親にジェイクの事を話したレディによると、レイニコーン種と犬間の歴史が元で不安を感じているらしい。フィンは「ジェイクが犬だと判れば、お付き合いが破談になりかねない」と考え出し、ジェイクをレイニコーンに化けさせる作戦を思いつき実行に移したが、その完成度の低さを嘆くジェイク…そうこうしているうちに、
エセル・レイニコーンと
ボブ・レイニコーンが
ツリーハウスを訪問。「レイニコーンでいられるように、手伝ってくれないか」と、フィンにそっと耳打ちするジェイク。
フィン…人間がジェイクの“召使い”をしてることに驚くエセルとボブ。視力のおかげで今のところはジェイクの素性はバレていない。レイニコーンの遊びに合わせ、ジェイクをサポートするフィン。エセルとボブは、存在すること自体が珍しい人間のフィンに興味を示したようなのだが、扱いが徐々に荒くなっていく…まるで物やオモチャを扱うかのように…。
傷だらけの相棒を手にしながらも、レディの彼氏としての体面との板挟みに苦しむジェイク…
ズタボロにされたフィンは不満を漏らすが、レディとの仲のために耐えてくれと懇願するジェイク。しかし、おやつの時間に悲劇が起こった。妙な聞き違いで「フィン=美味しい」と捉えた両親が、フィンを喰らおうとしたのだ。大切な者同士の乱闘騒ぎにおののくジェイクだが、大切なマブダチを救うためレイニコーンの変身を解いて巨大化して止めに入った。姿を偽り、犬であることを隠したことを詫びるジェイクに対し、エセルとボブはフィンたちの想定外の嬉しそうなリアクション。心配していたレディがこの時合流、フィンたちに両親が犬好きであることと、ボブがかつて犬に命を救われたことを伝えた。
そして、レディが希望していたランチタイム。なぜか人間っぽく成型された“
豆の肉”と「懐かしい味」というエセルの言葉に、なにげに戸惑うフィンだった…。