こなた×かがみSS保管庫内検索 / 「謹賀新年(かがみ視点)」で検索した結果

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  • 謹賀新年(かがみ視点)
    ゴーン・・・・・・ゴーン・・・・・・ 鐘の音が聞こえる。いつの間にか眠ってしまったらしい。 顔を上げると、除夜の鐘がテレビに映っていた。 隣を見ればつかさが眠っている。 新しい年の始まりだった。 「明けましておめでと」 「おめでとー、お姉ちゃん」 家族は全員仕事に出計らっている。 私はつかさと新年の挨拶だけして、コタツから抜け出ると自室に向かった。 思った通り、携帯にメールが数通。 クラスメートや仲の良い友達からの年賀メールだった。私も、今年は受験なので、とメールで済ませてしまった。 中にはみゆきからのメールも混じっている。 不意に携帯が震え始めた。「着信中」とディスプレイに表示されている。かけてきたのは・・・ 「何か用?日下部」 「ちぇー、冷たいな柊は。素っ気なくても『あけおめ』くらい言ってくれた...
  • 作者の部屋(1-176氏)
    催眠術 無題 負けるな! マイノリティ 謹賀新年(かがみ視点) 謹賀新年(こなた視点) コメントフォーム 名前 コメント
  • 作者別保管庫(10スレ目)
    ... 1-176氏 謹賀新年(かがみ視点) 謹賀新年(こなた視点) 7-438氏 パーフェクトスター第4章Bパート(シリアス・パラレル) パーフェクトスター第4章Bパート2 10-347氏 小ネタ『こなカルタ』
  • こなかがスレSS保管庫・あらすじ一覧(6~10スレ目)
    ...0スレ目) 謹賀新年(かがみ視点)  1-176氏 10スレ目  年が開けた直後。今年は受験なのでかがみは神社の仕事は休ませてもらっている。外に出てみるとこなたが来ていたので、かがみは嬉しく思った。そして、こなたに告白をする。  こなた視点のSS「謹賀新年(こなた視点)」もある。 謹賀新年(こなた視点)  1-176氏 10スレ目  泉家の新年。こなたは今年、大好きなかがみに告白したいと思っていた。その後、かがみに会えそうな気がしたこなたは神社へと向かう。そして想いが通じ合った二人は、今後の事を話し合う。  かがみ視点のSS「謹賀新年(かがみ視点)」もある。 小ネタ集  4-465氏 10スレ目  短編3作品。小ネタ『来年の抱負』、小ネタ2『来年の干支』、小ネタ3『今年の一文字』。 年越しそば  4-465氏 10スレ目  大晦日。かがみはそばを...
  • 謹賀新年(こなた視点)
    「せーのっ」 『明けましておめでとうございます』 「今年もよろしくな、二人とも」 新年。作るのが遅かったせいでまだ暖かい年越しそばのどんぶりを目の前に置きながらの、おきまりの挨拶。 「それじゃあ年が明けましたので。お父さん、お年玉」 「ちゃんと用意してあるさ。二人とも計画的に使うんだぞ」 「え、私の分も?!」 「遠慮せずに貰っておきなよ、ゆーちゃん」 「そ、それじゃあ・・・」 今年・・・じゃない。去年からゆーちゃんが家に来てるから、お年玉はゆーちゃんのも込みだ。 去年と同じ額なら、お父さんの懐はさぞ寒いだろうに。 「じゃあ私、ネトゲの仲間に挨拶周りしてくるよ。黒井先生とか」 「おう、よろしく言っておいてくれ」 「私は友達と初詣に行ってきます」 「そうかい。行っておいで」 思い思いの元日。 部屋に戻...
  • 作者の部屋(H2-209氏)
    ◆短編 あつい日 良い夢を 二人なら……【こなかがコンペ参加作品】-New! ◆シリーズもの 無題(H2-209氏)(仮) 無題(H2-209氏)(仮)2(↑のかがみ視点) 無題(H2-209氏)(仮)3(こなた視点後編) 無題(H2-209氏)(仮)4(↑のかがみ視点)New! コメントフォーム 名前 コメント
  • 作者別保管庫(4スレ目)あらすじ有.ver
    1-472氏  泊まった日・始 二人きりの家の中。目覚めた時にかがみがいない事の寂しさでこなたはかがみに泣き付いて、恋人として目一杯甘える。 その後は、二人のデートの様子と帰り道での二人の心情を、視点を変えながら描写されていく。  「泊まった日・朝」→(本作) 全4作のシリーズの4作目(完結) 1-500氏 4巻20p『好きな数字』より 原作の別解釈。みさおに好きな数字を聞かれた時、かがみが挙げた数字は… 春風秋月 学校の帰り道を行く四人。秋の気配を感じる一行は、季節にまつわる様々なことわざについて話し合う。 しかし、正しい意味を知らずに使ったこなたのことわざの意味に、一同は赤面する。  (本作)→「秋風は吹かない」 秋風は吹かない 秋。四人が季節に関する会話をする中、受験の時期が近い事を心配するかがみ。 こなたとかがみがお互いに心配し合い、友情...
