《野鉄砲》

No.1482 Character <第十六弾
GRAZE(1)/NODE(1)/COST(1) 種族:妖怪/獣

奇襲

(自動β):
 〔このキャラクター〕がプレイされて場に出た場合、目標の〔プレイヤー1人、またはキャラクター1枚〕に1ダメージを与える。

攻撃力(1)/耐久力(1)

「…」

Illustration:茶葉

コメント


鉄砲のような目潰しを行う物騒な妖獣。
鉄砲繋がりからか、(自動β)でプレイヤーも狙える狙撃を内蔵している。

「1コスト重い代わりに1枚のアドバンテージを取りながら狙撃を打つ」というコンセプトから、不意打ちが主な比較対象となる。
野鉄砲/16弾の場合は手に入るカードが貧弱ながらも1/1のキャラクターと確定しており、また、サーチ手段が多く作戦阻止されないキャラクターカードであるという点で勝る。なお、このカードをプレイした時点では目標を指定しないため干渉で要石などをプレイされた場合でもプレイヤーを目標にすることで完全に無駄にはならない。種族:妖怪であるので命蓮寺でノーコストプレイが可能であったり、場に出た後も物理術魔鏡代替レースとなる点も見逃せない。さらに鈴仙・優曇華院・イナバ/10弾伍番勝負「鳥獣戯画」を擁する種族:獣も持ち合わせるためデッキ次第ではキャラクターであることがより優位に働くだろう。
一方で、ドローするカード=デッキの中に入っているカードは往々にして1/1のキャラクターより強く、そこまで盤面にキャラクターを必要としない場合は不意打ちが採用されやすい。

何より、安定して相手プレイヤーに1点火力を飛ばせることがこのカードの持つ最大の利点である。
Visionにおいてコマンドタイミングで使えるプレイヤーへの直接火力カードは滅多に刷られないため、それだけで採用を検討したくなるデッキは多いはずだ。
妖魔夜行でシルバーバレットしたり、ネクロノミコン写本デッキのようにプレイヤーに火力を飛ばしたいデッキなら野鉄砲/16弾、序盤からくるみ/9弾などのキャラクターに火力を打ちたいデッキなら不意打ちと、運用目的によって使い分けていくのがいいだろう。


  • 余談ではあるが、原作で野鉄砲と一悶着あった山童とは、1ノード1コストでプレイ時の(自動β)奇襲を持つという点で共通している。向こうの方が攻撃力が1高いという違いはあるが、どこまでが意図されたデザインなのだろうか。


関連

関連

「野鉄砲」

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2014年10月04日 16:25