、介錯だから!」 「それは…深く考えるなってことなのか…?」 「そういえば...
  • オレンジ
    それは大学の帰りだった。 行きつけの本屋に注文していた参考書が届いたというので、友達との予定をキャンセルして、 自宅とは反対方向にあるその本屋に向かった。 高校時代によく遊びに来ていたこの大通りも随分、変わったなぁと柄にも無く感慨に浸っていると、道路の向こう側にアイツがいた。 ぼさぼさの髪の毛。3年前から全く伸びてない身長。オシャレには無関係な服装。 おいおい、相変わらずオタクっぽいな。 久しぶりにからかってやるかとケータイのアドレス帳を開いた時、思わぬ事に気が付いた。 隣に誰かいる・・・しかも、男。 背はまぁまぁ高くて、服も地味だけど少し高そう。 顔も充分、男前だ。 彼氏・・・かな? 最初は友達かと思ったけれど、二人でしっかりと手を繋いで楽しそうに歩いている。 まるで絵に描いたような幸せそうなワンショット。 ったく・・・道理で最近捕まら...
  • 作者の部屋(カローラ◆cKDLcxC5HE氏)
    ◆七月の花嫁(『ふとしたことで』とリンク) 6月の結婚前戯 7月の花嫁(かがみの誕生日記念) スウィート・ホームにようこそ! 夏の一日 泉こなたの計略 アルバイト始めました 二度あることは… 暖かい夜 みなみちゃんが遊びにやってきた(↑の続編) 新婚ふーふの年末年始(↑の続編) ◆ふとしたことで(シリアス/オリキャラ有り) 私の望む幸福 その日、歯車は回り始めた 実った想い、叶わぬ気持ち 崩れ始めたもの 最も甘美な過ち 告白 喪失したもの かがみのいない日常 こなたのいない日常 救済 0の関係、1の感情 聖なる夜に 静かな夜に ふとしたことで(完結) ◆短編 ポッキー作戦 チョコレート騒動【こなかがコンペ応援作品】 誰も居なくなった浜辺に【こなかがコンペ参加作品】 たとえばこんな日常-New! コメントフォーム ...
  • 柊つかさの憂鬱
    お姉ちゃんとこなちゃんが珍しく喧嘩しています。 「かがみのばか! 何でキスする時に舌なんて入れるのさ!」 「べ、別にいいじゃない! 私はあんたの、こ、こ、こ、こい……」 「『恋人』だからって言うの? だ、だけどっ、いくら恋人って言っても急にそんなに進まれたら、その……。 私にも心の準備ってものが……」 「だ、だって仕方無いじゃない! 元はと言えば、可愛い過ぎるあんたがいけないのよ!」 「なんでさ! 私よりかがみの方がよっぽど可愛いのに、そんな事言って……」 「こなたの方が可愛い!」 「かがみの方が可愛いってば!」 喧嘩……してるのかな、これって? 一応止めてみようかな? 「こなちゃん、お姉ちゃん、喧嘩は止めて!」 「あれ、つかさ居たの?」 「こなちゃんどんだけー」 「あぁ、背景...
  • みゆきさんを着せ替え隊・中篇
    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 『みゆきさんを着せ替え隊・中篇』                         ──浮気なんて絶対赦さない── ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  そして日曜の朝。 「うわー、もうこんな時間! じゃあお姉ちゃん、私、先に行くから」 「おー。気をつけて行ってきな。ああ、こなたには、昼前には顔出すって言っといて」  つかさの声に、かがみは軽く片手を上げながら反応する。机の上には教科書、ノート、参考書などが雑然と広げられていた。普段は二階の自分の部屋で勉強するかがみだが、ごくまれに小学校時代のように無性に居間に居たくなる病が発病する事がある。今朝も彼女はそんな気分に陥ってしまい、わざわざ自室から宿題セット一式を持ち出してきたのだ...