  • 作者別保管庫(4スレ目)
    ◆各作品のあらすじ有.verはこちら 1-472氏  泊まった日・始 1-500氏 4巻20p『好きな数字』より 春風秋月 秋風は吹かない 4-234氏 始めるために これからを、君と(↑のかがみ視点) 4-465氏 萌えたら負け(vol.1-3) 萌えたら負け(vol.4)
  • 作者の部屋(H3-81氏)
    ◆黒ぬこシリーズ 黒ぬことパン 黒猫とクッキー(↑の続編) 黒ぬこと雨(↑の続編) 黒猫と晴天(↑の続編) 黒ぬこと縄張り 黒猫と包帯(↑の続編) 黒ぬこと雨雲(↑の続編) 黒猫と黒ぬこ(完結)挿絵:ラハル氏-New! ◆短編 天体観測 野生のカン 二人乗り【こなかがコンペ参加作品】 り乗人二(↑のかがみ視点)-New! コメントフォーム 名前 コメント
  • 作者別保管庫(こなかがBBS4スレ目)
    カローラ ◆cKDLcxC5HE氏 ふとしたことで(シリアス/オリキャラ有り)私の望む幸福 その日、歯車は回り始めた 実った想い、叶わぬ気持ち 崩れ始めたもの 最も甘美な過ち 告白 喪失したもの かがみのいない日常 こなたのいない日常 救済 0の関係、1の感情 聖なる夜に 静かな夜に ふとしたことで(完結) ポッキー作戦 チョコレート騒動【こなかがコンペ応援作品】 8-616氏 手作りのキモチ H2-209氏 無題(H2-209氏)(仮) 無題(H2-209氏)(仮)2(↑のかがみ視点) H4-419氏 コーヒーブレイク/モカ コーヒーブレイク/ブレンド コーヒーブレイク/エスプレッソ コーヒーブレイク/ケニアアラビカ コーヒーブレイク/カネフォーラ 永久(とわ)の愛をこめて【こなかがコンペ応援作品】 H2-769氏 説明不要(パラレル)(恋のアクセル...
  • 作者の部屋(4-234氏)
    ◆シリーズ物 始めるために これからを、君と(↑のかがみ視点) そして、采は投げられた 例えばドミノが倒れるように(↑の続き) 追われて、追って(↑の続き) チェックメイト(↑の続き・完結) ホンネ? へべれけかがみん あふたー(↑の続き) 梅雨前線 始まりの予感(↑の続き) 零れ落ちるもの(↑の続き) 想いよ叶え、君に届け(↑の続き・完結) こなかが観察日記!~序章~ こなかが観察日記!~一日目~ ◆短編 当たるも八卦… 局地的真夏地帯 桃色妄想 そんな季節 クリスマスプレゼント 帰り道 ホントの気持ち(鏡開き作品) 空へ向かって ふたりの夜 ◆イラスト こなたは大変なものw(ry コメントフォーム 名前 ...
  • かがみの誕生日記念 特設保管庫
    ★誕生日祭りSS投下作品 naniw氏 一日自由券(かがみの誕生日記念) H1-52氏 無題(H1-273)(かがみの誕生日記念) カローラ ◆cKDLcxC5HE氏 7月の花嫁(かがみの誕生日記念) 5-974氏 柊姉妹の誕生日・こなかが、ところにより、つかゆき(かがみの誕生日記念/こなたの誕生日とリンク) 18-40氏 輝け(かがみの誕生日記念) 18-236氏 星紡ぐ想い(かがみの誕生日記念) 10-45氏 七夕の夜に on Mon(かがみの誕生日記念) ★誕生日祭り画像投下作品 19-737氏 お早めにお召し上がりください(かがみの誕生日記念作品) 狂信者M氏 織姫と彦星(かがみの誕生日記念作品) 18-349氏 双子とねこなた(かがみの誕生日記念作品) 11-307氏 あんず飴(かがみの誕生日記...
  • 作者別保管庫(こなかがBBS5スレ目)
    H5-912氏 『Crazy☆Rendezvous ~クレイジー・ランデブー~』 H5-860氏 こなたの必修科目 mono氏 贈り物 父親として 愛する人と(登校編) 愛する人と(授業編) 優先順位 掛け値なしの(↑の続編) 序列(↑の続編) とても大きな存在(↑の続編) 日常のなかの特別 こころのきょり いのち、つながり【かがみの誕生日記念】 その先にあるのは 終わりも始まりもない-New! 向坂氏 何気ない日々:梅雨晴れ “イメージと現実”(何気ない日々:梅雨の空と四人の気持ちの続編) 何気ない日々:梅雨晴れのち夕立“二人の気持ち” 何気ない日々:想い流るる前日“互いに違う答え” 何気ない日々:想い流るる日“固い決意、揺らぐ決意”-New! 何気ない日々:想い流るる日“ウサギはキツネに キツネはウサギに 恋をする” 何気ない日々:想い通う時“親と子”...
  • こなたとかがみのプロフィール
    詳細でかかれていない部分や、下のアニメのシーンを書いていただける方募集しております 泉こなた 誕生日 5月28日生まれ(ふたご座) 出身地 埼玉県 血液型 A型 身長 142cm 利き手 両利き 一人称 私 趣味 ゲーム、アニメ、読書(漫画) 好き チョココロネ、萌え 嫌い もずく、スポーツ中継 好きな色 黒と赤 胸ランク 極小 家族構成 父(そうじろう)、母(かなた※こなた1歳の時に逝去)長女で一人っ子 クラス 3年B組 2年E組 得意科目 体育(好きというわけではない) 苦手科目 理系 備考:格闘技経験有 フィギュア関係にはほぼ興味なしの状態だったが、最近はまんざら守備範囲外でもない様子 【呼び方】 かがみ→かがみ、かがみ~、かがみん、かがみ様。 つかさ→つかさ みゆき→みゆきさん ゆたか→ゆーちゃん みなみ→みなみ...
