標高1,627メートル、宮城・岩手・秋田の三県にまたがる栗駒山は円錐状の裾野をもつコニーデ型の火山です。
東北地方のほぼ中央に位置し、山頂からは月山・鳥海山・蔵王連峰・駒ケ岳・
早池峰山、そして遠く太平洋までが一望できる絶景地です。
山頂付近には150種におよぶ高山植物が群生し、見事な景観のお花畑をなしています。
山肌にはブナの原生林・湿原・渓谷・滝・湧き水・雪渓など貴重な自然が手付かずのまま残され、野鳥や獣など数多くの生き物が生息しています。
春は新緑や市営深山牧場の放牧、夏は登山やキャンプ、秋は紅葉、冬はスキー。そして、一年を通じて楽しめる温泉は多くの湯治客が訪れます。