PS3用DLNAサーバソフトPS3 Media Server(通称PMS)をPanasonicテレビ
VIERA向けにビルドしたフリーソフトです。
PC内のメディアファイルをネットワークを介して直接テレビ等で再生することができます。
VIERAだけでなくDIGAや他のメーカのテレビにも使用可能です。
サーバー(PC等)に保存されたメディアファイル(動画・音楽・画像等)をネットワーク
を介して別の機器で再生するための規格のことです。
最新のデジタル機器の中にはDLNAクライアント機能に対応した製品が多く発売されてます。
*)Vista以降へのインストールの注意
Vista以降ではデフォルトのインストールフォルダである C:\Program Files
に対してアクセス制限が掛けられている為、正常に動作しません。
対策として、書き込み権のあるフォルダにインストールするか、
C:\Program Files\PS3 Media Serverフォルダに対してプロパティ画面の、
「セキュリティ」タブを開いて「Users」にフルコントロールのアクセス許可を
与えてください。
(変更内容)
バーチャルファイルのリンク機能の拡張
*.pmsvfのユーザー定義ファイルにリンクファイルのタイトル名及び
再生開始時刻を定義可能としました
書式
link_title = <タイトル名>
link_offset = <再生開始時刻(s)>
尚、これらの定義は必ず対象の link = <リンク元のパス> 記述の直前に
定義してください(link記述は複数定義可能)
Java 64bit対応
64bit版Javaがインストールされている場合、64bit版で実行されるように
変更しました。
また、64bit対応に伴ってJavaVMのヒープメモリの最大値をインストール時に
設定可能としました
*サービス起動の場合は
PS3 Media Server\win32\service\wrapper.conf
を各自の環境に合わせて手動にて書き換えてください
再生履歴フォルダの追加
再生履歴をRecently Filesフォルダとしてrootに追加しました。
フォルダ名はPMS.confにて recently_dir_name = <フォルダ名>
を設定することで変更可能です。
履歴を無効にしたい場合、PMS.confにてrecently_files = false
を設定してください。
また、履歴の数はrecently_count = <個数>を設定してください(デフォルト7)
(補足)
VIERA等ではプレビュを再生履歴から除外する為、一時停止や早送り等の操作が
行われたファイルのみを履歴に記録する仕様にしてます
バーチャルファイルのリンク機能の拡張
*.pmsvfのリンク機能にて、DVDISOや静止画、音楽ファイルにも対応しました
Mencoder外部字幕シーク対応
SRT/ASSの外部字幕ファイルを使用したMencoderのトラスコ再生にて
シーク時に字幕が先頭に戻ってしまう問題に対応しました
Mencoderのコーデック別パラメータ指定の拡張
Mencoderのコーデック別パラメータ指定をレンダラー毎に設定可能としました
renderers/*.confに codec_spec_script を定義するか、GUI上でコーデック別
パラメータ指定を行い、PMS.confに追加された codec_spec_scriptを
renderers/*.confに定義してください
TSノントラスコ再生不具合対応
MediaInfoの問題で一部のTSファイルがノントラスコ再生出来なくなっていたので
MediaInfoを変更しました
MP3のタイトル取得方式の選択機能追加
MP3等の表示タイトルをファイル名から取得するか、IDタグから取得するか
設定可能としました
PMS.confにて mp3_title_tag=true に設定する事でIDタグからTitleを取得、
falseの場合ファイル名からTitleを取得します(デフォルト)
変更時はデータベースを初期化する必要あります
DVDISOダウンロードファイル名の変更
AndroidにてDVDISOをダウンロード再生した場合、ファイル名からタイトルが
判るように仕様変更しました
DVDISO再生時のFPS変更
DVDISO再生時のFPSが29.97fpsになっていた為、デフォルト23.976fpsに変更しました
デフォルト値はPMS.confにてdvdiso_fps24 = false にすることで従来の29.97fpsに
戻すことが可能です。
また、#-ビデオ設定-# のDVDISO Force 24fpsにてモード切り替えが可能です
バーチャルファイルのチャプタ定義不具合修正
*.pmsvfファイルにチャプタ定義できなかったので修正しました