  • こなかがスレSS保管庫・あらすじ一覧(1~5スレ目)
    こなかがスレSS保管庫・あらすじ一覧(1~5スレ目) ———————————————————————————————————————— 題名  作者名 投稿されたスレ  あらすじと設定(舞台、状況、関係、視点など)  前作→(本作)→続編(または派生作品) ※あらすじという名目上、極力控えめにしてはいますが、ネタバレになる事はあります。 ———————————————————————————————————————— 作者別保管庫(1スレ目) かが×こな前編   1-63氏 1スレ目  鬱要素/救済あり。かがみの目の前で事故に合ってしまうこなた。こなたを失って、かがみが彼女に対する気持ちを自覚したその時、(…キタコレ)という言葉が頭に響く。二人の甘いひととき。  (本作)→「かが×こな後編」 かが×こな後編   1-63氏 1スレ目  鬱要素...
  • 始めるために
    季節は移ろう。 それが辛い事であっても、たとえ楽しい事であったとしても いつかは終わり、また新しい何かが始まる。 「――――ぁ……」 引越しの準備のために、部屋の掃除と整理をしていたら 懐かしいものが出て来た。 ――卒業アルバム。 一度も開いていないそれは真新しく折目一つ付いていない。 蘇るのはあの日の記憶。 まるで昨日の事のように思い出す事ができる。 『私、こなたの事がずっと好きだったの』 『え………?』 『卒業してからも、ずっと一緒に居たい、って思ってる』 卒業式の日、式典が終わりクラスの皆が記念撮影や 卒業アルバムへメッセージを書き合う中、私は かがみに呼び出され校舎裏に来ていた。 そして言われたのは紛れも無く“愛の告白”というやつで。 混乱と驚きの中、私が言ったのは 『……ちょっと考えさせて』 この一言だった。 今にし...
  • 作者別保管庫(2スレ目)あらすじ有.ver
    1-63氏  もし、こなたが例のシーンを見ていたら? 修学旅行で、かがみが男子生徒を手を繋いでる所を目撃してしまったこなたはショックを受けて、みゆきに相談する。 すると、みゆきは少し待つ事をこなたに促して部屋を出ていく。そして彼女の取った行動は… 1-166氏 お見舞い(2009年版) こなた達は同じ大学に合格して一人暮しをしている設定。こなたがカゼをひいて寝込んでしまい、かがみがお見舞いにくる。 優しくしてくれるかがみの対応にじんとするこなた。 その後、「ミッドナイト」「記憶のカケラ」などの続編あり。  (本作)→「続・お見舞い(2009年版)」 全7作のシリーズの1作目。 続・お見舞い(2009年版) 今度はかがみがカゼをひいてしまい、看病されるかがみは、数日前にこなたのために料理を頑張って作っていた出来事を思い出す。  「お見舞い(2009年版)...
  • 作者別保管庫(3スレ目)あらすじ有.ver
    1-166氏 秋の夜の出来事  こなたのレポートを手伝いに来たかがみ。食事をしたり、風呂を沸かしたりする中、こなたはかがみの心境にどこか違和感を感じていた。かがみは、寂しがっているのだ。  「続・お見舞い(2009年版)」→(本作)→「ミッドナイト」 全7作のシリーズの4作目。 (続・お見舞い(2009年版)の続編) 1-176氏 負けるな! マイノリティ こなたとかがみが同棲を始めて5年程経った頃の話。仕事が忙しいかがみは、なかなか構ってくれなくて、こなたは寂しがる。 ある日、こなたはみゆき達の協力の下、ある計画を進めることをかがみに打ち明ける。最後にその後日談がある。 1-472氏 泊まった日・夜 風呂上がり、布団を敷いて恋話トークを始める親友4人。 好きな人の名前を聞き出そうと、布団の中でこなたにいたずらされ続けるかがみは、とうとう胸に秘め...
  • かがみまもり
    「お姉ちゃ~ん、早くしないと遅れるよ~」 「おい、こなたー!おいてくぞー!」 外からの声だというのに、二人の声がガンガン頭に響き渡ってくる。 「ま、待って…ふああぁ…」 急いで荷物をまとめ、靴を履いて外に出ようとしたわけだが、まだ完全に起きれてない。 昨日はコミケやらカウントダウンやらで、はしゃぎすぎたのが悪いのだろう。 まぁ、大きな理由はもう一つあったりするんだけどね…。 『かがみまもり』 クリスマスにかがみから告白されて丁度一週間後の昨日、ほとんど一緒に一日を過ごした。 まず、朝一番でひよりやパティと一緒に冬コミへ突撃。 ひよりは自分のサークルもあるし、パティも一緒に手伝っていたようで、二人の休憩時間以外は、 ずーっとかがみと一緒に回った。 かがみも朱に染まったか、何冊か買っていた。頬も染まってたけどね。 その後、かがみの家に行ったわけだけど...
  • かがみまもり2
    さすがにずっと支えてもらっているのもかがみが辛いと思ったから、岩に腰掛けていた。 すると、たまたまそばにいたひよりん目掛けて、どこからともなくチェリーが突進してきた。 かがみがすぐに助け出してくれたものの、その乱闘の巻き添えを食らって体中が砂だらけになるわ、 その上持っていた小銭をいくつか落として、それを探そうと手伝ってくれてたつかさに、 痛めてたのと逆の足を踏まれるはで、もう色々と最悪だヨ…。 元々、岩場から落ちたときから砂はついてたけど、そんなレベルじゃないしね、今は…。 今はかがみとつかさが必死に砂を落とそうとしてくれてるけど、服の中まで入ってきてるし、 こんな真冬に脱いで水で洗うわけにも行かないから、じゃりじゃり感はあんま変わらない。 「ごめん、ありがとう、かがみにつかさ。」 「いいのよ、別に。」 「私こそごめんね…足踏んじゃって…。」 かがみもしゅんと...
