"聖橋女子高等学校"(ひじりばしじょしこうとうがっこう)は、東京都に本部を置く私立高校。
略称は聖橋女子。
概要
特徴
- 中高一貫の有名私立。学業に優れていて、偏差値は68。
- 部活動に関しては、活躍の分だけ支援を行う主義。そのため種目によりスポーツ熱が高い人と低い人が混在する。
- 女子バレーの強豪。部は全国大会の常連であり、設備も充実している。
- スクールカラーは濃紺。
- 全体をこの色で染めた軍服のような制服が特徴だったが、不評のため現在ではアクセント程度にあしらわれている。
女子野球部
地区大会では西東京大会に出場している。
前史
- まだ女子野球そのものが世間に認知されていない頃から部が存在し、常に全国大会に出場していた。
- その後女子野球にブームが訪れると、東京の高校には女子野球部が立て続けに新設され、聖橋は全国の舞台から遠ざかるようになっていく。
- 伝統校ゆえ活動は細々と続くも、近年の成績は地区大会の初戦敗退が殆どで、5年に1回健闘を見せる程度であった。
2008年
- 若宮瑞穂(3年)・大和理恵(3年)のバッテリーの活躍によりチームは躍進。
- 復調の兆しを見せるもチームは夏の都大会をベスト4で敗退。これは直近の全国大会出場以来の当時最高成績である。
- しかし、この年から聖橋女子が事業縮小を決定。長らく全国への切符を手にしていない女子野球部にも、風当たりが強まる。
2011年
- この年の部員は3年生が7人、2年生が4人の計11人。
- なんとこの年の新入部員は0人。いよいよ廃部の噂が立ち始める。
- 個人能力は中々だったが、オーダーや作戦は弱小校のソレ。
- 深刻な人材不足により、投手・野手に関係なく上手い順に守備を任された。
- 打順オーダーも早い者勝ちで自主的に書き込む形式。
- 大和純恵(3年)はポテンシャルを秘めていたが、遅い球のスゴさがチーム内で伝わらず控え。
- 夏の都大会決勝で2回途中から登板。そのまま試合終了(16回裏)まで1アウトという所まで投げ切る大車輪の活躍で、チームを悲願の全国大会出場に導いた。
- 全国大会ではノーシードで出場し2回戦敗退。破ったのは加賀秋子(3年)がスター選手として君臨していた能登南高校。
その後
- 女子野球部の全国大会出場に伴い知名度が急上昇し、古豪の過去も併せてメディアでも取り上げられる。
- 以来入部希望者が爆発的に増加し、東京でも有数の強豪に返り咲く。
卒業生
最終更新:2014年12月21日 00:59