| \ | 染井吉野🇯🇵 | 王桜🇰🇷 |
|---|---|---|
| 学名 | Cerasus × yedoensis (Matsum.) Masam. & Suzuki ‘Somei-yoshino’ | Cerasus × nudiflora (Koehne) T.Katsuki & Iketani |
| 和名 | ソメイヨシノ(染井吉野) | エイシュウザクラ(瀛洲桜)、タンナヤマザクラ(耽羅山桜) |
| 朝鮮語 | ワンボンナム(왕벚나무)、ワンボッコッ(왕벚꽃) | ワンボンナム(왕벚나무)、ワンボッコッ(왕벚꽃)、チェジュボンナム(제주벚나무) |
| 母系 父系 |
エドヒガン オオシマザクラ |
エドヒガン オオヤマザクラ |
| 起源 | 東叡山寛永寺(現・上野恩賜公園)の単一の樹のクローン 染井吉野の名は江戸後期に栽培し売り出した駒込染井村に因む エドヒガンとオオシマザクラの生息地は重ならないので、先人が人工交配で創造した園芸品種と考えられる |
済州島、全羅南道の自生品種 |
| 繁殖 | 自家不和合性により自然繁殖せず、接ぎ木や挿し木で繁殖 | 種子が実りづらいが、自然繁殖は可能 |
| 自生 | しない(あり得ない) | する |
| 交配 | 他種との交配は可能 | 同左 |
| その他 | 一代交雑種にしばしば見られる特徴として、自己繁殖力がない代わりに樹勢は強い 多数の木を同じ環境に植えると(クローンなので)同時期に一斉開花するため、花見場所の造成に便利 |
日本語「ソメイヨシノ(染井吉野)」の朝鮮語訳が「ワンボンナム(왕벚나무)」なので、下記「問題点」の事態が起き、朝鮮人とは話が通じない ソメイヨシノと同一種との誤認識から混植されており、遺伝子混入で純株(原種の王桜)が減っている |
| 問題点 | 日本語原文 染井吉野と王桜は別のものです |
⇒朝鮮語 ワンボンナムとワンボンナムは別のものニダ |
| 提案 | 王桜の和名をニセソメイヨシノ(偽染井吉野)に変更・統一する 日本語原文 染井吉野と偽染井吉野は別のものです |
海外向け表記は ‘Fake Somei-yoshino’ ⇒朝鮮語 ワンボンナムと偽ワンボンナムは別のものニダ |