  • かがみいじめ
    つかさ「お姉ちゃん、ホントにこなちゃんのことが好きなんだね」 かがみ「うん、まあ……ってななな何言い出すのよあんたは!?」 みゆき「羨ましいまでに百合フラグ満開でしたね」 かがみ「ちょ、み、みゆきまで、何を……」 つかさ「えへへ~、実は聴いちゃったんだぁ、私達」 かがみ「!? ま、まさか“アレ”を……?」 つかさ「うん♪ ア・レ・を♪」 みゆき「かがみさん、大変お上手でしたね」 かがみ「つ、つかさ、みゆき……違うのよ、あれはその……」 つかさ「何が違うのカナ?カナ?」 かがみ「いや、そのね、えっと……」 みゆき「どう見ても泉さんへのラブソングでしたよ本当にありがとうございました」 かがみ「だ、だから……」 つかさ「宿題ならしぶしぶ教える♪」 みゆき「怪しいグッズ買うのも付き合う♪」 かがみ「!! ちょ……」 つかさ「あきれなが...
  • こなかがスレSS保管庫・あらすじ一覧(11~14スレ目)
    こなかがスレSS保管庫・あらすじ一覧(11~14スレ目) ———————————————————————————————————————— 題名  作者名 投稿されたスレ  あらすじと設定(舞台、状況、関係、視点など)  前作→(本作)→続編(または派生作品) ※あらすじという名目上、極力控えめにしてはいますが、ネタバレになる事はあります。 ———————————————————————————————————————— 作者別保管庫(11スレ目) 零れ落ちるもの  4-234氏 11スレ目  こなたからの告白を拒否した次の日から、またいつも通りに接し合うようになったこなたとかがみ。かがみもそれを望んでいた。しかし後日、こなたは男から告白され、付き合ってみようかなと言い、かがみは困惑してしまう。  「始まりの予感」→(本作)→「想いよ叶え、君に届け」 全...
  • かがみでいず
    「トイレ、借りるね」 いつになく重い雰囲気のまま、こなたが腰を上げた。 「…………」 話がある、と言ってアポも取らずにやって来たのはこなたの方なのに、何の話も切り出さないまま30分余りが経過していた。 (こなたのやつ、何考えてるのよ……) かがみは言い知れぬ不安を感じていた。 普段ならくつろぎの場であるはずのこの居間が、全く違う異次元の空間であるかのような気さえしていた。 その時、かがみの携帯が軽快な着信音を奏でた。 「……こなた?」 携帯の液晶パネルは、たった今この部屋から出て行ったばかりの少女の名前を表示していた。 『題名:かがみへ』 「……?」 不審に思いながらも、かがみはメールを開く。 本文は何も書かれていない……かのように見えたが、改行が何回も入れられていた。 かがみはそれに促されるように画面をスクロールしていく。 連続する改行マークが途絶えた先、最...
  • 拝啓 柊かがみさま
    管理人注:作者さんからの前書きはこちらです 1 「拝啓 柊かがみさま  突然のお手紙で驚かれるかもしれません。不躾なことを先にお詫び致します。しかし、私は陵桜学園で過ごすこの最後の日を迎えるにあたって、かがみさんにどうしてもお伝えしておきたいことがあるのです。このことを決心をするまでには約二年もかかりました。それも、直接ではなく、このようなお手紙という形になってしまいました。さぞ意気地のない人だと思われるかもしれません。実際その通りです。私は臆病者です。ですが、これは私の、ない勇気を振り絞っての、最初で最後のお手紙です。少々冗長かもしれませんが、最後までお読みいただけると嬉しいです。  最初にお伝え致します。私は、かがみさんが好きです。クラス中の、学年中の、学校中の、いや世界中の誰よりもかがみさんを好きでいる自信があります。このお手紙には、その想いを全て詰め込んだつもりです。...
  • かがみ日らき
    私とこなたが付き合い始めてから数ヵ月。 その日、こなたはずっとソワソワしているみたいだった。 「かがみ~、何かして欲しいこととかない~?」 「薮から棒になによ」 「何だって良いじゃないか、かがみんよ」 う~~ん、こなたにして欲しいこと、かぁ……。 「ん~……宿題や受験勉強かな?」 「う゛……私がするんじゃなくて、かがみにしてあげたいんだよね……」 こなたに私がしてもらうことかぁ。 美味しいご飯でも作ってもらおうかな……。 ……でも、最近体重が……。 あんまり重くなって、こなたに嫌われたら嫌だから、我慢しなきゃね……。 「かがみ~、ないの~?」 「そうね、特にないわ」 「それじゃぁ困るんだよ、かがみん」 「なんで困るのよ」 おうむ返しについ聞いてしまう。 「むぅ、かがみは今のままでマンゾクなのかね~?」 「そうね……強い...
  • かがみとわたし
    「かがみとわたし」 ちゃんと告白したっていうわけじゃないんだけど、私とかがみは『恋人』だった。 それは先週、かがみと二人だけで教室で話していた時。ついかがみのことをからかい過ぎて怒らせてしまった。 その後、私はいくらかがみに話し掛けても、振り向いてくれなくて、しまいにはかがみが教室から出て行ってしまって。 私はあまりに悲しくて、胸が潰れそうになって泣いちゃったんだ。 いくら今「ごめんね」って言っても、かがみの耳には届かないのに。 だけど、かがみは教室に戻ってきてくれた。 泣いてる私を見て、「ごめんね」って言ってくれた。 悪いのは私なのに。泣かせてしまったことをここまで心配してくれるなんて。 私は、いても立ってもいられなくて、かがみに抱きついた。 わんわん泣きながら謝った。 なのに、かがみの方まで「...
