カオスアイズ

血の如く赤い、材質不明の謎の魔玉。『混沌の涙』とも呼ばれる。
かつて、ヴェルト・ハーティアが自身の血液から作り出した石で、元々は『名も亡き者』が自身の手駒として創造した『破滅の獣』が封じられている。
現存する物が9個存在し、「その魔玉が埋め込まれた土地に生まれる生命体は、途轍もなく強大な力を持って生まれる」「ありとあらゆる物質を任意の物質へと作り変える」等と、一つ一つ効果が違う。
ただ、全てのカオスアイズに共通する部分に、「それがどのようなものであれ、如何なる願いすらも叶える」という特性を持つ。
『』に関わらぬ物質でありながら、その効力は殆どの存在、概念、無効化手段を上回る。こと願望機としては最上級に位置する。

だがそれらの全てに共通する事は、最終的には必ずと言って良い程に混乱と混沌、そして破滅を引き起こす引き金となるという事。カオスアイズの所持者は「その力で願いを叶えている」のではなく、その内に封印された破滅の獣の願いを叶えるように誘導させられているというのが正しい。封印されているとはいえ、破滅の獣の影響自体は完全に封じ切られていないのが現状である。

尚、カオスアイズにはありとあらゆる並行世界や時空を含めると模造品がかなりの数で存在する。
それらには世界を滅ぼしうる程の力は無いようだが、それでも願望機として作用する物が多く、それによる被害も多々起こっている。その為、真贋問わずカオスアイズの所持者は、アースライト機関によって処罰及び殲滅される可能性が高い。

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最終更新:2009年09月02日 16:09