しもべのおじいさんを隷属させているマーセリンの振る舞いを許せないフィンは、「おじいさんと代わってもいい」と言い出した。出会った時からマーセリンを恐れる
ジェイクを尻目に、マーセリンはフィンを連れ出してどこかへと飛んでいった…。
マーセリンの子分となったフィン。一体どんな悪いことをさせられるか不安でいっぱいだ
蝶ネクタイの男の家にたどり着き、男を襲おうとするマーセリン。そうはさせまいというフィンの妨害を封じ、ネクタイの赤を吸ったマーセリンは、なぜか男に喜ばれていた。その後、召喚した死者たちを連れて
ナッツ公爵の城へ。公爵の次男祝いのパーティーを歌で盛り上げたマーセリンは、フィンに
えくぼ草の始末を命令。見た目の可愛さゆえに迷ったフィンだが、モンスター化したえくぼ草に食らわれながらもどうにか倒した。ここでフィンは、マーセリンの行動の裏にあるものにようやく確証を持つことができた。
二人のあとを追いかけながらフィンの救出をもくろむジェイクだったが、ヴァンパイアへの恐怖が躊躇させる…。そんな中、イチゴの園でフィンをマーセリンから“解放”する絶好の機会。「マーセリンは悪くない」とのフィンの声も聞かずに、陽光に晒されたマーセリンを仕留めにかかるジェイク。ここでフィンは機転を利かし、マーセリンの“支配”が解けた素振りをみせて、ジェイクを安心させた。
フィンへのイタズラを十分満喫した様子で、マーセリンはコウモリの姿でバックパックからこっそり飛び出し、空の彼方へ飛んでいった。