ソフトピープルの町からの悲鳴を聞いた
フィンと
ジェイク。町の住人は、金(きん)を略奪しに現れるモンスター“ゴールド・グラインダー”の脅威に悩まされていることを話していたが、巨大化して現れたジェイクを見て怯えだした。別の町・
ブロックピープルの町でも、同様の被害と反応。どうやら姿が似ているらしいのだが、ジェイクが犬だとわかると「かわいいわんちゃん」扱いしたのだった。
さしものジェイクも犬の本能には抗えない。腹を撫でられれば…このとおり
ジェイクは「自分が無意識のうちにゴールド・グラインダー化しているのではないか」との疑念を抱きはじめていた。そして、警報音を察知して変装を施して訪れた
トンガリピープルの町でもジェイクの素性が怪しまれ、ゴールド・グラインダーとして投獄されてしまった。ジェイクの潔白を示したい
フィンは、
牢屋男の金歯で本物のゴールド・グラインダーを誘き出すことに成功するも、相手の強さに打ちのめされてしまった。
さらに、その様子を見ていたジェイクが強烈な自己暗示によって“ゴールド・グラインダー化”してしまい暴走。ジェイクは本物を圧倒したが、金歯を手にしたフィンにも襲い掛かった。フィンはおもむろに
ヴィオラを演奏、そのヘタクソな音色がジェイクの記憶を刺激、なんとか正気に戻すことができた。