ジェイク「シーラードは怠け者なんかじゃねェ。ぶっとい体を回して巣穴が潰れねェようにしてる。ビーバーたちは藁と小枝で補強工事だ。……こんな時、自然界の残酷さや厳しさってのもそれほどのもんじゃねェって気がしてくるぜ。弱い俺らには“助け合いの気持ち”があるからよォ。」
ジェイク「…終わった。家はぶっ壊れてる。こんなひでェ話がどこにある?言葉も無ェ………ウサギは、わりと平気みてェだ!元気に新しい場所を調べてる。これにはシカもびっくりだ。『ワケわかんね~』って感じで面白ェ顔で二度見して、シカは帰ってった。…みんな聞いてくれ!このウサギは負けやしなかった!!」
ジェイク「ウサギのヤツは正しかった。…崩れそうな小屋の壁でレンガになるなんてどうでもいい。もっと大事なことがあって、ウサギはそれを知ってんだ!……ウサギよ教えてくれ!………うわッ!!ああ~ん……。」