  • 拝啓 柊かがみさま
    管理人注:作者さんからの前書きはこちらです 1 「拝啓 柊かがみさま  突然のお手紙で驚かれるかもしれません。不躾なことを先にお詫び致します。しかし、私は陵桜学園で過ごすこの最後の日を迎えるにあたって、かがみさんにどうしてもお伝えしておきたいことがあるのです。このことを決心をするまでには約二年もかかりました。それも、直接ではなく、このようなお手紙という形になってしまいました。さぞ意気地のない人だと思われるかもしれません。実際その通りです。私は臆病者です。ですが、これは私の、ない勇気を振り絞っての、最初で最後のお手紙です。少々冗長かもしれませんが、最後までお読みいただけると嬉しいです。  最初にお伝え致します。私は、かがみさんが好きです。クラス中の、学年中の、学校中の、いや世界中の誰よりもかがみさんを好きでいる自信があります。このお手紙には、その想いを全て詰め込んだつもりです。...
  • 今日の小なた(こなかがBBS)
    初心に返ってツンツンかがみん こなた「はー…眠い!・・・もうなんかまぶた閉じるだけで、意識が飛びそう・・・」 かがみ「また夜中にネトゲー?電車内だと迷惑よ、ホラッ、しゃんとする!」 こなた「うー、うん・・・んー、やっぱ無理だー…zzz」 かがみ「あ、コラッ、落ちるな!(ツンツン!)」 こなた「はうっ!・・・むー・・・かがみんの意地悪ー・・・」 かがみ「(うっわ、寝不足のこなた子供っぽくて可愛い・・・)立ったまま寝るなよー。何気に器用ね」 こなた「だってー、ほぼ二時間睡眠なんだよー。ある意味徹夜よりキツイんだよ、これはー・・・」 かがみ「立ったまま寝てると、電車が止まったときとか危ないでしょー。気を付けないと」 こなた「しかし、睡魔のガード不能攻撃はいかんともしがたく・・・んんん・・・zzz」 かがみ「・・・おりゃっ(ツンッ!)」 こなた「ミャウ...
  • 作者別保管庫(2スレ目)あらすじ有.ver
    1-63氏  もし、こなたが例のシーンを見ていたら? 修学旅行で、かがみが男子生徒を手を繋いでる所を目撃してしまったこなたはショックを受けて、みゆきに相談する。 すると、みゆきは少し待つ事をこなたに促して部屋を出ていく。そして彼女の取った行動は… 1-166氏 お見舞い(2009年版) こなた達は同じ大学に合格して一人暮しをしている設定。こなたがカゼをひいて寝込んでしまい、かがみがお見舞いにくる。 優しくしてくれるかがみの対応にじんとするこなた。 その後、「ミッドナイト」「記憶のカケラ」などの続編あり。  (本作)→「続・お見舞い(2009年版)」 全7作のシリーズの1作目。 続・お見舞い(2009年版) 今度はかがみがカゼをひいてしまい、看病されるかがみは、数日前にこなたのために料理を頑張って作っていた出来事を思い出す。  「お見舞い(2009年版)...
  • Fields of Gold (後編)
    「投げ出してくれていい、とは流石に言えないけど… 無理強いはしたくないから。  だって、私はあんたの喜んでる姿を見たくて、一緒に居る訳でさ。 ― あんたが私を厭になれば、それは身を引くしかない。  … 勿論私だって、あんたの事は好きだし、さっきみたいに、あんたをものにする事だけで頭がいっぱいになる時だってある」 行為中のかがみは、高校時代、ラノベを熟読している際の有様に勝るとも劣らない集中力で、文字通り私に没入してくれる。 それは、私の反応が即ち自分の生き甲斐になるからだ、と、かがみは真顔で、恥じらいもせず語っていた。 だとして。 欠損部の塊でしかない今の私から、どんな価値をひねくり出すんだと。 「でも、自分の欲望の追求が、100%隣人を幸せにするとも限らない。 その逆も然り。  100%が、この世にある? 未来の事は誰にも分からない。 『今』だって、すぐ未...
  • 記憶のカケラ
    ――小さくてちょっと変わっていて、髪が青い女の子。  それが、私が『泉さん』と初めて会った頃に抱いていた感情だった 。 だけど、一緒に高校生活を過ごしていくうちに、私たちの関係も 少しずつ変わっていった。 そして、出会ってから間もない頃のある日、 私と泉さんの間にちょっとした変化が起きた―― 「こなちゃん、遅いね……」 「ほんと、何かあったのかしら。  せっかく今日から一緒に登校することにしたのに」  まだ入学して間もない頃のとある日の朝、通勤ラッシュで 混雑している駅のホームで、私とつかさは泉さんが来るのを待っていた。  とは言ったものの、この一件の立案者がその泉さんだった ものだから、尚更私たちがこうして待っている意味がわからない。  普通に考えて、何で言い出しっぺの方が遅刻してくるのかしら。   「こなちゃ...
