あれは何年前の話だっただろうか、不注意のせいで私は宇宙船ドルフィン号と共にある惑星に墜落した。
状況は絶望的だった、30もの部品を失ったドルフィン号は惑星から脱出することもできなければ、飛ぶことさえできなかったのだ。
死を覚悟した私だったが、絶望の中に希望が残っていた。私は幸運だったのだ。
惑星で出会った、小さく不思議な生命体ピクミンが私に力を貸してくれたのだ。彼らのおかげでドルフィン号は元の力を取り戻し、私は故郷へと帰ることが出来た。
しかし運命は残酷だった。私が勤める会社、ホコタテ運送が倒産しかけていたのだ。私は社長の命令であの惑星へとルーイと共に逆戻り、新たな冒険が始まった。
借金返済のためにたくさんのお宝を持ち帰ってくるよう命令されたが、再びピクミンの力を借り、無事に任務は終了。
会社は無事に救われ、途中で瀕死となったルーイも回復し、私の生活は全て元通りとなった。
しかし再び私は大きな任務を背負うことになった。
「私達はあの惑星のデータを手に入れたい、あの惑星に行ったあなたに是非調査をお願いしたい」
あの惑星は地獄である、だがどこがで私の心に冒険をしたい気持ちが残っていたのだ。
今まで謎だったピクミンや原生生物の正体を知ることができるかもしれない。
私は断ることができず、家族に別れを告げ、会社にも説明し、私は一人であの惑星へと再び向かうことにした。
私の名前はキャプテン・オリマー。今回の3度目の冒険を記録したいと思う。
最終更新:2012年06月23日 20:51