  • かがみが残してくれたもの(前編)
    (・・・・・・?・・・・・・ここは・・・・・・?) 見覚えのある風景。高校の教室だ。 気がつくと私はかつての自分の席に腰掛けていた。 私の背丈には少しだけ余る大き目の椅子。 足が歪んでがたがた言う机。 いつも睡魔を運んできた南向きのガラス窓。 何もかもあの頃のまま。懐かしい風景が目の前にあった。 よく見れば服装もあの頃のもの。私はセーラー服を着ていた。 (・・・・・・こりゃ完璧だね) 女子高生という地上最強の権利を剥奪されて一年と数ヶ月。 大した時間が経ったわけではない。 けれどその期間を終えた者は例外なく思い知らされることになる。 行き場もないのに無尽蔵に湧き上がるエネルギー。 あの愛すべき時間はもう二度と戻らないのだと。 そう。二度と戻らない・・・・・・・・・そのはずだ...
  • こなかがスレSS保管庫・あらすじ一覧(11~15スレ目)
    こなかがスレSS保管庫・あらすじ一覧(11~15スレ目) ———————————————————————————————————————— 題名  作者名 投稿されたスレ  あらすじと設定(舞台、状況、関係、視点など)  前作→(本作)→続編(または派生作品) ※あらすじという名目上、極力控えめにしてはいますが、ネタバレになる事はあります。 ———————————————————————————————————————— 作者別保管庫(11スレ目) 零れ落ちるもの  4-234氏 11スレ目  こなたからの告白を拒否した次の日から、またいつも通りに接し合うようになったこなたとかがみ。かがみもそれを望んでいた。しかし後日、こなたは男から告白され、付き合ってみようかなと言い、かがみは困惑してしまう。  「始まりの予感」→(本作)→「想いよ叶え、君に届け」 全...
  • お姉ちゃんを観察!!-これも愛の形
    学校のチャイムが鳴りました。 お昼休み終わっちゃったけど…。 「ねえ、ゆきちゃん」 「はい、どうかなされましたか?」 「…学校…無くなっちゃったね…」 ――お姉ちゃんを観察!!-これも愛の形-―― 学校が壊れちゃったので午後の授業が出来ません…あれ?さっきチャイムが聞こえてたけど…? …あははバルサミコ酢~♪ 気にしたら負けですね。 お姉ちゃんは相変わらずこなちゃんとうにゃうにゃしています。 「か~がみ~ん♪」 「こなこな♪」 …そして「こなこな語」を話しています。 私には全く分かりません。 というかもはや日本語ではありません、そして地面が溶けてます。 こなちゃん達を中心に地面に大きな穴が空いてます。 きっと男子がドリルで掘ったからでしょうか。 「かがみん、...
  • かがみのみぞ汁
    「こなた~、こないだ貸したフルメタの短編集、ちゃんと読んだ?」 「う、うん。結構面白かったよ。てか、かがみ顔近いよ?」 「でしょでしょ? 原作のラノベだってなかなか面白いでしょ?」 (だから顔が…って、聞いてないか) 「はい、これ次の巻」 「いいっ!?」 「ささっ、読書の秋。さっそく次行ってみよう!」 『目と鼻の先-Eye Don't Nose-』 「行ってみよー!」というかがみの勢いに負け、私はその場で本を開いた。  ペラリとページを何枚かめくり、とりあえずカラーイラストに目を通す。 (おおうっ!早速巫女かなめ♪相変わらず四季童子さんのイラストは可愛いなぁ…)  なーんてことを思いながらちらりと目線を上げるとかがみのそれとぴったり合った。  じ~~~~~~っと言う擬音が聞こえてきそうなほど顔を近づけて、かがみは私の正面から こち...
  • かがみ姫と一泊
    「かがみ~ん♪」 「ちょ、ちょっと待てっ! やぁ……そこ、だめらってばぁ……」  ― 翌朝 ― 「きのうはよく おたのしみ でしたね」 『なあっ!?』 「か、かがみんがあんな大きな声だすから……!」 「ち、違うでしょ!? あんたが最後あたり調子に乗って……!」 「それじゃあ、もう一泊する?」 「ええ、いいわよ! 今度こそどっちが我慢出来なかったのか確かめてやるんだから!」  ― その日の夜 ― 「こうなったら先手必勝よっ! ……って、ど、どこをどうすればいいのかしら……。 あ、あれ? えと……」 「主導権を握ろうとして、結局失敗するヘタレかがみ萌え~」 「う、うるさいっ!」 「いい? ここをこうすると……」 「くあぅ...
  • かがみのおっぱい
    ある日の事だった。 今日もかがみが自分の体を気にしている事を私に漏らしていた。 かがみ「はぁ…また太っちゃったかなぁ?」 こなた「いやぁ、かがみんはこの位の量が丁度いいよ。」 かがみ「はぁ?何の話よ!?」 かがみがそういうと、私はすかさずかがみの後ろに回りこみ、かがみの胸を鷲掴みにした。 こなた「こことかね、ほら!」 かがみ「きゃっ…ちょっとこなた…やめなさいよ!!」 かがみはいつも期待通りの反応をしていた。 私はそのままかがみの胸を揉みまくった。 いつものように軽い冗談のつもりだった… 所が何だろう…段々変な気持ちになってくる。 かがみ「もう、いい加減にしなさいよ!やめてよ!!」 かがみの怒鳴り声でふと我に返り、かがみの胸から手を離した。 こなた「…ごめん、かがみ」 かがみ「あれ?...