  • 小なた(4-4)
    ☆ 523 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2007/10/17(水) 04 36 48 ID Jm4GO1Fy かがみが体育祭に向けてジムに行こうかなって話で その後の本番に向けてじゃないの?ってゆうこなたの発言はどういうことなのか未だに分からないんだけど… 結局、「言ってほしいの?」「こいつマジでムカつく!」で締めたからよく分からなかった 524 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/10/17(水) 05 14 16 ID gOf7Ankm 523 身体測定 532 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/10/17(水) 08 35 34 ID O9E2KpAo 523 「読書の秋」「運動の秋」ときたら、次は何でしょう 533 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]...
  • 一日自由券
    『一日自由券』 (前半はこなた目線) 今日は7月7日 私の嫁ことかがみの誕生日。 ついでにつかさの誕生日でもある。 もちろんプレゼントは用意している。 去年みたいなプレゼントになるけどね。 つかさにはバルサミコ酢トラップ(手作り) かがみには去年が団長腕章にしてつっこまれたので、 今回は何にしようか悩んだが、 結局何かのグッツになるわけで、 そうして悩んだらいつの間にかアニメのDVDになってた。 まぁそれは友達としてのプレゼント。 恋人としてのプレゼントは別に用意しているよ♪ むしろそっちがメインだね♪ しかし、ひどいことに今年の7月7日は月曜日。 必然的に学校でプレゼントを渡す羽目に・・・ 時間的にも昼休みだろうね。 タイミングとかが面倒だね。 そんなこと考えていたら、 いつの...
  • 第11話:扉
    【第11話 扉】 「こなたのお母さん」 かがみはまっすぐその像を見据えた。 「こなたをありがとうございます。謙遜どおりふつつかで、重度のヲタで二次にしか目のない娘さんですが、最期まで喜んで私が頂きます」 頭を深く下げ、また上げた。再びまっすぐ見据える。 「ですが、あなたに渡すことは永遠にありません」 胸に手を当てた。はっきりと伝えるつもりだった。 「あなたはこなたに遺伝子を渡しました。その中に、早くあなたの元へ行くようにという運命が仕組まれていたのでしょう。 でも、私はあなたに渡さない。 私は誓います。 こなたは私のものです。永遠に私のものです。 ビッグバンの前から宇宙が終わって次の宇宙が始まっても私のものです。 たとえあなたの場所に行っても、こなたには私の名札がついてます。 もしあなたが24時...
  • こなたとかがみのプロフィール
    詳細でかかれていない部分や、下のアニメのシーンを書いていただける方募集しております 泉こなた 誕生日 5月28日生まれ(ふたご座) 出身地 埼玉県 血液型 A型 身長 142cm 利き手 両利き 一人称 私 趣味 ゲーム、アニメ、読書(漫画) 好き チョココロネ、萌え 嫌い もずく、スポーツ中継 好きな色 黒と赤 胸ランク 極小 家族構成 父(そうじろう)、母(かなた※こなた1歳の時に逝去)長女で一人っ子 クラス 3年B組 2年E組 得意科目 体育(好きというわけではない) 苦手科目 理系 備考:格闘技経験有 フィギュア関係にはほぼ興味なしの状態だったが、最近はまんざら守備範囲外でもない様子 【呼び方】 かがみ→かがみ、かがみ~、かがみん、かがみ様。 つかさ→つかさ みゆき→みゆきさん ゆたか→ゆーちゃん みなみ→みなみ...
