いろいろあったが、東急ハンズ新宿店にて、カブトエビ飼育キットをゲット!
以前からやってみたいと思ってました。小学校時代に学研のかがくの付録でついていた飼育セットで飼育して以来。ウン10年ぶりです。あの時は、1週間くらいで死んでしまったんだよなあ…原因も分からずじまいで、結構ショックでした。
ペットについて
管理人は、2017年4月頃までハムスターを飼っておりました。4代目まで飼っていたので、だいたい8~9年くらいでしょうか。
4代目は、あまり飼い主の飼育意欲をそそらない無個性タイプで、惰性で飼っていた部分がありました。その4代目が亡くなったことで、「ハムはもういいか」という気持ちになりました。ケージ類全部封印。
初代(パール)が最も個性が強く、こっちが飼育慣れしてなかったこともあって衝突しまくりでしたが、ものすごく印象に残る間柄でした。なつかなかったにも関わらず一番長生きしたし。
2代目(普通のグレー)は暴れん坊でマイペース。飼育にも慣れたのでいい環境を与えることができ、なかなか楽しい飼育でしたが、寿命は一番短く、2年を超えずに逝去。
3代目(プディング)は、なんか元気のないハムで、もっさり。見ていてもハム的な愛らしさもあまり多く感じられませんでしたが、2年超えしました。
4代目(ロシアンブルー、という名をつけられた、カラーハムスター?)は完全無個性。3代目逝去後にやはりさみしくてすぐ飼ったのですが、最も普通でした。これが死にそうになったり元気を取り戻したりを繰り返し、2017年の4月にひっそりと亡くなりました。2年と3か月くらい?
カブトエビ欲求スイッチ
その後もうハムはいいやと思って、帰宅後は何も癒しが無くなっていました。
そんな折、何か癒しを欲した自分の目に入ってきたのがカブトエビの飼育。もしかして、こないだダーウィンで見た「タガメ」の回がスイッチを入れたのかも??
この数日、カブトエビ飼育関係のサイトを見まくりました。そこで過去に疑問だったことや詳しく知らなかったことがいろいろ頭の中に構築整理されました。もはや、飼うしかないな、と…
まずわかったことを整理すると…
- 寿命は1か月~1.5か月(3か月とか育てた人もいるらしい)
- 淡水で飼えるので飼育環境は簡単
- しかし水質変化には弱い。水道水は要カルキ抜き
- 水内酸素欠乏症にも弱いので水の汚れに注意
- 水温20~28度くらいで生きるため、初夏~夏の終わりくらいでしか生きない
最低限の環境条件があったわけです。
ガキの頃すぐ死んでしまった理由は…これらから推測するに、水温と水質か?
自分は北国生まれで、当時は盆あたりになると涼しく感じるような地域でした。
玄関口に飼育セットを置いていたけど、水温が低かったかも。
また、フロクものなので水槽も小さかったと思います。なので、汚れたらあっという間に水中の酸素が欠乏していたのでは。死んでた時、水が泥っぽくなってたし。
そんなわけで、購入したキットを使っての飼育では、過去の失敗を繰り返すことのないよう、1か月以上生存してもらいたいと思っています。
飼育キットの飼育方法のナゾ
いくつかのサイトで、共通で疑問に感じてる部分として
「タマゴは半分だけ使って、一週間ほどしても最初のタマゴが孵らなかったら、残りでもう一回やってみる」
という部分がありました。なぜ孵化しなかった環境でもう一回?
という考え方もあるでしょうが、もしかすると
- カルキ抜きしきれなかったため孵化しなかったのが、一週間で充分カルキ抜きできたからいける
というのがあるのでは?
そのくらい、水道水のカルキはカブトエビにNGっぽいようです。
某サイトでは、うまく育てるためには「蒸留水を使うのがいい」とのこと。
うーん、そこまで本格的には…
いよいよスタート
そんなわけで、帰宅してちょうど水の汲置時間が24時間を超えました。ついに飼育開始です。
①水づくり
育て方マニュアルによると、
- キット付属の水槽を洗剤を使わずによく洗い、水道水を1/3まで入れて1日置く
となっています。もともと汲み置きしていたので、水槽を洗った後に汲置水を入れました。
②トリオプス(英名。和名がカブトエビ)の栄養を入れる
生まれたてのカブトエビは、水の中の栄養を食うことで生きるようです。某サイトでは「ウッドチップを入れる」とありました。植物性タンパク質みたいなものなんだろうか。
ここで、見回ったサイトではほぼ共通して
「栄養を入れたら3時間置く」
とあったのですが…自分の購入したキットではそんなの書いてない! すぐにタマゴ入れになってる!!
いいのか? ほんとにいいのか?
③そんなわけで3時間放置
保険をかけ、栄養が水に溶けきるよう3時間待つことにします。
自分はいろいろ分析し仮説を立てるのが好きですが、年もとりいろいろ見回りすぎたせいか、どうも変にあたまでっかちになりすぎ…
ハムを初めて飼った時もいろいろ不安になりすぎて逆にハムに悪影響与えてたっけなあ。
ま、溶けるの待つのは別に悪くないかと。抜けきれなかったカルキがさらに抜けてくれるかもしれないし。
④タマゴ投入
こっちもうたたねしてたころ放置プレイ3時間経過。いよいよタマゴを入れます。ここで、これまた存在のよくわからない「チューブボトル」の登場です。
- この「チューブボトル」に水を半分くらい入れ、さらにその中にカブトエビのタマゴを半分入れる。
半分入れるのはいいんだけど、かんじんのカブトエビのタマゴがものすごく少ないんだが…
ネットで見た他のフクロにはもっといっぱい入ってたようだったんだけど。技術の進歩でそうなったのならいいんだが…これからさらに半分って、ものすごく少なくないか?
- チューブボトルのふたを閉じて1~2分くらいよく振って水を混ぜる
これも、何の意味があるんだろう…と思ったが、解説書の中に
「タマゴが水槽のふちについてしまうと生まれないので、ふちについたら水をかけてタマゴを水の中に入れてください」
とある。よく振るってのは、「乾燥タマゴを水になじませて浮かないようにする」ということなのだろう。よく振ったら、ボトルの中ですべて沈澱しました。
ボトルの中身を水槽に注ぎ、無事、水槽の中にタマゴがすべて沈澱したようです。
ただ、タマゴには全く見えません…全部ただの黒い粉、土のように見えます。ほんとにタマゴなんて入ってるんだろうか。解説書には、
「カブトエビのタマゴの袋の中には、タマゴと砂利が入っています。トリオプスの卵は茶色く小さな粒です」
とある。うーん…全部同じ黒い粒にしか見えないぞw
1~5日くらいで孵化するそうです。
解説書に
- タマゴを入れたら水槽にライトなどで光を当ててください。薄暗い場所では孵化しません
とある。
しまった…夜やるべきじゃなかったのか。ライトなんて持ってないぞ。アクアリウム初心者だし。
そこに注意書きが。
どっちやねん!!
本日はこれにて終了。明日(というかすでに今日)はお休みなので、孵化するか朝からずっと観察しようかな…
最終更新:2017年08月06日 00:44