困っているのなら助けてあげようと考えるフィンをよそに、木の魔女から明らかに悪どい気配を感じ取っていたジェイクは、ダンディトークで煙に巻こうとする。だがなんとしてもヒーローを頼りたい魔女は、魔法でジェイクを人質にとり、フィンに綺麗なプリンセスの髪の毛採取を命令。相棒の命の危機には抗えないフィンは、しぶしぶプリンセスを探しに行くことに。
「髪の毛の用途を知られるな」との魔女の注意を意識しつつ、フィンはまず
マッスル・プリンセスや
ランピーと交渉。しかし、フィンのお願いは求婚と誤解され、不用意な発言で痛い目に遭い…女性とのやりとりの不得手さを痛感するフィン。交渉の手間を避けようと、
プリンセス・ビューティフルの墓を暴いて髪をいただこうとするが、髪を失って死亡していたので失敗。
ジェイクに助言を求めるため、一旦魔女のもとへ。しかしジェイクは魔女の尻攻めにより命の危機。ジェイクは「プリンセスを料理でもてなし、婚約してでも髪を手に入れろ」とフィンにハッパをかけた。意を決したフィンは
プリンセス・バブルガムにアタック。彼女の好きなスパゲティと勇気を振り絞った告白で、
バブルガムの髪の毛の入手には成功したが、ほとんどチューインガムなその髪では魔女は納得せず。やぶれかぶれでフィンは魔女に「醜いのは心のほうだ」と本音をぶつけたところ、図星を差された魔女はあっさり観念。泣きじゃくる魔女を見て気が咎めたフィンは、フードを取って自分の豪奢なブロンドヘアーを見せ、魔女にあげることにした…。
普段一緒にいるジェイクでさえ、このブロンドの豪奢さには目を奪われた
髪を手に入れた魔女は懲りずにワルの本性を見せたが、長すぎる髪で転倒し骨折。思わず大笑いのフィンとジェイクだった。