●2017年8月26日(土) カブトエビ飼育51日目

結果

5日ぶりに更新です。
結局、動く物体はミジンコしか発見できず、そのミジンコも本日にはもう見かけられませんでした。
水質が明らかに異常です…これでは孵化してもすぐ死亡かな。

一度透き通ったはずの水が、水の蒸発によって濃くなった水内ドライイースト汚れ(と思われる)でまたくもり出し、それに応じるかのように水面の汚れは悪化。水の腐ったような臭いも現れ出す。もう、バクテリアは全滅してしまったのだろう…
これはおそらく、ドライイースト過剰による水質汚染が敗因だろう。今回は一度も差し水しなかったし。
でも、なぜかアナカリス(水草)は成長してるんだよなあ。ケースに入れなかった水草は全滅したというのに。
やはり、毎日朝昼にライトをあてて光合成させてるのが影響しているのだろうか。

2週間待っても孵化(もしくは孵化後の成長)がありませんでしたし、手持ちのタマゴもなくなりました。
なので、飼育ケースを解体することにしました。
その前に、シーズン4の回顧、反省を。

・残りのタマゴは、全部外れタマゴだった(孵化スイッチ入らず)
・孵化はしていたかもしれないが、栄養がうまくとれず即亡くなっていた(ドライイースト無効)
・孵化はしていたかもしれないが、ドライイースト汚れに耐えられず死亡した
・過剰ドライイーストで、バクテリアすら全滅した
・バクテリア全滅後のさらなる水質汚染で育成水にならず、その後孵化してもやはり死亡した

うーん、ほとんど推測にしかならないけど、やはりドライイーストが駄目だったと思う。
なにせ、ドライイーストは幼生の栄養として妥当なのかどうかの確証がない。分量も不明。水が蒸発した部分の縁の汚れ具合から、とにかく多すぎたとしか思えない…自分では少なく入れたつもりだったけど、あれでも多すぎたのだろう。
それより、ウッドチップは栄養としての確証があるのだから、何とか入手すべきだったのかもしれない。
もしくは、クヌギマットか。でもこれは、少量入手ができない(でかい砂袋サイズしか売ってない)。
しかし、これらの入手はあまりにも手間すぎる。一度3週間くらい育てられたわけだし、そこまでのモチベ上がらなかったというのが素直なところ。天翔記データ回収もあったからなあ。

結局、キットを入手するしか、次の方法はないのかねえ…
もしくは、初夏に田んぼから成体捕まえてきてタマゴ産ますくらいか。でもそれは完全に来年のお話ですな。

解体

そんなわけで、腐りつつある水をそのままにしてもおけず、一度解体することとしました。

まずは、水面に浮いた油および汚れをキッチンペーパーで吸い取り回収。これ、結局減ることなかったなあ…
バクテリアの死骸も混ざっているのでしょうか。

続いて、別途買ってあった小さな砂糖入れに、まだ元気な水草を回収。
結構鮮やかな色をしているので、これはこのまま育てようと思う。
そのため、ケース内の水をそのまま砂糖入れケースにスポイトで移動。まあまあ水が透き通ってるなあ…つまりは砂が汚れてんのかな?
ついでに、さんそ石も回収。あと2週間くらいは使えるのではないかと。

砂糖入れケースの水が満杯になったところで、残りの水をプラスチックコップへスポイト移動。もしかするとタマゴを吸い取る可能性があるので、観察しながら吸い上げ移動。うん、ごみ以外見つからんw

ギリギリまで吸い取ったところで、ケース内に残ったサンゴ砂(及び沈殿した各種汚れ)を回収。乾燥させて、孵化しなかったタマゴを最終確認・回収するためです。
以前から構想していた乾燥環境へ…

  • 大きめの紙箱のふたを用意。引き出物のタオル箱があったので、これを利用。
  • このふたに、まずアルミホイルをまんべんなく敷く。
  • さらにその上に、キッチンペーパーを二重にまんべんなく敷く。
  • さらに一・二枚重ね置きしたところに、濡れたサンゴ砂を乗せる。
  • 乗せたサンゴ砂をなるべく薄く伸ばす
  • 最後に上にもう一枚キッチンペーパーを乗せ、ごみがかぶらない様にする
  • 軽く叩いて少しキッチンペーパーに水を吸わせ、エアコンの下に置く

こんな感じで回収終了。2・3日あればうまく砂が乾いてくれるでしょう。
しかし、クリーム色だったサンゴ砂が、半分以上が黒くなってるなあ… カビなのか、水草の色が移ったのか。
そういや、エビ蔵は飼育箱の写真みたいな白い色じゃなく、薄緑色だったんだよなあ。アナカリスって、色移すんだろうか。

そして、飼育ケースの掃除。キッチンペーパーでひたすら汚れをこすって落す。
いやあ、汚れ取れる取れる。ずーっと気になってたんだよなあ。
しかし、壁面についてた汚れは白かったのに、拭いたキッチンペーパーをみると薄緑色。やっぱ水草の溶けたのなんだろうか。それとも藻なのか。
結構時間かかりましたが、とてもきれいになりました。飼育ケースよ、およそ1ヶ月半の間頑張ってくれてありがとう。

さてあとは、乾いた砂の扱いですが…もちろん乾いてからやることですが、
・タマゴ回収
・再び孵化テスト
どっちにしようかなあ…

タマゴ回収は、乾いた砂を水に入れて少しかき混ぜると浮いてくるらしく、それでとれるそうです。
ただし、大量にカブトエビがタマゴを産んでいた場合の話であり、孵化しなかった残りのタマゴとなると、10個あるかどうかだろうし…
とりあえず、砂が乾いたら水には入れずに、アルミホイルの上で選別してみようかな。
それで40個とか見つかるようなら、半分だけ回収して半分は再度孵化トライしてみようw

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最終更新:2017年08月27日 00:40