  • こなかがスレSS保管庫・あらすじ一覧(19~23スレ目)
    こなかがスレSS保管庫・あらすじ一覧(19~23スレ目) ———————————————————————————————————————— 題名  作者名 投稿されたスレ  あらすじと設定(舞台、状況、関係、視点など)  前作→(本作)→続編(または派生作品) ※あらすじという名目上、極力控えめにしてはいますが、ネタバレになる事はあります。 ———————————————————————————————————————— 作者別保管庫(19スレ目) 彼方へと続く未来 三章 (前編)  1-166氏 19スレ目  こなたとかがみが仲直りできて、いつも通りB組で昼食を食べる4人。かがみは用があるからと言って早々に出て行ってしまう。こなたはアニ研の部室のひよりのもとに行き、どうすれば絵が上手く書けるのかを聞く。  「彼方へと続く未来 第二章 (後編)」→(本作...
  • 『ウソツキ』
    私にとって、かがみやつかさ、みゆきさんと一緒にいる時間は宝物だった。 キラキラと光る宝石のような時間は、何にも変えがたい大事な時間だった。 ・ ・ ・ だった。 『ウソツキ』 その日、何時ものように駅で待ち合わせたかがみの顔色が随分悪かった。 覇気はなく、うつむき加減で、やや青白い顔色。 隣のつかさに聞くと、寝不足と女の子の日が重なったのだという。 そりゃあ辛いだろう。 かがみは割と重くなるときがあるようで、こんな風に辛い表情をしたまま登校するのを何度か見かけたことがある。 おまけに、今回は寝不足も追加付与されている。 どうせ勉強に熱が入ったのだろうけど、ほどほどで止めておけばよかったのに。 せめて気持ちだけでも軽くなって欲しくて、そう言ったのだけど。 「うるさい」 一言で終わらせられ...
  • 作者の部屋(H3-525氏)
    ◆らき☆すた OVA こなかがEditionシリーズ それぞれの感情 そのソロ狩りの裏側で 夢の続き スポ根の舞台裏 星に願いを 寄り道の夜 ◆こなかが1/2シリーズ 第1-A話 3月20~28日 柊かがみの9日間 第1-B話 前編:3月18~28日 泉こなたの11日間 前編 第1-B話 後編:3月18~28日 泉こなたの11日間 後編 ◆待ち時間シリーズ ちょっと長い待ち時間(もう一つ待ち時間のかがみ視点) もう一つの待ち時間(ちょっと長い待ち時間のこなた視点) 待ち時間のその後に(↑の続編) ◆短編 数年越しの悪戯返し 携帯電話の表示の為に その一言が聞きたくて それは自然なことだから 言い訳から始まって 問い 分かったこと 愚痴 意思にて漱ぐ ルームサーチに気をつけて【エイプリルフールネタ】 厳禁 言葉の意味が知りたくて【こなかがコンペ参加作品】 遠いあな...
  • 小なた(4-4)
    ☆ 523 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2007/10/17(水) 04 36 48 ID Jm4GO1Fy かがみが体育祭に向けてジムに行こうかなって話で その後の本番に向けてじゃないの?ってゆうこなたの発言はどういうことなのか未だに分からないんだけど… 結局、「言ってほしいの?」「こいつマジでムカつく!」で締めたからよく分からなかった 524 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/10/17(水) 05 14 16 ID gOf7Ankm 523 身体測定 532 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/10/17(水) 08 35 34 ID O9E2KpAo 523 「読書の秋」「運動の秋」ときたら、次は何でしょう 533 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]...
  • かがみ様と選択肢
    かがみ様と選択肢 「おーす、こなた。お見舞い来たわよ…って寝てやがる…さては、また徹夜してたな」  間抜けな顔して寝息を立てているこなた。まぁ、こんな時間に寝てるって事は、“昨晩に何をやっていたのか”だいたい想像がつくというもの。  ネトゲ、もしくはゲーム、漫画、アニメ、挙げていけばキリが無い。まったく…風邪ひいてるんだから、大人しく寝てなさいっての。  しかしまぁ、起きていてもアレ…相手するのが面接くさいけど、寝ていれば寝ているで暇で仕方ない。ていうか起きてなさいよね!お見舞いに来ても…その、なんか微妙だし…。  それにしても、どうしようか…? →・こなたんゲットだZE☆  ・眠り姫だなぁ!こなたん!!  ・いただきますWWW  ・私は我慢弱い女だッ!  ・ウホッ♪いいこなたんWWW  ……いやいやいやいや!変態か私は!  そう!こなたに押...
  • 画像保管庫(21スレ~)
    7-438氏 雨の日のトラブル 赤い糸 避難所スレ2スレ目記念 [´・ω・`] 氏 眠れぬ夜 6-774氏 見つめる二人 19-737氏 お早めにお召し上がりください(かがみの誕生日記念作品) 狂信者M氏 織姫と彦星(かがみの誕生日記念作品) 18-349氏 双子とねこなた(かがみの誕生日記念作品) 11-307氏 えへへ、か~がみっ♪ あんず飴(かがみの誕生日記念作品) 泣きこなた(こなたを泣かせてみたい。をイラスト化) 11-228氏 梅雨☆doki 天の川の下で(かがみの誕生日記念作品) OVA衣装で けもけも コテ無し氏 テンタイカンソク 8-784氏 声を聴かせて 今日は何色? 当世腐女子絵図 マーキング いつだってラブフラグ イベントクリア 百合時空 下校途中でつかまえて 言わせてみたい(顔に書いてあ...