  • 4話 友達の作り方
    こなた。こなちゃん。そう呼んでくれるトモダチが出来て約3ヶ月。最近は泉さん、と呼んでくれるトモダチもできた。 「ふぅ・・・」 「何よ、ため息なんてついちゃって。」 「んー、何でもないよ。」 中学校に通っていた時には想像していなかった今。あの時は、トモダチって言える人は何人いたかな? 「・・・私が夕飯当番だからか?」 「・・・それもある。」 「オイっ!それは偏見だぞ!?私だって上達してるんだから。」 「冗談だよ。」 そう言いながらも私の鼻をかすめる焦げた匂い。かがみめ、鮭を焦がしたな。 「何かあったら言いなさいよ。私で良かったら相談にのるわよ?」 私の記憶では、こんなセリフを言うのはアニメのキャラだけだった。 現実では聞いたことがなかった。だから、私の口からはため息がでる。 「ふぅ・・・じゃあ、夏休...
  • 前略 母上様(独自設定 注意)
    これは、こなたとかがみが高校を卒業してから、二十数年後のお話です。 この夜、少々不機嫌にとらわれたかがみを、自宅の居間で見ることができます。 ソファに身を預け、少しピリピリしながら、足を組んだり離したり、 スーツ姿でメイクも落とさずにいるのは、仕事から戻ったばかりということです。 四十代も後半というのに、その容色衰えぬどころか、年齢さえも知的な奥行きに換えて、 先ずは魅力的な、大人の女性に仕上がった彼女です。 弁護士として世の声望に応え、颯爽と日常をこなす彼女ですが、 先ほどから誰かと話をする、なにか突っかかるような、少し子供っぽい振舞いには、 日頃、職場での彼女を見慣れている人々が聞いたら、いささか驚くかもしれません。 評判の才媛をして、大人の仮面を捨てての取っ組み合いを強いる、その相手というのが、 余人にあらず、彼女の一人息子です。 ...
  • 想う二人
    「想う二人」 ーーーこなたの想い 夜、家でめずらしく宿題を進めているとき、ふと今日のことを思い出した。 からかったり、くっついたりすると、自分の期待通りの反応をしてくれるかがみ。 いつものように楽しく話すかがみ。 私の話題についていけず、呆れ顔のかがみ。 だらしない自分を叱ってくれるかがみ。 顔を赤らめる照れ屋さんのかがみ。 時々、すごく優しい顔を見せてくれるかがみ。 私にだけ見せてくれるツンデレのかがみ。 「…くふふ、 かがみん…」 私の顔が自然にほころぶ。 「おねえちゃん…なんだかとっても嬉しそうだね」 ゆーちゃんが尋ねてきた。 「うん~、かがみってば、クールなフリしてるのに、私の言うことにいちいち反応してくれて萌えるんだよねぇ~。ホント可愛いよかがみんは♪」 「あはは、そうなんだ~」 ...
  • そんな季節
    こなた風に言うのならそのフラグは一体いつ立てられたのか。 恋の始まりなんてものは曖昧 とかく恋とはそんなもんじゃないかい? 最近聞いた曲にそんな歌詞があった。 まさにその通りだと思う。フラグがどこにあったのかは知らないけど 自分でも知らない間に想いは大きく、強くなっていって。 …恋愛経験が無いであろうこなたにすらバレてしまうくらいには。 こなたにやろうと誘われた格ゲーは一方的な私の敗北の内に終わり、 私たちはリビングに移動してこたつの暖かさに身を任せていた。 他愛のない会話も途切れ、部屋には時計の音だけが聞こえていたけれど それを苦痛だとは思わなかった。 むしろ、空気みたいにそこにこなたが居るというだけで 心が安らいで、まどろんでしまうくらいだった。 「ねぇ、かがみ?」 突然だった。無言の...
  • パーフェクトスター第4章Cパート
    ――――――――――― 『パーフェクトスター』 ●第4章「夢の終わりに謳う歌」Cパート1 ――――――――――― あれから2日が経過した。 「それじゃ行ってくるわね、こなた」 「…」 「こなた?」 「ふぇ?」 少し強めのかがみの声で我に返る。 かがみと一緒に朝食を食べてた途中でトリップしていたようだ。 すでに朝食を済ませ、出かける準備を終えたかがみが、不思議そうに私を見つめてる。 ── またやっちゃった。取り繕わないと、ほら前みたいにね。 「あーごめん。ぼーっとしてたヨ」 「あんた、最近ぼけーっとするの多くない?まさか!こなたさん、恋の悩みっすか!?」 「いやいや…ほら今度出るアニメのDVD、限定版買おうか迷ってて」 「って、そっちかよ」 わざとらしいかがみのネタ振りに、“相変わらず”を...
