《ハートフェルトファンシー》

No.1110 Command <第十二弾
NODE(4)/COST(2)
効果範囲プレイヤー、手札、デッキ、冥界に及ぶ効果
発動期間:瞬間

【自分ターン制限】 抵抗(2)

 〔あなた〕はカード名称を1つ宣言する。〔相手プレイヤー〕は手札を公開し、宣言された名称と一致するカードを全て破棄する。

(自動β):
 〔相手プレイヤー〕が1枚のカードの効果で2枚以上ドローした場合、その干渉終了時に〔手札にあるこのカード〕を公開しても良い。公開した場合、〔相手プレイヤー1人の手札〕を全て見る。

「……私と戦う気があるようね。しかし大した理由も持っていない、と」

Illustration:きゃっとべる

コメント

久々に登場したハンデスカード。

宣言したカードをまとめて破棄することができる。どことなく姫海棠 はたて/PRに似たテキストである。と、ここまでなら情報戦と比較すると一歩譲る性能だと言われても仕方ないが、このカードの真価は(自動β)にある。

相手が強引な取引のようなハンドアドバンテージを得るカードをプレイすれば、その手札を覗き見することができるのである。しかも、こちらはこのカードを公開するだけでよく、相手はドローカードをプレイするたびに手札をピーピングされるため、ドローカードのプレイをためらわせることができる。
この牽制能力を活かすなら、手札に温存するのも良いだろう。一度見せるだけで相手の動きは鈍くなること請け合いだし、情報戦射命丸 文/5弾などのカードを、使いどころを見極めてハンデスすることができるので、より戦略を立てやすくなってくる。
逆に情報戦射命丸 文/5弾で相手の手札をを覗き見て、このカードで指名することで確実な成功を手に入れることも可能。能動的な使い方として、非常に相性が良いので覚えておきたい。

同種のカードが2枚以上手札にあることを確認した場合であれば、このカードは情報戦を上回る効果を発揮する。1:2交換が出来れば非常に強力なので、このカードで叩き落としてやろう。

  • 権謀術数月の都のような回収可能なカードに対しては非常に強いが、無縁塚十六夜 咲夜/5弾のようなプレイに特に制限のないカードは干渉でプレイされてしまうのが残念。
  • 上述の情報戦射命丸 文/5弾といったカードの他にも、バウンスとの相性はすこぶる良い。天狗デッキとの親和性に期待が持てるか。
  • (自動β)によるドローは相手プレイヤーのプレイしたカードによるものでなくても良い。例えば、水符「河童のポロロッカ」でドローさせた上で無理やり相手の手札を見に行く事も可能である。
  • 相手が特定のカードをサーチして手札に持ってきた直後であれば、最低でも1:1の交換には持ち込める。状況によってはピンポイントで妨害できるため強力。


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最終更新:2015年12月27日 16:27