  • こなかがスレSS保管庫・あらすじ一覧(15~18スレ目)
    こなかがスレSS保管庫・あらすじ一覧(15~18スレ目) ———————————————————————————————————————— 題名  作者名 投稿されたスレ  あらすじと設定(舞台、状況、関係、視点など)  前作→(本作)→続編(または派生作品) ※あらすじという名目上、極力控えめにしてはいますが、ネタバレになる事はあります。 ———————————————————————————————————————— 作者別保管庫(15スレ目) 彼方へと続く未来 第二章 (前編)  1-166氏 15スレ目  こなたを怒ったその日。かがみはC組で、授業にも集中できずに後悔していた。放課後、かがみは黒井先生に呼ばれて、こなたが遠地の大学に行くことを黙っていた理由を聞く。  「彼方へと続く未来 第一章 (後編)」→(本作)→「彼方へと続く未来 第二章 (...
  • かがみ様の天使と悪魔
    かがみ様の天使と悪魔  ハァ…どうして風邪なんか…。  私、柊かがみは風邪をこじらせて寝込んでしまっている。うーん…コレはつかさに偉そうな事言えないなぁ…。  何より、こなた…こなたに会いたい。 「……うん…?」  目を開けると、そこにはこなたが居た。ニヤニヤしながら私を見ている。 「やふー♪かがみん。相変わらず良い寝顔ですなぁ♪」 「っ…!?何しに来たんだよ!帰れよ!」  こ、こなた…来てくれたんだ?  だけど、私の気持ちとは裏腹に私の口は意志に関係無く動いている。  こなたはニヤニヤと、嫌な笑顔のままペラペラと喋る。 「いやいや、かがみんが私に会えなくて寂しがってないかな~とか思ってネ☆」 「何を馬鹿な事ばっか言ってんのよ!むしろせーせーしてたわ!!」  うん、どうやら私の口は勝手に動いてしまうものらしい。  薄々気付いてはいたけれど…歯痒いわ。 ...
  • へんたいかがみさん集
    へんたいかがみさん 「ちょっとこなた、何の真似よコレ!?」 「だってこうでもしないと、かがみん襲ってくるじゃん!」 「だからって、こんな檻に手錠に……こなたってばそういうプレイが好きだったのね! 初めて知ったわ!」 「ち、違うヨ!? 変な誤解しないでよ!」 「言ってくれれば直ぐにでも拘束して、あ~んな事やこ~んな事をしてあげたのに……こなたってば恥ずかしがり屋さんなのね! 可愛い!」 「ひ、人の話聞いちゃいね~!?」 「さあ、こなた……意地悪しないで外しなさいっ!」 「い、嫌だよ! だってその手錠とかはめるだけでも睡眠薬とか盛って大変だったんだよ? それなのにかがみんてば3分くらいで起きちゃうし!」 「愛の力よ!」 「愛SUGEEEE!?」 「そして、愛の力があれば……ふんっ!」 「手錠引きちぎったよ、この人!? 外してとか言う必要無かったじゃん!」 「次は...
  • かがみのいない日常
     師走の語源は、お師匠のお坊さんがお経をあちこちであげる為に、走り回る程忙しかった所から取られたそうだ。  みゆきさんがそれっぽい事を言っていたから、多分それで間違いないのだろう。  実際、12月っていうのは期末試験があって、クリスマスイベントやら年末イベントやらをこなして、最後に有明と、私にとってものんびりとしていられない一ヶ月間ではある。  来週から始まる試験さえ終わってしまえば、後は楽しいイベントを指折り数えて待つだけだ。  それなのに…。今の私にとっては、どんなに楽しそうなイベントも、どこか色褪せたようにしか映らなかった。     「ふとしたことで~かがみのいない日常~」 「おはよう、こなちゃん」 「あ、おはよー。つかさ」  朝、教室で私達は今日最初の挨拶を交わす。  私がかがみと会わないように電車を一本ずらして登校するようになってから、これ...
  • 魔法の言葉 ~かがみ~
    こんなに近くにいるのに。伝えたいのに。 大きな声で大好きって言いたい。 でも臆病な私は伝えた後を考えてしまう。 パソコンに向かってる顔。 今はこっちに向かってないけど普段はその満面の笑顔で笑ってくれる。 その顔を見ることが出来なくなってしまったら? 傍にいることも出来なくなってしまったら? そんなこと耐えられない。 だからこの気持ちを閉じ込めよう。 ―――そんなこと出来るの? 今までだって何度も同じこと考えた。 夜に一人で考えて無理やり納得させて布団に入った。 でも待ち合わせ場所であいつの顔を見るとそんなことは無理だった。 それでもしようと思う。 この感情は普通じゃないから。 そうも思うのと反対に我慢すればするほど気持ちが溢れてくる。 好きなのに伝えられない。今、目の前にいるのに伝えられない。 それがとてもつらい。 ぽ...
  • かがみを抱き締めた。
    もう、止まらなかった。いつからだろう?いつからこんなに、かがみを大好きなんだろう? でも、今はもう、どうでもいい。 「・・・かがみ。」 「あったかい?」 かがみの匂い。安らぐ、眠くなる、落ち着く。それでも鼓動は早い。全身が日だまりにいるような感覚。 「あったかい。かがみの脂肪のおかげかな?」 「・・・つっこまなくていいか?」 「ジョーダンだよ。凄く、温かいよかがみ。」 もう、戻れない。きっとかがみも分かってる。いつもの戯れとは違う事を。いつもの私とは違う事を。 私の想いを。 聞こえる、私のモノじゃない鼓動。私のモノと同じリズムで刻む。とくん、とくん。 「ねぇ・・・こなた?」 「ん?」 私の背中にしなやかな腕が伸びる。そして私は捕らえられる。初めての心地。 「いつになったら、言ってくれるの?」 ...
