あまりにもフレンドリーに接しすぎたため、プリンセスフラワーを枯らせてしまったフィンとジェイク。「
死の国に行って、花を蘇生させてもらおう」というフィンのアイデアを聞きつけた
ペパーミント・バトラーは、なんと二人のために死の国への入り口を開いたのだ。そして彼が「水は決して飲むな」と警告する前にそそくさと死の国へと入り込んだフィンたち…。
…そこはまさに魑魅魍魎やガイコツの跋扈する驚愕の空間だった。
死の国の門番鳥のゲートをあっさり通過し、ガイコツの
レスターと出会ったフィンとジェイクは、大量のガイコツとともに自分たち生者の肉を貪られそうになり、一目散に逃亡。…ここでバブルガムの「明日戻る・
アシータで戻る」の聞き違いをジェイクに指摘され、さらに焦るフィン。一旦は身を潜めることに成功したものの、ジェイクの放屁でまたもやガイコツらに発見され…気が付けば
光の城の手前。ところが、喉の渇きを訴えたジェイクが川の水の飲んでしまい記憶喪失に…。
光の城の庭は、王の趣味なのか砂で水の流れが表現されている
ジェイクを無理矢理引きずりつつ、
死の国の王へ花の件を直談判。王に「勝てば願いを叶える」とミュージックバトルを仕掛けられ、演奏が不得手なフィンはあっさり敗北。王の下す死の宣告に怯えるフィンは、とっさにペパーミント・バトラーの事を王に伝えた。すると王は、手のひらを返したかのような温厚な態度。「何だってしてやる」とジェイクの記憶喪失を治し、プリンセスフラワーを蘇生させたのだった。
どうにかバブルガムの帰還に間に合ったフィンたち。ハグするフィンたちの側で「お礼は肉が欲しい」とねだるペパーミント・バトラーの眼は、なにげに深い闇の光を湛えていた…。