  • パーフェクトスター第4章Bパート
    ――――――――――― 『パーフェクトスター』 ●第4章「夢の終わりに謳う歌」Bパート1 ―――――――――――  * * * 「みゆきさんやつかさに呼び出されるのは問題ないよ。 友達だし困ってる事があるなら力になりたいからね…」 この言葉は私の本心で、嘘は一つも含まれてないと断言できる。 けど、今回のケースは極めて変則的で想いだけじゃさすがに収まりがつかなかった。 「でも、今回の呼び出し方はちょっと変わってるよね? 誰かは予想してたけど、最初はまったくわからなかったもん。」 想いから溢れた疑問が口からついて出る。 二人に寄せてる信頼の前では、呼び出しなんて容易く些細なことだ。 別にこんな偽装めいた事をしなくても、私は呼び出しに応じたはずなのに。 わざわざ知らないアドレスから私宛にメールをして呼び出したという事...
  • ちょっとした姉妹離れ
    お姉ちゃんがいないと、勉強もスケジュール作りも、ちゃんとした寝起きもできない私だけど、 料理だけは教えてあげられるよ。 覚えなきゃいけない公式の意味や、英語の文法、お姉ちゃんが目指す弁護士が 具体的に何をする仕事なのか、みんなよくわからない私だけど、 ひとつだけ絶対にわかることがあるよ。 「……でね? 新作が出たからって連れまわされちゃってさ」 「新作? こなちゃんが好きなアニメとか?」 「そうそう、OVAで、初回限定のフィギュア付きだって喜んじゃってね」 「おー、ぶい、えー……」 最近のお姉ちゃんはなんだかとっても目が輝いてる。 輝いてるっていうか、何ていうのかな、キラキラしてるっていうか。 あ、同じ意味だったかな、そうだよね。 「そういえば、お姉ちゃん。  こなちゃんと二人になってる時間、増えたよね」 「えっ...
  • その先にあるのは
    卒業式。新たな旅立ちのためへの一つの区切り、つまり今まで過ごした日々との別れ。 過去二回の同じような儀式は正直に言ってほとんど覚えていない。 それはきっと小学校で過ごした毎日と、中学校で過ごした毎日を失うことにあまり思い入れがなかったからだと思う。 友達がいなかったというわけでもなく、早く大人になりたかったというわけでもなくて。 ただ単純にその日に何かが変わったのだと感じることができなかったからだ。 だけど今日は違う。忘れられない日になる。 つかさが予想通りに泣いていてなんとなく羨ましいなと思ったこと。 大人びたみゆきさんの、年相応の可愛らしい泣き顔。 名前もろくに知らない同じ境遇の人たちの弾んだ空気の中に確かに含まれた別れを前にした様々な思い。 それらはどれもこの日に相応しく、これこそが卒業なんだと思わせるけどそういう意味ではない。 今日という日に私は大切なあなたと一...
  • 作者別保管庫(こなかがBBS4スレ目)
    カローラ ◆cKDLcxC5HE氏 ふとしたことで(シリアス/オリキャラ有り)私の望む幸福 その日、歯車は回り始めた 実った想い、叶わぬ気持ち 崩れ始めたもの 最も甘美な過ち 告白 喪失したもの かがみのいない日常 こなたのいない日常 救済 0の関係、1の感情 聖なる夜に 静かな夜に ふとしたことで(完結) ポッキー作戦 チョコレート騒動【こなかがコンペ応援作品】 8-616氏 手作りのキモチ H2-209氏 無題(H2-209氏)(仮) 無題(H2-209氏)(仮)2(↑のかがみ視点) H4-419氏 コーヒーブレイク/モカ コーヒーブレイク/ブレンド コーヒーブレイク/エスプレッソ コーヒーブレイク/ケニアアラビカ コーヒーブレイク/カネフォーラ 永久(とわ)の愛をこめて【こなかがコンペ応援作品】 H2-769氏 説明不要(パラレル)(恋のアクセル...
