オーガローグ「全て明らかになった…“ガンター”は私の仮の姿。大きく力強いサナギのように繭を打ち破って、本当の私が生まれる……見るがいい…我こそはオーガローグ!!」
フィン「うあっ……たぶん…憶えてる…ずっと昔の僕は君みたいで、地球に衝突して、蝶か何かになったんだ。今まで僕が何百年もやってきた事は何もかも、くだらない冗談だった気がする…。」
紫のすい星「お前は岐路に立っている。ようやく自由になる時が来たのだ。“愛”から、“憎しみ”から、“友情”から、“孤独”から、“嫉妬から”、“秘密”から、“暴力”から、“テレビゲーム”から、“ワッフル”から、“悲しみ”から、“狂気”から、“権力”から、“忠誠”から、“君主”から、“口づけ”から、“母”から、“父”から、“悪しき者”から……」
フィン「……『見捨てろ』って言うんだね、地球を。でもそんなに悪い事じゃないみたい。」紫のすい星「その通り。ただ『新しい存在のし方もある』と示している。」フィン「……僕はこの体で頑張ってきたんだ。最期までこれでいたい。」