  • 『かがみ開きすぎっ!』
    『かがみ開きすぎっ!』 「よ~し、これで準備はいいかな?ゆーちゃんはお泊りで、お父さんはおっぱらったし!」 今日は1月11日、私のとって欠かせない一日なのだ! なんと言っても、鏡開きだからね~。受験前でも外せないイベントだよ! なぜかって言うと、それはもちろん恋人の… ピンポーン 「こなたー、来たわよー!」 噂をするとなんとやらだネ! 「やほ~、かがみん!いらっしゃ~い。5時ジャストとは、さすがだネ。」 「お邪魔しまーす。って、今の三枝か!」 「おぉ、鋭い突っ込みをありがと~。でも前にやってた、つかさのパクリだけどね。」 「つかさ…やったのか…。」 とりあえず私の部屋に移動して、テーブルを挟んで座る。 先に飲み物とコップだけを用意しておく。やっぱ取って置きは最後にね♪ 「それにしても、鏡開きだから私を呼ぶなんて、あんたらしいわね。」...
  • 『答え』~かがみ~
    『答え』~かがみ~ 月曜日 いつもより遅く起きてしまった。 昨日の悩みのせいかな・・・ だがもう決意した。 こなたに好きな人がいようが、 私はこの思いをこなたに告げる。 私は朝食を少し早めに済ませ、 つかさと一緒に家を出た。 いつも通りの駅前。 こなたはまだこない 「あいつはまた遅いのか?」 「そうかもね~」 そうして待っていると、 向こうから青髪とアホ毛が見えた。 「こなた!遅いじゃないの!もうすぐ電車出ちゃうわよ!」 「ごめん・・・」 なんだか元気が無い・・・ 「なんだか元気が無いけど・・・どうかしたの?」 「ん?なんでもないよ?」 「そう?ならいいんだけど・・・」 本当はすごく気になった。 こなたが元気じゃなかったら告白してもな・・・ そうしていつも通...
  • かがみの誕生日
    玄関のチャイムを鳴らすとすぐに、「いらっしゃい」という言葉と共に扉が開いた。 私にとっては、もはや慣れ親しんだ場所で、友人の家に上がりこむときの特有の高揚感というものは感じられなかった。 「ハッピーバースデー」 と、お決まりの文句が私の第一声だった。親しい仲に改めて誕生日を祝うというのはどうも小っ恥ずかしく、 ちょっとした冗談も思わず添えてしまったのだが。 「お誕生日おめでとうございます」 一緒に来たクラスメイトもお決まりの挨拶をした。普段どおり礼儀正しく、なのに初々しく。 「おお、サンキュー」 ほら、そうしたらさっき私の冗談で怒っていた顔が、ふわりと柔らかくなって、私には滅多に見せてくれない 可愛らしい笑顔を隣に向けてしまうのだ。 こういうことになるのは分かっているのに……私はいつも素直になれないのだ。 目の前で微笑む私の大好きな人は、しかしそ...
  • 『問い』~かがみ~
    『問い』~かがみ~ 最近アイツのことが気になってしょうがない。 アイツとはいつも私の近くで私に迷惑ばかりかけるこなたのことだ。 最近は寝てもさめてもこなたのことばかり考えている。 確かにあいつのインパクトは凄まじい。 だが、最近は違う。 本を読んでいても、 何をしていても、 頭の片隅にはいつもこなたがいる。 なんなんだろう・・・この気持ち・・・ ・・・考えていてもしょうがない。 少なくても今考えててもしょうがない。 明日考えよう。 そう思っていたとき、携帯がなった。 こなたからだ。 「やふーかがみん」 「ん?どうした?こなた」 「いやぁ。明日日曜日だからうちで遊ばない?」 「いいね~私もどうせ暇だったし」 こなたに会えるし。 「じゃあ明日つかさを連れてそっちに行く...
  • まえかがみ・ぱにっく! TFK
     むー、と私はかがみを見て思わず唸った。  もちろん、このかがみはミラーの方で私の友達じゃない。でも私の頭の中では その鏡面に必死で笑いを堪える友人のイメージが見えた。  あ!耐え切れずにふきだしたなー!! くそう、ツンデレのくせにー! …って 何一人でやってるんだろ。  自分の妄想に向けられた理不尽な怒りを振り払うように首を左右に振ると、その動きに 少し遅れて私の髪も左右に揺れた。  いつもと同じ――お母さんと同じ、私の自慢の長い髪。  …前髪だけはいつもと同じじゃないけど。  さんざん長いモノローグを続けてきたが、冒頭の唸り声の理由はこのいつもより短い 前髪であり、私の不機嫌さの原因もこの前髪である。  以下回想。  今朝方、珍しく早く起きた私はこれまた珍しく余裕のある登校準備の最中に 急に前髪を整えようと思い立った。 (はい、オチが見えたって...
  • 白ずきんちゃんとおおかがみ
    「かがみん~」 学校も休みの週末、私はこなたの家に来ている。 「かがみんかがみん~」 今日はこなたの家ににお泊まりだ。しかも私一人だけ。だってそれは… 「かがみんかがみんかがみん~」 私たちが付き合ってからの一週間記念日だからなのだ~!えへへ…あ、いや、べ、別にノロケてるわけじゃないんだからね! 「かがみんかがみんかがみんかがみん~」 で、今お風呂あがってこなたの部屋にいるのね。これから寝ようかなってとこ。二人っきりで。二人…二人だけの…夜…。 「かがみんってば~!」 「ふぇあ!こ、こなた?」 「もぉ~、かがみんってばずっと呼んでたのに無視して~」「ご、ごめん。」 「赤い顔してボ~っとしてどしたのさ?それに時々ニヤニヤしたりして…」 顔が真っ赤になる。やばい、変なトコ見られてた? 「もしかして私との変な妄想してたのカナ?カナ?かがみんのえっちぃ~」 「なっ!ち、...
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