Android対応
Android対応が不完全だったので修正しました
BubbleUPuP+MX動画プレイヤーにて動作確認
TVTest再生ではMX動画プレイヤーよりBSPlayerを推奨します
補足)
・MX動画プレイヤー使用時の注意
一般設定にて終了ボタンをメニューに表示させ、再生終了時は
メニューの"終了"にて終了してください(ファイルがクローズしない為)
・トランスコード再生について
DVDISO等のトランスコード再生時シークが利きません
Androidアプリのダウンロード機能を使ってダウンロードしながら再生するか
持ち出し再生する事をお勧めします
・Mencoderのトランスコード画質について
モバイル向けにデフォルトでは画質を落してます。
高画質に変更したい場合、android.conf の CustomMencoderQualitySettings
の設定を変更してください。(vqmaxの値を下げる)
・録画したTSファイル等の持ち出しについて
モバイル向けにトラスコ転送する場合はMencoderよりFFMpegAVCEncoderの使用を
お勧めします。
ForceResizeにて好みの解像度に設定した後実行してください。
ファイルコンフィグレーション機能の改善
フォルダに対してtitle設定ができるように変更しました
Mencoder TSシークアルゴリズムの変更
mencoderにてts、m2tsをトラスコ再生した場合、-ssオプションの不具合により
正しくシークできない問題あり、そこでPMS側でシークアルゴリズムを変更しました
音声がAC3、PCM以外の場合はデフォルト無効、#-ビデオ設定-#のMencoder TS Seek
をtrueにすることで有効になります
ImageMagickのzipフォルダ内の静止画への対応
zip、rarフォルダ内の静止画に対してもImageMagickが有効になるように変更しました
静止画表示エンジンの変更
静止画表示エンジンをダイレクトからImageMagickによるjpeg変換へ変更しました
表示したい静止画ファイルの拡張子をPMS.confのimage_formatに追加することで
クライアントの性能に依存せず、ImageMagickが扱えるフォーマットであれば表示
可能になります
また、PMS.conf又はrenderers/*.confにimage_max_size=<幅>x<高さ>を定義
することで、指定サイズより大きな静止画を指定サイズへリサイズして表示します
ファイルコンフィグレーション機能の仕様変更
ディレクトリに対するコンフィグファイル(ディレクトリ名.conf)の
配置場所を対象ディレクトリの親ディレクトリから対象ディレクトリ内へ変更しました
バーチャルファイルのリンク機能の追加
*.pmsvfのユーザー定義ファイルに仮想マウントするファイル又はディレクトリ
を定義することでリンクが可能になりました(複数指定可能)
書式
link = <リンク元のパス>
バーチャルファイル機能の追加
*.pmsvfのユーザー定義ファイルを作成することで仮想メディアファイルを
作成可能としました
仮想メディアファイルのフォーマットはコンフィグレーションファイルと同等です
必ず再生ファイルの実態を含めたmencoderオプションを設定してください
またmencoderの-ssオプションにより再生開始時刻を変更可能としました
YouTube再生機能の改善
一部再生できなかったYouTubeアドレスに対応しました(2013/10/9)
PS3でのTS再生不具合修正
クライアントがPS3の場合、TS再生においてシークが正常に行なわれない等の
不具合があったので修正しました
XBMCでTextViewerが文字化けする不具合修正
クライアントがXBMCの場合、TextViewerが文字化けしていたので修正しました
タイトルリストソート設定の仕様変更
コンフィグファイルによるタイトルリストソート設定がサブフォルダに対して
継承されるように仕様変更しました
外部番組情報ファイル読込み機能の追加
<対象ファイル名>.infoのテキストファイルを番組情報ファイルとして
読み込む機能を追加しました(文字コードはSJIS)
外部番組情報ファイルの拡張子はPMS.confの
info_file_ext = <拡張子>
にて変更可能です
PMSforVIERAのHPで公開してるencode_m2tsにバンドルしているrplsinfo.bat
を使用する事でTSファイルからから外部番組情報ファイルを生成する事が可能です
TSファイルを再エンコードする際に使用してください
外部番組情報のテキストファイルにて改ページコード0x0C(^L)はページ送り、
テキスト終了コード0x03(^C)は以後表示中断する機能に割り当ててます