  • プロローグ
    「ねえかがみ、明日って空いてる」 いつものようにこなたと長電話をしていてそろそろ話題も尽きてきたころのこと。 「え、明日? まあ日曜だし特に用事もないわよ」 「よかったあ。じゃあ明日の十時、いつもの駅前に来てね」 「別に構わないけど。って集合場所だけ言われても、他の人とか行き先とかはどうなのよ」 またアニメショップめぐりとか言い出すんじゃないだろうな。つかさやみゆきは全然理解できてないのに自分だけ楽しんじゃって。いやいや私だって理解してるわけじゃないし。というか別に好き好んで付きあってるわけじゃ 「何言ってるんだよかがみ、デートなんだから二人だけに決まってるじゃん」 「……は?」 それに今デートプラン教えたらドキドキできないじゃん? 得意気に言うこなた。あのニマニマ笑顔が浮かんでくる。 え、いや言ってる意味がわかんないんですけど。デートって確か恋人同士がそう色々して甘いひ...
  • こなたの初恋
    ある日の放課後、私はいつものようにかがみにじゃれつきながら、からかっている。 かがみが顔を赤くして慌てる様子は可愛くて萌えるんだよねぇ~… かがみは「や、やめろっ!」とか赤い顔で言ってくるけど それが私の求めるものなのだよかがみん♪ もっと、かがみの恥じらいを引き出すためには、腕を抱きしめて、顔を近づけてやればいいんだヨ。 「ねえ、かがみぃ~ん」 「は、恥ずかしいからやめろ~!!」 と、その時だ。 私の顔が近寄り過ぎたのか、かがみが目をつぶったまま頭を動かすからなのか。 私は、単にふざけてたつもりだったのに、偶然、キスしてしまった。 「…」 「…!!」 かがみが慌てて唇を離した。 「な…な、な、何してんのよあんた!!」 そう言って、かがみは何も言えなくなってしまった。 私も本当にびっくりした。しかし、こんな...
  • 愛のしくみ
    こなたとかがみが、高校を卒業して二十年ほど後のこと。 (『自立した意思』の数年前) 二人は、お互いの子供たちを、結婚させることを、約束しました。 結婚はあくまで本人たちの意思。とはいえ、周囲の協力は不可欠です。 「かのとくん」 「・・・・・・・・・・」 「あのゲームの、ことなんだけどさ」 「こなたさんが見せてくれたヤツだろ」 「・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・」 「なんか・・・・」 「スゴかったな」 「うん」 二人は初めてそれを目にしたのです。太古の昔より、人類の未来をつないだ、命のリレーを担う、その営みを。 「こなみとオレも、いつかあんな風に?」 「ん゛~、もう何年か先じゃない?R18とか書いてあったし」 「オレたちも、ああいうことがあって、生まれてきたんだよな」 「想像すると・・・・・・・・・なんか複雑」 「オレ...
  • みゆきさんを着せ替え隊・後編
    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 『みゆきさんを着せ替え隊・後編』                           ──着せ替え隊よ永遠に── ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  どんよりとした曇り空だった。湿り気を含んだ弱い風が、あたりを吹きぬけていく。道行く人々は、その気配にほのかに雨の到来を感じとっていた。  かすかな車の走行音がどこからともなく響いてくる。それをかき消すかのように、スズメの短い鳴き声や、カラスの間延びした鳴き声が奇妙なハーモニーを奏でていた。地上には、広大でよく手入れされた庭をそなえる一軒家が、これでもかとばかりに立ち並んでいる。もっとも狭い車道でも六メートルの幅が確保されていて、普通乗用車であれば余裕ですれ違うことができた。...

  • カレンダーは八枚目から九枚目に移り変わった。 夏は終わりを告げた。 お情けで与えられた延長戦の土日も、もうすぐ終焉。 高校最後の夏は、もう戻ってこなくなる。 そう考えると、布団に入っても全然眠れなかった。 寝てしまったら、そこで私の夏が終わってしまうような気がするから。 朝なんて来なければいいのに。 せめて、最後に、夏の思い出を作りたかった。この先に持っていけるような、大切な思い出を。 それなのに、私たちの前には壁が立ちはだかっている。 受験。 高校生活最後の夏休み。恐らく人生で一番大切な時期。それを、こいつは潰していく。 受験なんてなくなればいいのに。 本当に、そう思う。今年の夏は、一体どんな思い出があったろうか。 頭に浮かんでくるのは、勉強に彩られた平凡でつまらない毎日だけ。 二年の夏が、遠い過去のように感じられる。 あのころはどれほど自...
