生後20日目
4:30
朝早く目が覚めたら、逆立ち状態で亡くなっておりました…
生後20日目、およそ3週間の命でした。
さすがに画像はとりませんでした。結局、デジカメを見つける前に亡くなってしまった…
実は、いきなり亡くなったわけではありません。
8月11日(金)の朝からすでに異変が発生しておりました。
ことは、8月10日(木)にさかのぼります。
8月10日(木) 生後18日目
8月11日(金)に火災報知機の交換工事のために不動産と業者が部屋に入り立会いの下取り付けするとのことで、前日夜に、実に1年ぶりの中掃除。
ガンガン掃除機をかけまくり、いらないものをゴミ袋に詰め込み、ものをあちこち移動。そのため、部屋の中はほこりっぽくなり、飼育ケースも移動する必要が発生。いつもと違う場所に置いたのでした。
2時間ほどかけて掃除が終わり、すでに0時過ぎ。くたくたになり、そのまま眠りました。
で、朝起きて見ると…エビ蔵の様子がおかしい!
ひっくり返って、弱々しく手足を動かしているのです…
8月11日(金) 生後19日目
朝一でこれを見た瞬間、大きな衝撃を感じました…
過去に何度か見たことのある光景。
そう、いくつかの虫は、死ぬ前に共通してこういう行動を行います。
なぜかはわかりませんが、ひっくり返ってあおむけになり、手足をひくひく動かし、しばらくして亡くなるのです。代表的なのは、G…いや、やめておきます。
正直、終わった…と思いました。もうこうなると直しようがない。
掃除によって空気が埃だらけになったことで、水槽内の水が汚れたのか…いやたぶん違う。
おそらく、掃除のために配置替えをし、
その場所がエアコン直撃の場所だったからだ
と思う。水槽内の水温が20度を切るくらいになっていました…おそらくこれが原因。
大急ぎで風の当たらない場所にケースを移動し、室温も23度くらいまで上げ、経過を見守る。
しばらくたって、水底を這う動きなどもするようになりました。
しかし、水面に元気に上がっていくあの動きは見られない。弱々しく水面へ上がろうとするが、力及ばず水底へ落ちていく…それを繰り返し、その後水底にとどまるだけになりました。
ようやく成体になり、タマゴ生んでくれるかどうかが楽しみだったのに…
8月20日 生後20日目
そして、結局息を吹き返すことはなく、本日逝去しました。
いや、昨日の夜にはなくなっていたかもしれない。実は、せっかくの祝日、自分は火災報知機の取り換え工事の後爆睡し、夜に一度起きるもそのまま再び眠りこんでしまったのです。そして起きたのが今日の4:30…
2度の失敗の後に成体まで成長したので悔やむということはありませんでしたが、飼育ケースの移動で死なせてしまうというのは、なんとも飼育者として情けないです。結局、成体になったことでカブトエビ飼育の意識が失せてしまったのかもしれません。
あとはほっといてもタマゴ生むまで生きる
というおごりがあったのでしょうか。
亡骸を割りばしで取り上げ、ティッシュの上に乗せたところ…割りばしにひっついて離れない!?
そして割り箸を動かすうちに、しっぽがポロリ。ようやく箸からとれたエビ蔵の亡骸は、水内にあった時のような形は維持できず、ぐにゃぐにゃ。何かのごみのような…
以前別サイトで見たことがありましたが、カブトエビの体の素材は甲殻類のような硬さはなく、なくなると水に溶けるくらいフニャフニャなんだそうです。スプーンとかで取り上げるべきだったろうか。
いや…結局死んでしまったらこういうものなのです。
何度も虫や動物を飼育してきた自分はよくわかります。結局、生きていれば癒してくれるペットも、亡くなってしまったらみなこうなるんです。
エビ蔵、苦労したけど成体まで観測させてくれてありがとう。本日1日だけ、通夜的にティッシュ上で線香上げさせてもらいます。埋葬は明日…
タマゴ大回収を夢見ていた自分は、ちょっと放心状態です。
この連休はもともと天翔記In大河の画像回収にいそしむつもりだったので暇ではありませんが、この飼育ケースをどうしようかと。
水面に浮いていたいくつかのタマゴはもうすでにない。たぶん成体になったエビ蔵が食ってしまったのだろう。おまけにエビ蔵は産卵する前に逝ってしまった。たぶんただ乾かしても孵化の可能性は少ない。だが少なくともカブトエビが生息できる水になっているのは事実だ。
ならば…メーカーから取り寄せたタマゴの残りをここに投入しようか。たぶん20粒程度はタマゴが残っているはず。
ところが、孵化直後の「カブトエビの栄養」はない。さらには水も7~8分目まで入っている状況だし。孵化しても幼生が生き残れる環境には遠いような…
うーん…
あす、ドライイーストを買いに行こうか。もしくはウッドチップ。
どこに売ってるかは、今夜ネットあさりかな。
最終更新:2017年08月12日 15:44