《ハートフェルトファンシー》
〔あなた〕はカード名称を1つ宣言する。〔相手プレイヤー〕は手札を公開し、宣言された名称と一致するカードを全て破棄する。
(自動β):
〔相手プレイヤー〕が1枚のカードの効果で2枚以上
ドローした場合、その干渉終了時に〔手札にあるこのカード〕を公開しても良い。公開した場合、〔相手プレイヤー1人の手札〕を全て見る。
「……私と戦う気があるようね。しかし大した理由も持っていない、と」
コメント
久々に登場したハンデスカード。
宣言したカードをまとめて破棄することができる。どことなく
姫海棠 はたて/PRに似たテキストである。と、ここまでなら
情報戦と比較すると一歩譲る性能だと言われても仕方ないが、このカードの真価は
(自動β)にある。
相手が
強引な取引のようなハンド
アドバンテージを得るカードをプレイすれば、その手札を覗き見することができるのである。しかも、こちらはこのカードを公開するだけでよく、相手はドローカードをプレイするたびに手札を
ピーピングされるため、ドローカードのプレイをためらわせることができる。
この牽制能力を活かすなら、手札に温存するのも良いだろう。一度見せるだけで相手の動きは鈍くなること請け合いだし、
情報戦や
射命丸 文/5弾などのカードを、使いどころを見極めて
ハンデスすることができるので、より戦略を立てやすくなってくる。
逆に
情報戦や
射命丸 文/5弾で相手の手札をを覗き見て、このカードで指名することで確実な成功を手に入れることも可能。能動的な使い方として、非常に相性が良いので覚えておきたい。
同種のカードが2枚以上手札にあることを確認した場合であれば、このカードは
情報戦を上回る効果を発揮する。1:2交換が出来れば非常に強力なので、このカードで叩き落としてやろう。
- 権謀術数や月の都のような回収可能なカードに対しては非常に強いが、無縁塚や十六夜 咲夜/5弾のようなプレイに特に制限のないカードは干渉でプレイされてしまうのが残念。
- 上述の情報戦、射命丸 文/5弾といったカードの他にも、バウンスとの相性はすこぶる良い。天狗デッキとの親和性に期待が持てるか。
- (自動β)によるドローは相手プレイヤーのプレイしたカードによるものでなくても良い。例えば、水符「河童のポロロッカ」でドローさせた上で無理やり相手の手札を見に行く事も可能である。
- 相手が特定のカードをサーチして手札に持ってきた直後であれば、最低でも1:1の交換には持ち込める。状況によってはピンポイントで妨害できるため強力。
収録
最終更新:2015年12月27日 16:27