  • 何気ない日々:膝を抱え込むように悩む二人
    何気ない日々:膝を抱え込むように悩む二人  これからどうしたもんか。うまく立ち回っているから誰にもバレてはいないと思うし、バレていたら、皆と一緒にこうして笑っていられるとは思わないけど。  それでも油断したらバレてしまいそうな不安と、いっそ、バレてしまった方が楽になれるんじゃないかなという、そんな自堕落な感情に振り回されながら過ごしている気がする。  あの夜の、かがみの手の温かさと安堵感、それに・・・気恥ずかしくて、けれど誰にも言えない切ない胸の高鳴りを。  私は、かがみがお見舞いに来てくれていたあの日の深夜に目を覚ました。何をきっかけに目を覚ましたかなんてわからない。  目を開けたときにはかがみはいないんじゃないかなって思ったんだけど。そこは流石、かがみだね。ちゃんと手を握ったまま椅子に座って傍にいてくれた。  椅子に座ったまま、頭が揺れるたびに一緒に揺れる二房の髪の毛...
  • 狂(鏡)想曲
    「おーっす」 「やふ~かがみん」  B組に来た私はこなたのボサッとした髪型が気になって言った。 「何よ、その髪…だらしないわよ」 「最近、髪の手入れ全然してないからねぇ~」 「全く…あんたそれ恥ずかしくないの?」 「うん、私はそんなの全然気にならないもん」 「だめよ。休み時間の間に私が切ってあげる!」 「えぇ!?いいよ別に…今切らなくたっていいじゃん」 「何言ってるの!そんなんじゃ一緒にいる私だって恥ずかしいわよ!」  机の上に大きな用紙を広げて、ハサミを取りだす。 「…あんた毎日自分の家で鏡見てるの?」 「うん、毎日かがみは見てるヨ」 「今何か少し気になったけど…まぁ別にいいわ」  こなたの前髪をさわって、ハサミを使って丁寧に切り始める。  なかなか手際よく進めている様って、まる美容室の店員のようじゃないかって思う。 「う~ん、ここはこん...
  • 2人
     日も傾き、教室が紅に染まり始めた頃。  柊かがみは、泉こなたのいるB組へと足を運んだ。 「こなた?」  なぜ疑問形なのかは分からないが、友人の名前を呼ぶかがみ。  既に教室には影が見当たらず、少し高めに発した声は壁に吸い込まれるように消えた。  ちょっと意気消沈したように肩を落としたかがみだが…… 「あれ?」  教室に敷き詰められた机のうちの一つに、明らかに他とは違った形の影を作るものがあった。  微動だにしない無機質な影に、少しだけ上下に動く小さな影が乗っている。  小学生のような高校生が寝息をたてていた。存在感のある青髪は夕日の赤い光を浴びて紫色に輝く。  特徴的に頭部から飛び出たアンテナが、呼吸に合わせて揺れている。 「なんだ、寝ちゃってたんだ……」 「むにゃ……んぅ……」  いつものような飄々とした雰囲気はなりを潜め、あどけなさの残る寝顔をしている...
  • 掛け値なしの
    ――遅れてごめん。 遅刻したことはどうでもよかった。 ――本当に、ごめん。 違う。謝罪の言葉なんて聞きたくない。 そんな誠実さなんて必要ないのに。 最近こなたの様子がおかしい。 話通じないのをお構い無しにノリノリでしゃべることはほとんどなくなった。 勉強面で頼られることも少なくなった。 帰りに寄り道に誘われることなんてもう一ヶ月近くないことだ。 これらは客観的に見ると良い変化だ。 趣味の話なんてされてもわからないことだらけで、ただ突っ込みに忙しいだけだった。 宿題をまる写ししなくなったのも、ちゃんと受験生の自覚を持って勉強するようになったんだろう。 ちょっと気後れするアニメ専門店やそういう人たちが集まるところに振り回されなくなった。 そう考えるとずっとこのままでいてくれるほうが私にも、こなたにとっても良いことかもしれない。 けど、私はこなた...
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